最終更新日:2023年11月10日
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「古着が好きだから自分で古着屋を開業したい……」という方はいらっしゃるでしょうか。しかし、「古着屋はよく利用するけど開業する、となるとどうすればいいかわからない」という方がほとんどでしょう。
そんな方のために、古着屋の開業に必要なものやおすすめの営業スタイルなどについてこのコラムで紹介していきます。とくに初めて自分で開業するという方は、ぜひ参考にしてください。
独立して店舗を構え、事業を始めようと思ったら必ず警察署に営業許可を取らなくてはなりません。事業によって必要な申請は異なり、飲食店なら食品営業許可といったようにどの業界に属するかで決まります
「古物商」という事業分野に該当する古着屋の開業に必要な許可は「古物商許可」というものです。警察署での提出後1ヶ月強ほどで許可が下りるので、早めに警察署に向かい提出しておくことをオススメします。
この許可がないまま開業してしまうと営業停止処分になってしまうので、必ず手続きを忘れないようにしましょう。
現代で古着屋を開業するにあたっては、まずインターネット販売から始めてみることをオススメします。なぜなのかを説明するために、インターネット販売のメリットをいくつか紹介しましょう。
店舗を経営するとなると宣伝が必要ですが、それにも多くの費用がかかります。ネット販売ならSNSを使って宣伝し、直接リンクを張って誘導することができますし広告費はかかりません。有料のネット広告サービスを利用したとしても低予算で済ませることができます。
従業員がたくさんいればその分人件費がかかりますし、募集したりシフトを管理したりするのも大変です。ネット販売ならばこの部分にかかる費用や労力をかなり削減することができます。
店舗になる土地や建物、部屋が用意できなくでも問題ないのがネット販売の大きな特徴です。新しく土地を借りたりしなくてもいいので土地代がかかりません。また、ネット販売ならば全国からも海外からもアクセスでき、顧客を増やすことにつながります。
実店舗で10時~21時営業・週休2日だとすると、営業していない時間のぶんは当然収益はありません。また、営業時間と生活リズムが合わない人は利用できず、そのぶん顧客獲得のチャンスを失うことになります。
ネット販売ならば24時間年中無休が可能なので、より多くの顧客を無理なく獲得することができるでしょう。
土地代の話も含まれますが、実店舗を構える場合にかかる家賃や維持代はネット販売ならば必要ありません。低予算で開業することが可能です。
ネットが普及し、さらにSNSを使っている割合が多い若者は、ネット上での販売ならば実店舗よりも関心を寄せてくれるはずです。年齢層がかたよりやすい実店舗の古着屋よりも多くの顧客を集められるでしょう。
これらのような点から、古着屋の経営に初めて挑戦しようとしている方はインターネット販売にチャレンジすることをオススメします。
古着屋を開業しても肝心の古着がないのでは営業できないので、商品となるたくさんの古着が必要です。よい商品を仕入れることで顧客のリピーター率が高まり、収益アップにつなげることができます。
古着を仕入れる方法としては
・ネットオークション
・買い取り
・フリーマーケット
などが考えられます。できるだけ安く仕入れたいものですが、ネットオークションやフリーマーケットは値付けをするのが個人なのでなかなか難しいかもしれません。また、買い取りならば買い取り価格を安くしすぎるとそもそも売りに来る人が減ってしまいます。
古着は買い取り価格と販売価格のバランスが難しいものですが、基本的にはメインを一般顧客からの買い取りとし、掘り出し物や珍しいものなどの発掘にネットオークションやフリーマーケットでの収集を考えるというやり方がいいでしょう。
古着屋は、開業してから時間が経つにつれて顧客を集めるのが難しくなりがちです。どのように人を集めるといいのでしょうか。
実店舗であれネット販売であれ、集客に必要なのは宣伝です。どんなにいい店ができてとしても存在を知ってもらわなければ客が来ることはありません。
そこで、今の時代にもっとも情報発信に優れているインターネットを効果的に利用していく、ということが不可欠です。いくつか考えられる方法を挙げていきましょう。
古着を探している人に目につきやすいよう、店のホームページを立ち上げる方法です。実店舗でもネット販売でも、ホームページがあればまずは存在を知ってもらうことができます。無料でホームページを作ることができるプログラムもあるので調べてみることをオススメします。
ホームページがひとつあるだけでは、存在を知ってもらうことができてもどこか近寄りがたい雰囲気があるかもしれません。
ブログ上で店の紹介や商品の説明をすることで親近感がわきますし、低スパンで更新することができれば「まさに営業中」と感じられて近寄りやすい雰囲気になるのではないでしょうか。
古着を探している人以外の目にも入りやすいのがSNSの特徴です。利用料金もかからず世界に発信できるので、宣伝にはかなりの効果が期待できます。
とくに服を取りあつかう古着屋ならば、インスタグラムを利用するのがオススメです。店舗の写真をうまく撮って投稿するだけでネット経由でも雰囲気が伝わりますし、気を使った文章も必要ありません。
ハッシュタグを効果的に付けることで店を探していない人に見てもらうこともでき、若者の支持も得やすいのがインスタグラムです。ぜひとも利用することをオススメします。
古着屋を開業するには、警察署で「古物商許可」を申請し許可を得ることがまず何よりも大切です。無許可営業とならないよう必ず申請しましょう。
また、古着屋を初めて経営するならばインターネット販売がオススメです。費用がかかりにくく顧客獲得も期待できます。
自分のちからで開業し、店を運営していくのは簡単なことではありませんが、現代のインターネットのちからを効果的に利用して人気の古着屋を作り上げていきましょう。
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