最終更新日:2023年11月10日
続々独立開業中!独立開業をした方々に人気のフランチャイズ本部ベスト10を公開中。
いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。
憧れの職業ともいわれる探偵業は、開業に一定の条件があり、調査には技術も求められる職業です。探偵業を個人で開業させるのが不安な場合には、フランチャイズに加盟して開業することも方法のひとつにあります。
ここでは、探偵業をフランチャイズ開業したときのメリットや必要となる開業資金の目安などについて解説します。探偵業の独立開業に失敗しないためにも、ぜひご覧ください。
探偵というと、ドラマやアニメなどで難解な事件を解決するようなイメージをもつかたも多いのではないでしょうか。そんな探偵は、フランチャイズで開業することができます。ここでは、探偵業の市場規模やフランチャイズで開業したときのメリットなどについて解説していきます。
探偵とは、企業や個人の所在や信用、または行動などの調査をおこなう機関のことで、興信所とも呼ばれています。全国に約5,600件ある探偵会社のうち、個人経営が約8割で残りの約2割が法人です。一般社団法人の日本調査業組合をはじめ、警察庁の監督下にある全国調査業協同組合など、法人の団体は30前後あります。
探偵業界では、年間300万件以上の依頼があるといわれています。依頼内容には、勤務先調査や所在調査などさまざまありますが、もっとも多いのは浮気や不倫調査で全体のほぼ7割を占めています。探偵業は、依頼数の多さからも、性別があるかぎり衣食住の職業と同じように、景気に左右されることなく運営できるビジネスのひとつといえるかもしれません。
探偵業は、フランチャイズでの開業も可能です。フランチャイズに加盟することでメリットを得ることもできますが、本部を選ぶときには、気をつけるべき点もあります。
探偵会社には、企業としてのブランド力をもつことが必要です。たとえば、探偵に仕事を依頼するなら、どんな探偵会社を探すでしょうか。実績がないような探偵会社では、依頼するのをためらってしまうはずです。もし、依頼したい探偵会社に豊富な実績があり、かつ業界での知名度が高いようであれば、安心して調査を任せることができます。
探偵業において実績というものは、開業してすぐに習得できるものではありません。時間と経験を積み重ね、信頼を得てやっと顧客を増やすことができるのです。ブランド力のある探偵会社に加盟すれば、安定した集客を得て継続した運営をすることができるのではないでしょうか。
フランチャイズは、加盟者が本部に対価を支払うかわりに、本部から経営ノウハウが一度に習得できます。さらに、事業を成功へ導くためのさまざまなサポートをうけることができるのは大きな強みになります。
開業前に、調査契約書や名刺など販促ツールや調査機器の貸し出しのほか、開業後にも定期的にサポート研修や経営指導をしてくれる本部もあります。また、探偵業が未経験であった場合でも、個人事業の開業では取得することができない必要な技術や的確なアドバイスをうけることもできるでしょう。
フランチャイズについて詳細が気になる方は、こちらのページをご覧ください。【フランチャイズとは?今さら聞けないフランチャフランチャイズとは?今さら聞けないフランチャイズを詳しくご紹介】
探偵は、誰でも就くことができる職業なのでしょうか。ここでは、探偵業をはじめるにあたって必要なことなどについて解説していきます。
探偵業は誰でも自由に開業できる職業でしたが、違法行為の横行などから2007年から探偵業法が施行され、開業においての規定が定められました。開業に学歴は不問ですが、経歴によっては開業審査で許可されない場合があります。探偵業を開業することができないおもな該当項目は、以下の通りです。
アメリカなどでは探偵になるために資格が必要ですが、日本国内においては国家資格や公的資格は一切不要です。しかし、探偵業を開業するには、探偵業法によって公安委員会への届出が必要となります。
公安委員会から許可を得ることができなければ、探偵業を運営することはできません。探偵会社のなかには、無届営業や届出書類の虚偽などで検挙されるケースもあるため、開業までの流れはしっかり把握しておく必要があるのです。
探偵の資格や届出に関して詳しく知りたいかたは、こちらのページもあわせてご覧ください。【探偵になりたい!探偵の資格、給料、開業方法を探偵になりたい!探偵の資格、給料、開業方法を丸ごと解説!】
探偵業界は、依頼者とのトラブルが多い業種でもあります。なかでも報酬料金での問題が多く、調査内容の違いで変動する追加料金などの報酬を、依頼者に理解してもらうのが難しいケースもあるようです。探偵業に調査技術がない状態で開業した場合、時間をかけることで調査費用をかけてしまうためトラブルになりやすくなります。
個人で探偵業をはじめた場合、こうしたトラブルへの対応が難しくなることがあるかもしれません。これが実績のあるフランチャイズであれば、万が一トラブルになったとしても、本部が解決策の提案などのフォローをしてくれるでしょう。
また本部の培われた経験から、調査ごとの単価が明確に設定されていれば、報酬料金でのトラブルが起きることも少ないはずです。個人開業では難しい探偵業も、フランチャイズなら経営面や技術面でのメリットが多く、独立開業にも成功しやすいといえるのではないでしょうか。
探偵業の料金体系は、基本的に調査員1名につき1時間あたりの単価で算出されることがほとんどです。また、案件の難易度や調査員の数のほか、期間の長さなどでも調査料金は変動します。案件によって遠方に移動する場合には、車の燃料費などが発生するケースもあります。
探偵会社にもよりますが、案件の難易度にかかわらず調査期間などを制限して一定の料金プランを設けている場合もあります。プランのなかには車の燃料費などの諸経費が含まれていることも多く、依頼者の調査内容によって選ぶこともできるのです。期間内に調査が終了すれば追加料金もないため、依頼者が安心して利用できるような料金設定になっています。
売上の相場としては1時間あたりの調査料金が約1万円前後で、夜間や深夜には割増料金となり約1万5千円前後です。1件につき1~2人で2時間調査し、1日2件の案件をこなせば、約4~8万円前後の利益となります。調査が長期にわたる場合には、ひとつの案件で100万円以上の売上になるケースもあるようです。
案件の内容はいろいろあるものの、依頼件数自体は多いので、安定した職業ではあります。しかし、探偵業は実力主義の仕事でもあるため、年収は探偵会社によって大きく異なるのです。
平均年収は300~400万円前後といわれていますが、依頼が少なければ年収300万円に満たないこともあるでしょう。しかし、依頼の多い探偵会社では、年に1,000万円前後を稼ぐ人もいるようです。
探偵業をフランチャイズで開業したときの月間収益モデルは、以下の通りです。開業したイメージのひとつとして、参考にしてみてください。
月間収益モデルの目安
売上高 | 約300万円 |
ロイヤリティ (売上の5%) |
約15万円 |
商標使用料 | 約3万円 |
人件費 (専業従業員2名) |
約50万円 |
宣伝広告費 (チラシ・広告掲載など) |
約18万円 |
諸経費 | 約9万円 |
営業利益 | 約205万円 |
探偵業を開業するには、車をはじめ、カメラや録画機材など、調査に必要となるものを揃えなくてはなりません。しかし、商品を売るわけではないため在庫を抱える必要がなく、無店舗でも開業できます。そのため、少ない資金で、かつ低リスクで開業することが可能です。個人事業として探偵業を開業した場合、開業資金の相場は約200万円前後になります。
探偵業は、店舗や在庫を必要とするようなほかの業種よりも、初期投資費用をおさえて開業できる点が大きなメリットです。では、探偵業をフランチャイズで開業すると、どれくらいの費用がかかるものなのでしょうか。ここでは、探偵業のフランチャイズを展開している2つの企業と、それぞれの開業費用の目安をあわせてご紹介します。
〇コンシェルジュリサーチ
自宅開業や副業としての週末起業など、事業展開を自由に設定できるのが大きな特徴です。開業するコースによっては、加盟金や研修費などが不要な0円開業できる魅力的なプランもあります。研修内容も充実しており、加盟者が遠方の場合にはオンライン研修も可能です。
開業資金の内訳
加盟金 | 約50万円 |
研修費 | 約40万円 |
開業サポート費 | 約10万円 |
必要開業資金 | 約100万円 |
「コンシェルジュリサーチ」のフランチャイズの詳細は、以下のページでご覧いただけます。
フランチャイズでは、個人事業としてはじめるのと過程が異なるため、開業を検討したら事前に把握しておく必要があります。ここでは、フランチャイズの開業までの流れを確認しておきましょう。
〇資料請求……興味をもった本部があったら、まずは資料請求をして情報を集めましょう。資料請求は本部の公式サイトや電話などでも申し込みが可能です。
〇説明会・面談……資料を熟読して、さらに詳しい情報を入手するため説明会に参加してみましょう。本部によっては個別でおこなわれる場合もあります。本部社員と直接話せる機会になるので、疑問に思うことなどは遠慮なく質問しましょう。
〇審査……加盟する意志が固まったら申し込みをしましょう。申し込み後は、本部からの審査をうけることになります。
〇契約締結……契約期間や開業資金などの契約内容を確認して、問題がなければ契約締結です。
〇研修……探偵にまつわる基礎知識や調査技術の研修がおこなわれるほか、経営戦略なども学ぶことができる本部もあります。
〇開業……開業後は、本部から提供された経営ノウハウを身につけ、調査技術を磨きながら経営をすすめていくことになります。
探偵業をフランチャイズ加盟で開業するなら、まず本部の資料請求をして情報を集めることをおすすめします。興味のある本部を見つけたら積極的に説明会へ参加をして、疑問に思ったことや不安なことなどを質問してみましょう。
説明会は、無料でおこなわれていることがほとんどで、参加をしたら必ず契約しなければいけないというわけではありません。契約期間や開業資金などの加盟条件を比較しながら、自分にあった本部を探してみるのもよいでしょう。
探偵業を運営している事業は、全国に約5,600件あり、年間の依頼数はおよそ300万件にもなります。探偵業をフランチャイズで開業すれば、本部からのさまざまなサポートをうけることができます。さらに、ブランド力の高い本部であれば集客も安定しやすくなるでしょう。
探偵業の開業には、国家資格などは必要ありませんが、公安委員会での申請は必要で、一定の条件を満たしていないと開業許可がおりないこともあります。
多くのフランチャイズ本部では、無料の説明会を開催しているので、興味をもったら積極的に参加をして情報を集めることをおすすめします。本部によって異なる契約期間や開業資金などの内容を比較していけば、自分にあった探偵業の本部が見つかるかもしれません。まずは資料請求をして、探偵業への一歩を踏み込んでみましょう。
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