融資と日本政策金融公庫のお話【第25話】資本金が少なくても融資は可能なのか？ - フランチャイズのお役立ち情報

融資と日本政策金融公庫のお話
【第25話】資本金が少なくても融資は可能なのか？

最終更新日：2023年11月3日

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太郎さん

太郎さん
資本金が少ない方でも融資可能なのでしょうか？

田原先生

田原先生
融資は、資本金の金額だけで決めているわけではないので、資本金が少なくても融資は可能ですよ。
事例でご紹介致します。
資本金50万円で、創業してすぐに、売上が200万円あり、通帳には、100万円残っておりました。
この通帳のお金100万円を自己資金として、融資を行った結果、600万円の借入に成功しました。
この事例からもわかる通り、資本金だけで判断しているわけではありません。

太郎さん

太郎さん
事例だとすぐに売上が200万円上がってますが、もし全く売上がない方だとどうですかね？

田原先生

田原先生
資本金が少なくても、通帳に代表者の個人口座からお金を移行させ、自己資金を増やすことで、融資を受けることもできます。

太郎さん

太郎さん
会社の資本金に、代表のお金を足して自己資金を計算しても良いんですね！

田原先生

田原先生
そうですね。
代表の通帳は必ず見られます。その通帳で、少しずつお金が貯まっており、そのお金を法人口座に移した場合には、自己資金としてみなされます。
しかし、誰かに借りたお金や、いきなり通帳のお金が増えて、そのお金を法人口座に移している場合には、自己資金としてみなされないことがありますので、注意してください。

太郎さん

太郎さん
会社のお金と、個人通帳のお金の流れを見て、融資できるかどうかを審査されるんですね。

田原先生

田原先生
その通りです。

太郎さん

太郎さん
話が少し変わるのですが、開業する際に設備投資をする場合、「現金で購入」するのと、「リース契約」するのではどちらが良いのでしょうか？

田原先生

田原先生
現金で購入すべきか、リース契約にすべきかについては、次回【第26話】でご紹介致します。

(第26話へつづく)

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