最終更新日:2023年11月3日
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世界最大のショッピングサイト・Amazonはさまざまな商品を取り扱っており、手に入らないものはないのではないかとさえ思えるほどの品揃えです。
Amazonがこれほどまでに巨大なショッピングサイトに成長したのは、ロングテール戦略を実践したからだといわれています。
そこで今回は、Amazonが実践して成果を出しているロングテール戦略を紹介します。
ネットショップ運営に役立つ戦略ですので、これからネット事業への参入を考えておられる方はぜひ参考にしてください。
ロングテールは直訳すると「長い尻尾(テール)」という意味です。
SEOやマーケティングにおけるロングテールは、市場に占めるニーズは少ないものの、一定以上のニーズがあって無視できないものを指します。
マーケティングにおけるロングテールは、需要は少ないものの、一定数の需要がある商品を指します。
人気商品と比べてひとつひとつの売り上げは少ないものの、ロングテールの商品を複数集めることで大きな売り上げとなります。
SEOにおけるロングテールは、検索回数が少なく上位表示が狙いやすいキーワードを指します。
複合キーワードとも呼び、単一のキーワードではなく、複数の単語を組み合わせて検索されます。
検索回数が多いビッグキーワードは競合サイトが多く上位表示の難易度が高いですが、ロングテールキーワードは競合が少ないので上位表示が狙いやすくなります。
冒頭でも触れたように、Amazonでは実にさまざまな商品を取り扱っています。
「この商品は在庫になるだけでは…」と心配になる商品も多々あります。
しかし、それこそがロングテール戦略の肝で、実店舗では取り扱いがない商品を取り扱うことで売り上げにつなげています。
たとえば実店舗の書店では取り寄せになって届くまで時間がかかる書籍でも、Amazonは在庫として置いておくことで即日配達を可能としています。
そうしたロングテールの商品はAmazonの売り上げの過半数を占めており、Amazonがここまで巨大に成長したひとつの要因となっています。
ここまでの説明でお気づきの方は多いかと思いますが、これはAmazonという巨大ショッピングサイトだからできる戦略です。
普通のショッピングサイトで1年に1回しか売れない商品を在庫として抱えるのは非常にリスクが高く、在庫赤字のリスクが伴います。
では、個人事業主にはロングテール戦略できないのかというと、そうではありません。
Amazonのように多種多様な商品を揃えるロングテール戦略は難しいですが、SEOでならロングテール戦略は可能です。
ネットショップに訪問するユーザーのほとんどは検索エンジン経由です。
先にも解説したように、ビッグキーワードは競合サイトが多く上位表示が難しいですが、ロングテールキーワードなら上位表示はそれほど難しくありません。
ビッグキーワードと比べると検索回数は少ないですが、ロングテールキーワードは少数ながらも需要があります。
また、複数の単語を組み合わせて検索するロングテールキーワードは、ユーザーがピンポイントで商品を検索しているため、キーワードと商品のマッチ率が上がり、コンバージョン率が高くなるという利点もあります。
たとえば「中古車」というざっくりとしたキーワードより、「中古車 軽自動車 スズキ ワゴンR」といったような複合キーワードの方が検索の精度が上がります。
ビッグキーワードで上位表示を狙う戦略も必要ですが、数が少ないロングテールキーワードを狙うのも有効な戦略です。
ひとつひとつの検索回数は少なくても、複数のロングテールキーワードで上位表示ができればアクセス数アップになります。
以上のように、SEOにおけるロングテール戦略なら個人事業でも充分に実践可能です。
ロングテールキーワードはサジェスト機能(検索候補)やGoogle Adwordsの機能のひとつである「キーワードプランナー」などで調べることができます。
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