最終更新日:2023年11月10日
続々独立開業中!独立開業をした方々に人気のフランチャイズ本部ベスト10を公開中。
いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。
一昔前には、自宅でできる仕事といえば内職など限られた職種だけでした。しかし、インターネットが普及するにつれ、自宅でできる仕事のバリエーションが広がっています。自宅で仕事ができれば、育児と家事の両立でなかなか外には働きに出られないママたちや、家族の介護でフルタイムの仕事がしにくい人にも、収入を得られるチャンスが増えるはずです。そこで、自宅でできる仕事にはどのようなものがあるのか、例を挙げながら紹介します。
“自宅でできる仕事といえば、まず思いつくのが内職です。インターネットが普及する前までは内職の仕事が在宅ワークとして一般的でした。内職業者から箱詰めで作業するパーツが自宅に配達され、納期までに自宅で作業するという流れです。場合によっては、担当する分の引き受けや納品を自分で業者に出向いて行わなければならないこともあります。そのため、仕事の仕組みや手順を各ケースで確認し、対応可能かどうか判断して始めなければなりません。
内職の種類はさまざまあり、誰でもできる簡単ものとしては貼る作業があります。たとえば、商品パッケージにバーコードシールを貼る作業や、ダイレクトメールに宛名シールを貼る作業などです。細かいシールを貼ったりカーブのある曲面に貼ったりする作業は少し手間がかかり、難易度も上がりますが、大きなバーコードシールを平らな面に貼ればいいだけの作業ならば比較的簡単です。単価は1枚あたり高くても1円ほどで、安いものならば1円に満たない場合もあります。
詰めるという作業も簡単なものが多く、ポケットティッシュの中に広告を入れる作業や、ガチャガチャのカプセル詰めなど、シール貼り同様に作業の種類はさまざまです。ほかにも、広告などを指定された折り方で折りたたんで封筒に入れるDM封入れのような作業や、手作りアクセサリーなど細かいパーツの袋入れなどの作業もあります。なお、詰める内職は同時にシール貼りも行うというケースや、お菓子の箱詰めなどで包装までする場合もあるため、単価は1円前後から10円や20円など作業の複雑さなどで幅があります。
組み立ての作業では、箱の組立や紙袋折りなどのほか、祝儀袋を折る仕事、三角くじを折る仕事など、同じ紙製品の組み立て作業でも大小バリエーションがあります。また、バラバラの状態で部品が届き、ボールペンやメイク用品を組み立てて完成させる作業もあります。加工の内職としても、雑貨や衣類の簡単な加工からゴム製品のパーツを切り離すバリ取りのような作業までさまざまです。また、技術のある人なら刺繍やかけはぎ、工業用ミシンを使った本格的な縫製まで選べ、内職の幅が広がります。さらに、アクセサリーやデコグッズを作る作業のように、新しい種類の内職も増えています。当然、本格的な針仕事や手間のかかるアクセサリー作りになると単価も高く、数百円から千円以上する作業もあります。”
“パソコンが打ててインターネットに接続している環境があるなら、在宅ワークとしてデータ入力の仕事をすることも可能です。クラウド系のサイトでもデータ入力作業が募集されており、特に資格や経験を必要とせず、パソコンが打てれば誰でも簡単にできるものもあります。たとえば、名刺に記載されている住所や企業名、企業が行ったアンケートの内容、ある程度長文の原稿を入力するなどの作業です。また、ECサイトを運営している企業では、細かいデータの入力を外注に出していることもあります。さらに、指定の情報をインターネットでリサーチしてリスト化する仕事や、URLをコピペするだけという作業が募集されていることもあります。
見たままの文字や数字を入力するだけの作業やコピペだけの作業の場合は特別なスキルを必要としないため、パソコンが打てれば入りやすい仕事だといえます。データの入力先は専用のフォームもあればエクセルなどを使う場合もありますが、事務系の仕事をしていた経験がある人ならば、昔仕事でやっていたこととさほど変わらないということもあるでしょう。ただ、誰でもできる簡単な仕事だけに単価も1円や1円に満たないことも多く、まとまった収入を得るにはある程度のタイピングスピードで数をこなす必要があります。
ほかにも、ワードでの文書作成、エクセルやパワーポイントを使った資料作成などがデータ入力の仕事として募集されることもあります。ある程度指定のソフトを使いこなせるスキルや、要点を捉えてわかりやすい資料として仕上げるスキルが必要な仕事ですが、そのぶん単価は高く設定されています。そのため、事務職などで資料作成の経験がある人なら培ったスキルを活かすことが可能です。
データ入力の仕事は内容によって文字単価が変わり、誰でもできる簡単なものから専門性の高いものまでいろいろあります。もともとある程度スキルを持っていた人なら、得意なことを活かして自宅で稼げる方法でしょう。また、慣れてくればタイピングスピードが上がり、スキルアップできる可能性はあります。ただ、早ければいいというわけでもなく、データ入力の仕事では正確に入力するということが重要です。ミスなく正確な仕事を数多くこなせれば信用も上がり、受注もしやすくなる可能性があります。”
“パソコンを使ってできる在宅ワークのひとつとしてライティングもあり、クラウドソーシングでさまざまなライティングの募集が出ています。クラウドソーシングの会社は複数あり、仕事の流れなど方式が多少異なることがありますが、上手に活かしながらフリーランスでライティングの仕事をしている人が多いです。
具体的には、指定のテーマやキーワード、文字数が与えられ、指示に沿った記事を作成します。記事の内容については幅が広く、生活に関連する内容から医療や不動産売買など専門性の高い内容までさまざまです。記事の種類としては、口コミや体験談のようにある程度主観的な内容を含むものや、サービス、商品などを客観的に紹介する紹介文、読者の参考になるようなコラムなどがあります。文字数は百文字程度の短文もあれば、数千文字の長文の案件まで幅広く、初心者ならまず短文から始めてみるといいでしょう。書いているうちに文章の書き方にも慣れ、徐々にステップアップしていくこともできます。また、知識のあるテーマや興味を持ったテーマから取り組むのもスタートとしては入りやすいです。
クラウドソーシングのサイト上には、登録しているライターならだれでも参加できるタスクとして公開されている案件があります。タスクは比較的文字数が少ない短時間でできる案件も多く、設定された作業時間内にライティングを終えて投稿すれば後は承認待ちです。タスク形式の案件は単価も低く、1文字1円に満たないことも多いですが、初心者でも取り組みやすい内容のものもあり、ひとつひとつこなしながら経験と実績を積んでいくことができます。
一方、プロジェクト形式や専属形式などの場合は納期が設定され、特定のライターに数本まとめて仕事の依頼が発注されることもあります。プロジェクト形式や専属形式の案件を担当するためにはトライアルやテストが課されることもありますが、通過すると1文字1円以上のような単価の高い仕事に参加できる可能性が高まります。納期を守りながら質の高い文章を納品していけばクライアントからも信頼され、再び依頼がもらえる可能性も高まるでしょう。
ライティングにかかる時間は案件にもよるため一概にはいえませんが、慣れれば2000文字を1時間程度で書けるようになることも多いです。1文字1円として計算すると時給2000円ほど稼げることになり、スキルアップしていけばパートやアルバイトで働くよりも稼げる可能性もある在宅ワークです。ただ、単純に2000文字を1時間で書けるようになるというわけではなく、案件によってはリサーチなど下準備に時間がかかることもあるため一概にはいえず、選ぶ仕事によっても収入が大きく違ってきます。”
“英語をはじめ外国語に長けている人ならば、語学力を活かして翻訳の仕事をすることが可能です。翻訳を手がける会社が直接募集を出すことがあるのはもちろん、クラウドソーシングでも翻訳の仕事を募集していることがあります。仕事のやりとりの詳細は仕事によってさまざまですが、インターネットを利用できれば、在宅で受注から納品まですべてインターネット上で完了します。
実際に翻訳の仕事をするためには基本的な語学力を備えていることは必須です。たとえば、英語なら海外在住経験があることやTOEICで800点以上を取っていることが条件のひとつとして募集要項に挙げられていることがあり、ある程度ネイティブ同様の語学力を求められることもあります。
また、翻訳の仕事をするためには、単に英語ができるというだけはなかなか務まりません。外国語の文章を直訳するのではなく、日本語としてわかりやすく訳すことも大切なポイントです。どんな言葉をどこでどう効果的に使用するかという用語検索能力も必要でしょう。もちろん基本的なこととして、誤字脱字や変換ミスなどケアレスミスが少なく、慎重な作業ができることも求められます。仕事によっては一定以上の実務経験を求められるケースもありますが、経験がなくても応募できる仕事もあり、実務経験が少なくても少しずつ実績を積んで実力をつけていくことは可能です。
翻訳のニーズがある言語は英語だけではなく、中国語やスペイン語をはじめさまざまな言語があります。さらに、翻訳する文章の内容も医療分野やビジネス、金融、技術など専門的な文章を翻訳する仕事まで種類が豊富です。そのため、語学力に加えて専門分野の知識を持っている人の場合は、なおさら翻訳の仕事に活かすことができます。”
“語学や趣味など、なにか自分の特技として持っている能力を活用して自宅で教室を開くという方法もあります。たとえば、子どもが好きで英語もできるという人なら、子ども向けに英語を教える英会話教室の講師としての仕事をすることが可能です。大手の企業が展開しているものならば、テキストを自分で準備する必要もありません。教室を開くためには企業の審査がありますが、パスすれば教室を開くのに必要なノウハウを学ぶための研修も受けることができ、未経験でも無理なく教室を開くことができます。サポート体制も整っており、運営や生徒募集に関することも心配いりません。講師自身のライフスタイルに合わせてレッスンの回数も設定することができるため、育児や家事とのバランスを考えて無理なく仕事をすることも可能です。
また、別の例としては公文の先生も子どものいる主婦が家事や育児と両立しながら行っているケースが多く、1日5時間程度、週2回というペースで仕事をすることができます。充実したサポート体制があり、担当についてくれるスタッフが運営や生徒募集のサポートから指導のアドバイスまでを行ってくれるため安心です。教室開設にかかる初期費用の援助制度や教室開設前の研修があるほか、開設後にも指導力アップができる研修や講座を受けることができるシステムも整えられています。
自宅で教室を開いてできる講師としては、従来から習字教室や絵画教室、そろばん教室など、子どものお稽古事としての教室がありました。また、華道や茶道などの免状を所有している人が教室を開いていることもあったでしょう。在宅ワークの選択肢が広がるにつれ、趣味として続けてきたことを活かして教室を開くというケースも増えてきています。ビーズを使ったアクセサリー作りや料理、フラワーアレンジメントなど、可能性は無限ともいえます。
しかし、ただ好き、ちょっと得意だから、というだけではなかなか生徒は集まらないかもしれません。人に教えるということですから、自分が作れるという技術だけではなく、人に教える技術も必要です。また、手芸やアート系ならば、自分もこんな作品を作ってみたいと思えるような魅力のある作品が生み出せる講師であることも必要でしょう。料理教室やお菓子教室ならば、こんな時短レシピが作れる、野菜ソムリエの資格を持っているため野菜を美味しく食べられる料理が作れるなど、なにかアピールポイントがあると魅力的です。フェイスブックやインスタグラムなどのSNS、ブログなどを活用して教室の様子を配信し、上手に教室をアピールすると、興味を持った人が集まってくる可能性もあります。”
“美容に興味があり、ネイルアートを学んだことがある人や実際にエステサロンなど美容系の店舗で勤務していた経験がある人なら、身につけた技術を活かして独立し、自宅をサロンにすることが可能です。サロンの種類としては、ネイルアートやまつげエクステのサロン、フェイシャルマッサージやボディートリートメントを行うエステサロンなどがあります。また、リラックス効果やデトックス効果を期待できるリラクゼーションサロン、マッサージサロンなど多種多様なサロンがあるでしょう。美容関連のサロンの場合、訪れるお客様のなかには、ほかのお客様とは顔を合わせたくないという人や、リラックスできる環境で施術を受けたいという人も多いです。そのようなニーズに対しては、落ち着ける自宅サロンが喜ばれることもあります。
実際にサロンを開くためには、それなりの技術や設備を備えている必要があります。施術に必要なベッドなどの設備や機器に初期投資しなければならない負担はある程度ありますが、賃貸物件を借りて開業するよりはハードルが下がるでしょう。また、自宅でできる仕事であるため、通勤に時間をとられることもなく、生活ペースに合わせて予約を入れるようにすれば、家事や育児と両立させることも可能です。
ただ、お客様に気持ちよく過ごしてもらうためには、室内やトイレなど目にする場所は常にきれいにしておかなければなりません。しかし、美容に興味があり、お客様に喜んでもらうことがうれしいという人なら、エステを自宅で開業すると生活に無理なくやりがいを感じる仕事ができるはずです。施術に満足してもらい、リピーターになってくれる人が増えると収入の増加にもつながるうえ、口コミで顧客数を増やせる可能性も出てきます。
サロンを開業するための資格としては、マッサージならあん摩マッサージ指圧師という国家資格が必要であり、まつげエクステを行うためには美容師免許を取得していることが必須です。ただ、リフレクソロジーやアロマオイルを使ったハンドトリートメントなど、特に国家資格を持っていなくても開業できるサロンもあります。ほかにも、よもぎ蒸しやタイ式古式マッサージなど個性的な施術を行うエステもあり、民間の資格取得を目指したり養成コースのあるスクールで学んだりしながら開業を目指すことが可能です。”
“内職の仕事でも針仕事や組み立て、加工など手の器用さを活かした作業がありますが、手芸やクラフトを得意としているのなら、自分で作った作品をネット販売で売るということも可能です。バッグや小物類、編み物、ビーズアクセサリーなどハンドメイドのグッズは多岐にわたります。また、ラインストーンやスワロフスキーを使ったデコアートの小物類も人気のあるアイテムのひとつです。
ハンドメイドのオリジナルグッズは手作りで一品一品作るわけですから、大量生産することはできません。しかし、ファッションに個性を演出したい、ほかにはないオリジナルデザインのものを持ちたいという人は多くいます。味のある一点もののアイテムが手に入るということもあり、こんなのが欲しかったというニーズにマッチすれば、売れる可能性も高まるでしょう。
ネット上とはいえ品物を販売しようとするなら、ある程度の品数を作らないと仕事になりませんが、基本的には自分のペースで作業して制作することが可能です。もともと趣味などで作っていたのならば、ある程度作業環境が整い、使う用具などもそろっているでしょう。販売に関しても、パソコンがあり、インターネットにつなげる環境が整っていれば、すぐにでも始めることが可能です。そのため、あまり初期投資にお金をかける必要もなく、リスクも少ない在宅ワークだといえます。販売できるサイトを自分で立ち上げる場合はそれなりに手間や時間がかかりますが、自分の販売するグッズのイメージに合ったブログやホームページで自由に作品を紹介することができます。もっと簡単に販売できる方法がないか考えているのならば、フリマアプリを利用することも可能です。
グッズによってできあがりまでにかかる時間や材料費などは違ってきますが、1つ数千円で販売されていることも多いです。もちろん、作って売りに出せば必ず売れるという保証があるわけではありません。しかし、作品のファンが増えれば収入につながり、趣味が実益を兼ねる在宅ワークになる可能性があります。”
“ゲームのキャラクターやポスターのデザインなど、ニーズに合ったイラストを必要としている業界は多いです。また、従来からある書籍や雑誌などの紙媒体のメディアはもちろん、Webコンテンツでもイラストの需要は増えています。そのため、クライアントの要望を反映させたイラストが描けるイラストレーターなら、在宅でも仕事を受注して働くことが可能です。実際にゲームやアニメを制作している企業をはじめ、Web制作やメディアコンテンツの制作を手がけている企業では、外部のイラストレーターに業務委託しているケースも多くみられます。
在宅ワークとしてイラストレーターの仕事をするためには、まず、イラストレーターを募集している企業の募集に応募してみるというのがひとつの方法です。募集にあたっては、ある程度の経験を求められることや、基本的な画像処理ソフトが扱えることなどを応募条件に挙げていることもあります。また、企業側にとっては、ニーズに合うイラストを描いてくれるかどうかを判断するために、応募者がどんなイラストを描くイラストレーターなのかを把握しておかなければいけません。そのため、過去に制作した作品の提出を求められたり、作品のテイストを把握できるホームページなどのURLを応募フォームに書き込んだりしなければいけないケースもあります。
在宅での仕事を探す方法としては、クラウドソーシングで募集を探すこともできます。仕事を依頼したい側と受けたい側のマッチングが効率よくできることから、クラウドソーシング上にはイラストレーターとしてのスキルや実績を持つ人が仕事を求めて多く登録しています。そのため、発注したい企業側も、プロフェッショナルなスキルを持つ人の応募を期待して求人を出すのです。クラウドソーシングで募集されている案件に採用されて仕事ができ、ひとつひとつ仕事をこなしていけば実績にもなります。クラウドソーシング上に登録しているプロフィールでも、実績が増えると企業側の目にも止まりやすくなるうえ、できあがりがよくて気に入られれば継続して依頼を受けられる可能性も広がるでしょう。”
“インターネットの普及により、パソコンを開いてインターネットにつなげばなんでも見たり調べたりすることができるようになりました。そのため、インターネット上ではさまざまなWebサイトがひしめき合っています。しかし、サイトのデザインの良し悪しで、せっかく訪れてくれた人を引き込めるか逃してしまうかが決まることもあります。そんななか、見る人の注目を引くサイトや、内容に合った見やすいサイトを作ってくれるスキルを持ったWebデザイナーの需要は高いです。また、充実したコンテンツを揃えていないとすぐに飽きられてしまうこともあり、サイト運営者は全体のデザインだけではなく、個別のコンテンツにも気を配る必要があります。そのため、CGクリエーターやアプリの開発などWeb系のスキルを備えた人も求められています。
ただ、急速に発展を続けるIT業界やWeb業界では常に人材不足です。Web系の職業に就く人の働き方としては、もちろん企業に在籍して会社勤めをしている人もいるでしょう。しかし、Web系の仕事そのものはパソコンやインターネットにつなげる環境があればどこでも可能です。そのため、業務委託などの雇用形態をとり、在宅で仕事をしている人も多くいます。もちろん、企業によって仕事の進め方やコミュニケーションの取り方などが違うことはあり、定期的に出社して打ち合わせを行うというところもあります。ただ、仕事のやり取りはネット上でできることが多く、完全に自宅をオフィスとして働くことができる仕事です。”
“士業と呼ばれる職業は、国家資格を所有している人しかできない独占業務を行っています。たとえば、刑事事件の裁判では弁護士でなければ個人や法人の代理人になることはできません。また、民事の場合、簡易裁判所での一部の民事事件で認定司法書士が代理人を務められるようになったものの、すべての民事事件に対応できるのはやはり弁護士だけです。ほかにも、司法書士は登記や裁判所等へ提出する書類の作成、行政書士は行政機関に提出する書類の作成など、他の職業ではできない専門的な仕事をしています。
実績や経験を積んでいないことや資金不足などの理由から、資格を取得してすぐ1年目から自分で開業というのはなかなか難しいでしょう。しかし、ほかの職業ではできない仕事ができることから、士業は開業できる条件さえ整えばいつでも独立できる強みのある職業だといえます。自宅を事務所にする場合、机や本棚を備えたワークスペースや依頼者と面談できる空間など、最低限の設備は整える必要がありますが、別の場所に新しく事務所を構える資金は必要ありません。
自宅で開業できればほかの在宅ワークと同じように、ある程度自分のペースで仕事に取り組むことが可能です。また、別の事務所に所属していれば、自分の考えとは違ったとしても、事務所の意向に沿うような仕事をしなければならないこともあります。しかし、自分で開業すればどんな方針で仕事を進めていくかは自分で決めることが可能です。得意な分野を専門にしたり、地域貢献できるような街の弁護士さんを目指してさまざまな案件を幅広く取り扱ったりしながら集客を図ってもいいでしょう。”
“中小企業や起業したばかりの事業者の場合、仕事をサポートしてくれる秘書が欲しいと考えていても、大企業のようにスキルを備えた秘書を雇えないことも多いです。一方、バリバリ仕事してキャリアを築いてきた女性でも、出産や育児を経て仕事に復帰しようと考えてもなかなか思うようにいかないということもあります。そんな両者のニーズをマッチングするのが在宅秘書サービスです。
会社勤めを経験したことがある人なら、仕事をするためのスキル持っているのはもちろん、企業や個人起業家がどんなことを必要としているか、どう仕事をすればいいかなどもある程度把握しているはずです。そのため、在宅秘書サービスを利用することで、働きたい女性が自分の能力を活かせる仕事を得ることができます。企業側としても、優秀な人材に秘書として仕事をしてもらえるということです。
実際に在宅秘書として仕事をする場合、在宅秘書サービスに応募して仕事を得ます。仕事内容としては事務仕事やアシスタント業務のほか、専門性の高い技術職までさまざまです。契約先によって得られる収入はまちまちですが、高度なスキルを必要とする業務を行う仕事や条件によっては報酬も高額になることがあります。子どもが幼稚園や学校に行っている間だけ仕事がしたい、扶養範囲内に収めたいなど、希望の勤務時間に合わせた仕事を選ぶことも可能です。また、契約先を探してくれるだけではなく、終業後のサポートもしてくれる在宅秘書サービスならば、仕事開始後も安心できるでしょう。”
“パソコンやスマートフォンの普及がめざましく、多彩なアプリも出回っている世の中では、システム開発やアプリケーション開発に関する仕事の求人は多く、将来性もあります。しかし、プログラマーやシステムエンジニアとして働くための技術は専門性が高く、自由に仕事ができるほどのスキルを習得するのは難しいです。そのぶん、一度スキルを身につければ強みになり、さまざまな要望に応えて開発ができるような高いスキルを持った人にはニーズがあります。つまり、自分の腕一本で仕事をこなし、将来も切り開いていける可能性を持っているのです。
プログラマーやシステムエンジニアの仕事自体は、作業に必要なパソコンなど環境がそろっていれば自宅ですることができます。もちろん、実際に自宅で仕事をするとなると、仕事の受注から納品まで自己管理をしながら仕事を進めなくてはなりません。技術革新が目まぐるしいIT業界で仕事をしてくためには、スキルアップにも努めなければいけないでしょう。しかし、モチベーションを保って仕事に取り組むことができれば、ライフスタイルに合わせた仕事の仕方が可能です。
実際にプログラマーやシステムエンジニアの仕事を探すには、募集が出ている企業に応募するほか、クラウドソーシングサイトでも探すことが可能です。専門的なスキルを持ったプログラマーやシステムエンジニアを探したいという要望から、クラウドソーシングに募集を出している企業も多く、受注したい側としても一度にさまざまな募集案件を見て検討することができます。”
“CADを使って設計図を作成する職業がCADオペレーターです。CADが一般的になる前の手書きで作られていたころに比べると、設計図の作成や修正の作業がスピードアップし、建築分野はもちろん、自動車などの機械分野、アパレル、広告業界まで幅広く活躍の場があります。CADオペレーターには国家資格のようにはっきり知識や技術を図るものはありませんが、専門職として実際にCADを使いこなすスキルがある人はさまざまな分野で求められています。また、CADを使って図面を作成する仕事そのものはパソコンを使ってできる仕事です。できあがった設計図を納品するのもメールに添付して送信することで済ますことができます。そのため、もともとCADオペレーターとして働いていた経験がある人ならば、自宅でもCADオペレーターとして働くことは可能です。
設計図を作成する際には、クライアントの要望を正確に設計図に落とし込むことが大切です。そのためにはCADを扱うスキルが必要なのはもちろん、クライアントや設計者の意図をしっかり汲み取れる能力も必要でしょう。また、CADオペレーターの仕事は一度設計図を作ってしまえばそれで終わりというわけではありません。設計の仕事を進めていく過程で変更が出ることも多く、必要に応じて速やかに修正を加える必要があります。このように、CADオペレーターの仕事自体は1人で行えますが、仕事にかかわる人たちとのコミュニケーションも大切なポイントです。
在宅ワーカーとしてCADオペレーターの仕事をするためには、まず建築会社に籍を置いたまま在宅勤務で働くというのも選択肢のひとつでしょう。また、勤めていた会社で得た信用をもとに独立してフリーランスになり、仕事を紹介してもらいながら請負で仕事をするという方法も考えられます。さらに、クラウドソーシングでもCADオペレーターの仕事の募集が掲載されるようになっているため、実績や信用がついてくれば新たな顧客獲得に挑戦してみるのもいいでしょう。”
“インターネットやスマートフォンなどが普及したことで、広告や書籍などの分野ではデジタル化が進んでいます。そのため、紙媒体のチラシや書籍は減少傾向にあるものの、なくなるわけではなく、紙媒体での出版印刷にかかわるDTPデザイナーは必要とされています。しかも、原稿のレイアウトやデザイン作成はパソコンを使ってできるため、在宅ワークとして仕事ができる可能性がある職種です。ただし、実績が重視されることが多く、初心者がいきなり自宅で仕事をするのは難しいといえます。実際にDTPデザイナーとして活躍している人は、大学や専門学校などでデザインを学び、広告業界や出版業界に就職してスキルを磨き、実績を積んできた人が多いです。DTPデザイナーとして企業で働いていた経験のある人ならば、実績をアピールすれば在宅で仕事ができる場合があります。
また、DTPデザイナーの仕事にはDTP検定やDTPエキスパートといった民間資格はあるものの、必須というわけではありません。ただ、QuarkXPressやInDesignをはじめとするDPTソフトや、Illustrator、Photoshopなどの編集ソフトが使いこなせる必要があります。実際に、募集要項では応募資格として経験者であることや、使用ソフトのスキルを求められていることが多いです。応募に際して過去に作成したデザインの提出を求められたり、トライアルでデザインの作成が課せられたりすることがありますが、スキルを認められれば受注できる可能性が高まるでしょう。”
“インターネットを使う人が増え、ショッピングの方法も変わってきました。ネット通販を利用する人も多く、家に居ながらにしてなんでも手に入るようになったといっても過言ではありません。しかも、大手の通販サイトだけではなく、個人が運営しているネットショップでも、消費者の心をつかみ、ニーズにマッチすれば売り上げを伸ばすことが可能なのです。そのため、誰を相手に何を売るかを考え、ほかとの差別化を計ることができれば、自宅に居ながら誰でも始めやすいのがネットショップです。
実店舗を持たないネットショップは初期投資が少なく、参入しやすい点がメリットのひとつです。一方で、稼げる人と稼げない人の収入には大差があり、やり方を間違えるとせっかく苦労してネットショップを始めたものの、まったく稼げないということにもなりかねません。在宅で手軽に始められるネットショップとはいえ、仕事として成り立たせるためにはなんとなく始めるのではなく、しっかりとしたコンセプトを持つことが大切です。サイトを訪れてくれたお客様を逃さず、安心して商品購入を検討してもらえるようなサイト作りをする必要もあります。
よくある商材でも、有益な情報を提供してくれるサイトやアフターフォローがしっかりしているサイトなら、信頼を得て購買につなげることができるでしょう。一方、特定の分野の商材に的を絞ってコアな客層を掴めるアピールの仕方をすることで注目を集め、売り上げを伸ばすことが可能になる場合もあります。つまり、どんな商材を選び、どう集客して購買につなげるかということをしっかり考えてからスタートすることが大切です。
実際にネットショップを運営するには、本格的な独自のサイトを立ち上げるほかに、楽天やYahoo!ショッピングなどのモール(ネットショップ出店ASP)を利用することが可能です。モールではサイトのオリジナリティーを出すのは難しいですが、ネットショップを始めるのに必要なシステムがそろっているため、初心者でも取り組みやすいでしょう。ほかにも、モールよりも自由度が高いレンタルショッピングカート(ASP)やネットショップを始めるのに必要な機能を備えたパッケージソフトを利用するという方法もあります。”
“在宅で収入を得られる方法として、FXや株のトレーダーなど投資をして稼ぐという選択肢もあります。FXとは2国間の通貨の売買で生じる差額が利益になる「外国為替証拠金取引」のことです。一方、株に投資する方法では、購入した株価が上がれば上がったぶんの差額が利益になります。FXはパソコンやスマホを使って24時間取引可能なメリットがあります。また、レバレッジと呼ばれる手持ちの所持金以上の金額の投資が可能なシステムがあることから、少ない資金で始めることができる点もメリットです。さらに、含み損が一定以上になると強制決済されるロスカットシステムもあるため、リスクを最小限に抑えることができます。株式はFXのようなロスカットシステムがなく値動きも激しい取引ですが、購入した株の配当や株主優待などを得られることもあり、株価の差額から生まれる利益以外に受け取れるものがあります。
ただ、どちらも急騰したり暴落したりする可能性があり、損する可能性は否定できませんが、最低限の知識を持っていれば在宅ワークとして十分成り立つ方法です。どこにどのくらい、どんなタイミングで投資すればいいのかを的確に判断できる能力が必要でしょう。FXや株のトレーダーはハイリスクハイリターンですが、情報収集・分析能力や経験次第で稼げる仕事です。”
“内職など自宅でできる仕事が限られていたころに比べると、インターネットの普及によって自宅でも可能な仕事の種類が増えました。誰でもできる簡単な作業のものから、専門性の高い仕事まで多彩です。また、仕事を得る方法としても、さまざまな求人を比較できる求人サイトやクラウドソーシングが増えています。
ただ、簡単な作業でできる仕事は単価が安いことに加え、軌道に乗るまではなかなか思ったようにいかないこともあるでしょう。そのため、最初の段階では在宅ワークの収入は安いことも多いです。しかし、実績を作りながら信用を得ていくことで収入が大幅に上がる可能性があります。今回例を挙げただけでも16種類の在宅ワークがあり、自宅でできる仕事の可能性は広がっています。自分が持っているスキルを活かせる仕事があるか、どんなことをやりたいかなどを考えながら、自宅でどのような働き方ができるかを検討してみてはいかがでしょうか。”
また、フランチャイズの窓口では、独立開業をサポートするメールマガジンを無料で配信しています。いまなら登録された方全員に無料で「フランチャイズ虎の巻」をプレゼント中です。必ずお役に立つ内容になっていますので、フランチャイズでの開業を検討中の方はぜひご登録ください。
カテゴリ