スモールビジネスをはじめよう！失敗することも多い！注意点とは

最終更新日：2023年11月10日

スモールビジネスは誰でも少ない資金で始められるビジネスとして、近年人気が出てきています。好きな仕事、身近なところからも始められるスモールビジネスに、興味のある人も多いのではないでしょうか？しかし、スモールビジネスは誰でも成功できるわけではない、というきびしい側面もあります。

せっかく新しく始めるのなら、だれでも失敗はしたくないものですよね。今回の記事では、スモールビジネスで成功するためのコツやメリットについて、詳しく解説していきます。できるか不安な方には、フランチャイズへの加盟もオススメしますよ。

• スモールビジネスのメリット！
• スモールビジネスを成功させるために
• 失敗することもある
• フランチャイズを利用してみるのも
• まとめ

スモールビジネスのメリット！

スモールビジネスは初期投資が安く抑えられ、誰でも簡単に始めることができるビジネスです。ビジネスというと何千万という金額を稼がなければいけない、というイメージがある方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。スモールビジネスは、アイデア一つあれば始められるともいわれているくらい身近なものです。

例えば、自宅でいらなくなったものを販売するフリーマーケットも、立派なスモールビジネスの一つです。ほかには作りすぎた野菜を売るための販売所であったり、ご自身の経験を活かしたコンサルティング業、パソコンを使ったプログラミング……。最近よく話題にあがるYouTube（ユーチューブ）を使って仕事をする「ユーチューバー」もスモールビジネスの一種といえるでしょう。

このように、身近なことからできるスモールビジネスは、誰でも手軽に始められ、初期投資も安くおさえられることがメリットといえます。

スモールビジネスを成功させるために

誰でも手軽に始められるスモールビジネスですが、成功させるためには、いかに商品を知ってもらい、お客さんに使ってもらうかが重要になります。この章では、スモールビジネスを成功させ、長く続けるためのコツをご紹介していきます。

①利益率の高い商品を選ぶ

スモールビジネスを成功させるためには、利益率の高い商売を選ぶことがとても大事な要素になります。利益率とは商品を販売した際に、価格から原価を引いた「粗利益」のことをさします。

例えば缶ジュースを100円で販売するとして、この仕入れ値を20円とします。このときの利益率は、「商品価格100円」から「原価20円」を引いた「粗利益80円」となります。

このように、利益が多い商品を選ぶことは、スモールビジネスを成功させるうえで最も大事なことの一つといえます。缶ジュースはスモールビジネスにおいてはよい商品といえますね。

②専門化した分野を狙う

専門化した分野とは、大きい分野のなかでもよりニッチな範囲を狙うことです。例えばレストランを始めるとして、「野菜のおいしいレストラン」としてオープンするよりも「無農薬野菜をふんだんに使ったヘルシーレストラン」としたほうがよい、といわれています。

さまざまなお店があるなかで、よりお客さんに響くように細かいニーズに沿ってお店を専門化した方が、スモールビジネスが成功しやすくなるでしょう。

③小さく始める

スモールビジネスは、手軽に始められますが、まずは副業としてやってみることが、成功につながるともいわれています。なぜならスモールビジネスには収入が安定しづらいというデメリットがあるからです。

収入が安定しないなかでいきなり独立をしてしまうと、徐々にお金の心配をするようになってしまい、結果的には自分がやりたくなかったような仕事を引き受けてしまう、という悪循環にはまってしまう可能性もあります。まずは副業として始めるのが、成功するスモールビジネスのコツです。

④撤退基準を定めておく

スモールビジネスは、少ない資金から始められるのもメリットですが、資金が少ないからといっていくらでも続けられるとはいえません。成功するためには、お金の流れをきっちりと把握し、収入と支出の流れを明確にしておくことが重要とされています。

さらには、スモールビジネスを始めるまえには、撤退する基準を決めておくこともよいでしょう。金銭的な目安でもよいですし、期間で設定してもよいと思います。ある程度の目安を切ったら、スモールビジネスから撤退するとあらかじめ定めておくのもいいでしょう。

失敗することもある

あまり考えたくはありませんが、スモールビジネスは失敗することもあります。そのおもな理由は「集客」を考えていないことだといわれています。よい商品をつくっていても宣伝不足によってお客さんに知ってもらえない、ターゲットとしている層があまり近くにいないなどの原因が考えられます。

例えば、先に挙げた例のように「無農薬の野菜をふんだんに使ったヘルシーレストラン」を始めるのなら、おもなターゲット層は女性客になるでしょう。年齢層的には、健康志向が高めといえる20～30代といったところでしょうか？

この層に向けた商品なら、SNSを使った宣伝は有効でしょう。立地は駅から徒歩圏内がよいといえます。こうしたターゲットに向けての情報発信や、立地を考えることは、スモールビジネスを失敗させないうえでとても重要な考えです。

どれだけ良いものをつくっても、知られていなければ意味がありません。ご自身がつくったものを知ってもらえるような仕組みを作り、失敗しないスモールビジネスをつくりましょう。

フランチャイズを利用してみるのも

スモールビジネスを始めるときには、フランチャイズへの加盟を考えてみるのもよいでしょう。フランチャイズとは、知名度のある本部に加盟金を支払い、その名前を使って営業をすることができる仕組みのことです。

フランチャイズには、本部に加盟することで得られるブランドイメージや、経営ノウハウを使えるという、とても大きなメリットがあります。ロイヤルティといわれる加盟金を支払う必要はありますが、スモールビジネスを始めるときには一度検討してみるのもよいでしょう。

まとめ

ここまでスモールビジネスについてみてきましたが、いかがでしたでしょうか？スモールビジネスは少ない資金からはじめられ、誰でもスタートできる身近なビジネスです。身の回りのものから得たアイデアで起業することも可能です。

スモールビジネスをするうえで成功するためのコツや、失敗しないための考えかたにも触れてきました。これからスモールビジネスを始めようと考えているかたは、ぜひ参考にしてみてください。
もし自分でできるのか……と不安になるようでしたら、フランチャイズへの加盟も検討、相談してみてくださいね。

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