最終更新日:2023年11月10日
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美容師は国家資格が必要な仕事です。いわゆる、手に職を持つことができる仕事といえます。そのため、美容師として働く人のなかには独立開業する人が多いといわれています。
確かに美容室の数は年々増えているのです。現在ではコンビニより美容室の方が多いというデータもあります。この点からも、現代の美容室業界ではお客さんの獲得競争が激化しているのがお分かりいただけるのではないでしょうか。現代の激戦状態のなかで経営する美容室では、集客こそがカギを握るといっていいでしょう
もしも、「いい技術を持っていればお客さんは来てくれるはず」と考えているとしたら、それは危険な考えかもしれません。事業として美容室を経営するのであれば、それなりの準備や計画、生き残るための戦略が必要になってきます。このコラムでは、美容室で集客を増やすためにどんなことが必要なのか、解説していきます。
あらゆる事業において、開業前に絶対にやっておかなければならないのは、市場調査です。市場調査をもとに、自分のお店は「どんなお客さんに来てほしいお店なのか」ということを明確にします。来てほしいお客さんの年齢、性別、職業、年収などをこと細かに設定して、「理想のお客さん像」を作っていくのです。
そうしてお店の狙うべきターゲットを明確に絞り込むことで、どんな場所にお店を構えればお客さんが入ってきやすいかが見えてくるはずです。お客さんになるターゲット層が分かれば、お客さんが喜んでくれるようにお店の内装の雰囲気や、メニューの内容も変わってくるでしょう。集客のために効果的な広告の方法も、狙うべきターゲットによって違ってくるのです。
若者をターゲットにしたお店が新聞に折り込みチラシを出しても、ターゲットにしている若者はチラシをあまり見てくれないでしょう。逆にシニアを対象とした店なら、インターネットを使った広告はあまり効果がないかもしれません。このように、ターゲットを明確にすることで、次にとるべき戦略がおのずと導き出されてくるのです。
美容室の集客方法には、新聞の折り込みチラシやポスチングなどのチラシ広告と、SNSなどを使うWEB広告があります。
ただし、チラシ広告では美容室のお客になってくれるターゲットを性別や年齢層で絞り込むことができません。ポスティングチラシの場合も同様です。チラシは1000枚配って1回の反応があればいいといわれ、作るのにかかるコストに比べて効果が少ないのです。
現代ではWEB広告が主流になっています。現代はほとんどの人がスマホを持っていますので、インターネットを使った広告は集客に効果が期待できるでしょう。以下に、いくつか紹介します。
ほとんどの美容室が自店のホームページを持っているのではないでしょうか。ホームページを作成するのにはそのための知識が必要ですし、外部に依頼すれば経費がかかってしまいます。しかし、ホームページは24時間お店を宣伝し続けてくれますので、その効果は十分に期待できるのです。
さまざまな美容室を網羅的に紹介するサイトがたくさんあります。自店のホームページだけではなかなかアクセス数を増やせないことが多いと思いますが、こういったサイトに登録すればかなりのアクセス数が期待でき、それだけ集客につながる可能性が高まります。
美容室の場合、複数の美容師がそれぞれ個人のブログを持つと集客につながることがあります。そうすることで、それぞれの美容師に固定のファンがついてくれるからです。
また、ブログは書いた記事が残っていきますので、ブログの記事に、髪やスタイリングの悩みについてのアドバイスなど、有益な情報を書いておくといいですよ。するとその記事はずっと読まれ続け、お客さんを呼び込み続けてくれることになります。
若者を中心に、幅広い層の人がコミュニケーションツールとして、SNSを利用しているでしょう。宣伝にSNSを使うメリットは、イベントなどの最新情報を素早く発信できること、そしてそれをユーザー同士が拡散してくれるということです。
SNSのユーザーは年齢や性別などの基本情報を登録しますので、それを利用することで、よりピンポイントにターゲットを絞って情報を発信することが可能です。とくに画像や動画を使ってアピールすれば、美容室にとっては効果的でしょう。美容室に行って髪型がオシャレに決まったときには、その写真を投稿したい人も多いはずです。
検索エンジンでなにかを検索すると、その検索画面の上の方には広告のページが表示されますよね。あれがリスティング広告です。ユーザーが検索したワードに応じて表示されますので、もともと興味のあるユーザーを的確にとらえることができます。
このようにWEB広告やSNS広告にはいろいろな種類があります。全体的にいえるのは、物理的な広告に比べて宣伝にかかる費用が安いということです。これからの時代、こういった最新の方法をうまく取り入れて集客を考えていくとよいかもしれません。
美容室の集客とは、新規顧客の獲得だけではありません。新規顧客ばかりを追い続けるよりも、ずっとお店に通ってくれる固定客を作るほうが、お店にとっては重要なことでもあるのです。
世の中には本当にたくさんの美容室があります。お客さんは常に、「どこかにもっといい美容室がないかな」、「今度はあそこの美容室に行ってみようかな」と、考えているのです。
そこでお客さんに、自分のお店に何度も来てもらうための工夫が必要です。この章では、お客さんをリピートさせるための方法をいくつか紹介します。
顧客管理は客商売の基本です。来店したお客さんの頭髪の特徴や、お客さんとの会話のなかで出た、悩みや気になるところなどの情報をまとめ、カルテを作成しましょう。次に来店したときに、そういった細かい情報を覚えていてくれたら、お客さんは喜んでくれるはずです。
お客さんが帰るときに、次回使えるクーポン券や来店してポイントが貯まるメンバーズカードなどを渡すとリピーター率が上がります。クーポンには2、3ヶ月程度の期限をつけるのがポイントです。そうすることで、「どうせどこかへ行くなら、クーポンのあるここに行こう」と思ってもらえます。
2回目の来店時にはこんな特典がつきます、3回目はこうです、ということを、初回の来店時に前もって説明してしまうのも1つの手です。帰るときに「じゃあ次もここにしよう」と思ってもらえたらリピーターになってくれるのではないでしょうか。
メンバーズカードなどを作って、メールアドレスの分かるお客さんにはお店からのご案内メールを送ります。
それはただイベントを告知したりするような機械的なものではなく、来店のお礼やその後のスタイリングで気になるところはないかなど、そのお客さんだけにあてた内容にしたほうがいいでしょう。そのほうがお客さんはメールを読んでくれますし、お店のことを思い出してくれやすくなります。そこに割引クーポンを添付しておけば、更に再来店の動機になりやすいのではないでしょうか。
お店のファンを作るには、技術だけでなく、さまざまな工夫や努力が必要です。お客さんの立場に立って、お客さんが進んで自分のお店を選んでくれるにはどうすればいいかを考えることが大切です。
多くの美容師は、将来的に独立開業を目指しています。しかしその一方で、多くの美容室が廃業しているのも事実です。美容室業界は激戦状態なので、そのなかで経営を維持していくのは、決して簡単ではありません。
開業は多くの人にとって初めてでしょうし、ひとりの人間が人生のなかで何度もできることではないですよね。だからこそ、失敗はしたくありません。そこで、フランチャイズに加盟することをおすすめします。フランチャイズに加盟すると、その本部がこれまでいくつもの店舗を経営してきて得られた、経営や運営のノウハウを教えてもらうことができるのです。
また、美容室の集客には大変な費用と労力がかかります。知名度があるフランチャイズの看板を使えることで、お客さんに信頼感を与え、集客にも効果があるでしょう。
開業のために何をしたらいいか分からない、資金が足りないなどの悩みにも、フランチャイズはこたえてくれます。フランチャイズ本部は、開業前の市場調査や資金調達のサポートやアドバイスもしてくれるのです。初めて開業する熱意ある美容師にとって、フランチャイズは頼れる味方になってくれますよ。
美容室にとって大切なのは技術だけではありません。確かな市場調査をもとにターゲットを明確にすることや、戦略的に広告を打ちだすことといった経営者目線の発想が必要なのです。そして、お客さんの立場で、お客さんだったら何が嬉しいか、何を求めるか、ということを考えていくことが集客にもつながります。
フランチャイズなら、集客方法についても相談したり、アドバイスをもらうことができます。独立開業を目指している方、美容室の集客に不安のある方は、フランチャイズの利用についても考えてみてくださいね。
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