最終更新日:2023年11月10日
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飲食店を営業するのに欠かせないのは、やはり食材ですよね。食材がなければ当然料理を作ることもできません。飲食店にとって食材はもっとも大切な商売道具です。新たに飲食店を開業するときには、その食材の仕入れ先に迷う人が多いと思います。
このコラムでは飲食店の仕入れ先にはどんな種類があるのか、どうやって選べばいいのかを解説します。仕入れ先を選ぶポイントや注意点を紹介していますので、飲食店の開業を考えている方にはきっとお役に立てると思います。
ひと口に仕入れといっても、その方法は多種多様です。まずは実際に多くの飲食店が使っている仕入れ方法をいくつか紹介します。
最近はインターネット販売をはじめている生産者も存在するので、全国の農家などから選りすぐった食材を仕入れることも可能です。生産者から直接仕入れるメリットは、間に他の業者をはさんでいないので価格が安いという点があります。
また食材の出所がはっきりわかっているので、安心安全な料理を作ることにもつながるのです。その生産者からしか手に入らないこだわりの食材を使えば、お店のアピールポイントにもなるでしょう。
スーパーマーケットなどなら、その場で商品を確かめてから買うことができます。営業中に食材を切らしてしまったときなどにも、近所ならさっと買いにいくことができるので非常に便利ですね。八百屋や肉屋などの専門店の中には、配送サービスをおこなっているお店もあるようです。
業務用スーパーには、一般向けのスーパーにないような専門的な食材がそろっています。さらには量が多く、価格が安いのが特徴です。
業務用食材を扱う通販サイトもあります。電話やネットで注文すれば数日で、宅配便で届けてくれるのでとても手軽ですね。ただ通販サイトは商品を直接確認できませんので、注意が必要です。
業務用食材を飲食店に配送してくれる業者はたくさんあります。スーパーなどよりも価格が安いことが多く、注文すれば毎日届けてくれるのは助かりますね。
それぞれの業者によって扱う食材が違いますので、いくつかの業者と契約するのがおすすめです。そうすることで食材の質や価格を比較することができますし、ひとつの業者で食材の欠品があったときにほかの業者に頼んで対応ができます。
このように、飲食店の仕入れ先にはいろいろな種類があるのです。仕入れ先を決めることは今後の営業を円滑にするためにとても重要ですので、それぞれの特徴を把握して、自分のお店に合った方法を見つけましょう。
多くの飲食店が仕入れ先として利用しているのが、食材を専門に扱う業者です。専門の業者と契約を結ぶと前日に食材を注文することで、翌日には食材を配達してきてくれます。食材を買い出しにいく時間があまりない個人店には、とても便利な存在です。
食材の価格は業者がお店ごとに設定しますので、そのお店が食材をどれだけ買うかによって価格が変動します。同じ食材でも一度にたくさん仕入れたほうが、より割安な価格で仕入れることができるのです。逆に少ししか仕入れない食材は、量あたりの金額が高くなります。
そのため専門業者を使う場合には、複数の業者と契約を結ぶことをおすすめします。複数の業者から見積りを取って、価格を比較するのです。この食材はこっちのほうが安いからこっちの業者、あの食材はあっちの業者、という具合に選んでいけば、食材費を抑えることができます。
また、ほかの業者の価格を知ることで値下げ交渉もできるかもしれません。そのためには単なる取引先としてではなく「お店に協力してくれるパートナー」として、日ごろから信頼関係を作ることも大切ですね。
では、仕入れ先を選ぶときにはどんなことを基準にすればいいのでしょうか。いくつかポイントを挙げてみたいと思います。
自分のお店ではどんな料理を提供するのか、というコンセプトを決めましょう。食材の新鮮さや産地、珍しさなど、何を売りにしたメニューを作るかで仕入れ先も変わってきます。また、食材の価格によってメニューの価格も調節しなければなりません。
いい食材はそれだけ価格も高くなるでしょう。しかし、メニューの価格をあまり吊り上げすぎては、せっかくのおいしい料理も手が出しにくくなってしまいます。想定した予算で食材が手に入る仕入れ先を探しましょう。
専門業者から仕入れる場合、同じ業者からたくさん仕入れたほうが価格が安くなることが多いのです。扱う食材が多ければ、その業者にまとめて注文することができます。ネット通販でも、たくさん注文すれば送料が安くなる場合も多いです。
料理に使う食材は、いつも同じ種類、同じ産地であることが望ましいです。同じ料理で同じ作り方をしても、使っている食材によって味や食感に違いが出てしまいます。そのため、飲食店の仕入れ先にはいつも同じ食材を提供してくれる安定性が求められるのです。
あまり遠方の仕入れ先ばかりを使っていると、品切れなどで急に食材が必要になったときに対応できません。そんなとき、あわてていつもと違う仕入れ先で食材を買うことはあまりおすすめできない方法です。普段使っていない仕入れ先の食材を使うと、商品の品質が変わってくる可能性があるからです。いつも同じ品質の料理を提供するためには、仕入れ先はお店の近くにあるほうが何かと都合がいいでしょう。
フランチャイズに加盟している飲食店はたくさんありますよね。フランチャイズの場合、フランチャイズ本部がすでに飲食店の仕入れルートをもっています。本部がまとめて大量に仕入れ、加盟店は本部に注文して送ってもらうという形式をとっているところが多いようです。大量に仕入れることで、個人店では考えられないほどの低価格で食材を仕入れることができます。
仕入れの注文の際には加盟店は本部だけとやり取りをすればいいので、食材を業者ごとに分類してそれぞれの業者に注文するといった手間が省けるのです。また売上データをもとに自動的に注文量を計算してくれるシステムを導入しているところもあり、時間のない飲食店のオーナーにはとても助かります。
フランチャイズは商品開発も本部がおこなってくれますので、それと合わせて仕入れ先も本部が開拓してくれる場合があります。開業前の仕入れ先の選定は今後の経営のために重要ですので、それを手伝ってもらえるのは安心ですね。
食材を安定して手に入れられるという点でも、規模の大きなフランチャイズは飲食店を経営する人にとって頼りになる存在です。
飲食店の仕入れ先には、スーパーや専門業者などの方法があります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、お店のコンセプトや状況によって上手に使い分けましょう。専門業者の場合、お店の注文する量などによって価格が変わってくるので注意が必要です。複数の業者から見積りを取って比較することをおすすめします。
お店のコンセプト、価格、品ぞろえ、安定性などに注目して、お店に合った仕入れ先を選びましょう。フランチャイズの場合は本部がもっているルートから一括仕入れをしてくれますので、特に悩む必要はありません。仕入れ先を決められなくて困っている方は、一度フランチャイズの利用を考えてみてください。
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