買取ビジネスは低コスト・低リスクで人気！その開業方法とは？

最終更新日：2023年11月10日

不要になったものを捨てるのではなく、買取店舗や買取業者に持っていく方も近年では多くなっています。それに比例して買取店舗や買取業者を開業する方も増えています。この買取ビジネスをおこなうには、古物商許可の資格を取得することが必須です。また、取得にはさまざまな条件があります

近年ニーズが高まっている買取ビジネスに参入してみたいという方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、買取ビジネスを開業するための方法や古物商許可の取得方法、無資格でおこなうとどうなるのかなどを紹介しています。これから買取ビジネスに参入したい方はぜひ参考にしてください。

• 1.低コストで開業できる！買取ビジネスの仕組みとメリット
• 2.買取ビジネスをはじめるなら「古物商許可」を取ろう
• 3.買取ビジネスの王道はフランチャイズ！その理由とは
• 4.まとめ

1.低コストで開業できる！買取ビジネスの仕組みとメリット

買取ビジネスというのは、お客様が不要になったものを買い取って、再度販売するビジネスです。買取に関しては店舗で販売する形態と、買取った品物を他の業者に買取ってもらうという方法があります。

買取ビジネスには、コスト少なくはじめることができるというメリットがあります。大きな店舗を構えることなく、店舗規模を最小限にとどめることで、安くひとりでも運営することが可能になっています。

再販をおこなわず買取のみにしたときは、さらに小規模な店舗スペースで店舗運営していくことが可能です。

販売を行う場合は、在庫などを置いておくスペースが必要になります。そのため、賃料も増えるので資金繰りがやや大変になるかもしれません。経営を維持するためには、売れる戦略や品物の防犯管理なども考えて運営していく必要があるでしょう。

低コストで簡単に開業したいならば、買取のみの運営方法でおこなうことをおすすめします。

2.買取ビジネスをはじめるなら「古物商許可」を取ろう

買取ビジネスをおこなうときには、必ず取得しなければならない許可があります。それが「古物商許可」です。この資格は、不用品などの中古の品物を売買するときには必ず必要となります。無許可で営業をおこなうと、懲役などの重い罪に問われてしまう可能性もあるので注意しましょう。

古物商として開業するときに、いちばん重要になるのが店舗です。古物商の許可を取る際には「営業所」を決めておきましょう。営業所は一部例外ありますが、基本的には設定しておくことが一般的です。営業所の条件には「自宅OK」「レンタルや賃貸は条件次第で変わる」などさまざまな条件があるので、申請前にはしっかり確認しておきましょう。

また、古物商許可を取得するときには、欠格事由というものがあります。欠格事由には前科歴や住所の所在などの項目があるので、しっかり確認して当てはまっていないか確認してください。また、古物商許可を取得するときには、取扱商品も同時に申請する必要があります。

申請時の選択する扱う商品種類は以下の13点になります。

・古物商種類

美術品/衣類/時計・宝飾品 /自動車/自動二輪・原付/自転車/写真機/事務機器/機械工具/道具/皮革・ゴム製品/書籍/金券

上記の商品を選択するときに、注意してもらいたいことがあります。
それは種類の選び方です。種類を選ぶ際は、主に取り扱う品目と今後取り扱う可能性のある品目で分けて考えます。前者はひとつのみ、後者はそれ以外の中から好きなだけ選択できます。開業後に何を取り扱いたいかを考えて選択しましょう。

3.買取ビジネスの王道はフランチャイズ！その理由とは

買取ビジネスを未経験でおこなうときには、わからないことも多いでしょう。そんなときに活用できるのがフランチャイズです。フランチャイズは、買取業の開業を考えている人に対して、看板やノウハウを加盟金などを支払うことで提供してくれるシステムです。

フランチャイズで開業するときは、開業前から丁寧な研修や許可申請をサポートしてくれます。フランチャイズはこれまで、数多くの加盟店のサポートをしてきた実績があるので、経験がなくても安心して開業することが可能になっています。

また、フランチャイズは各地に店舗を構えているので、すでに知名度があります。買取ビジネスは近年参入している方も多く、同業他社がとても多いので競争が激しくなっています。しかし、フランチャイズを利用することで、開業後も同業他社より有利に運営をすすめることが可能です。

未経験から買取ビジネスをはじめたい方は、フランチャイズでの開業を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

4.まとめ

買取ビジネスは、現在需要が高まり買取業をおこなう方が増えていますが、需要以外にも低コストではじめられるというメリットもあります。また古物商の種類は多数あるので、どの品物をメインにするのかを決めるのも重要です。

しかし、買取ビジネスを志す方には未経験の方も多く、分からないことも多いのではないでしょうか。はじめての開業というのはとても不安ですよね。そのようなときは、フランチャイズを利用しましょう。フランチャイズであれば、開業前から手厚いサポートがあり、開業後もバックアップ体制がとともっているので、安心して開業に踏み切ることができます。

また、フランチャイズの知名度もあるので、開業後から集客を見込める可能性も高く、競合他社との戦いにも有利にすすめられることができます。開業したいけど不安があるという方は、ここで説明したことを参考にフランチャイズでの開業を検討してみてください。

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