最終更新日:2023年11月3日
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個人事業主が屋号付き口座を開設する場合、開業届、本人確認書類、印鑑の他に、その屋号で事業を行っていることを確認できる資料が必要となります。
名義は「屋号+名前」になるなど、屋号付き口座を開設する上で知っておきたいことが何点あります。
これから屋号付き口座を開設する個人事業主・フリーランサーのために、屋号付き口座の開設方法と注意点をまとめました。
個人事業主として開業した場合、口座の名義は事業主個人のものになりますが、法人は法律上で”人”と認められた存在であるため、法人名義で口座を開設することができます。
法人口座はその名の通り法人向けの口座ですので、法人化していない個人事業主では開設することができません。
個人事業主が開業の際に提出する開業届には屋号を記入する欄がありますが、必ずしも書かなければならないというわけではありません。
いわば屋号は個人事業主が勝手に付けるものですので、個人事業主が屋号を持っていたとしても法人口座は開設できません。
法人化している場合は屋号のみで口座を開設することができますが、個人事業主が屋号付き口座を開設する場合、名義は「屋号+名前」となります。
個人事業主の屋号付き口座は「屋号+名前」で名義が登録されていますが、屋号のみでの振り込みはできます。
※ただし、ゆうちょ銀行の振替口座なら、個人事業主でも名義を屋号のみにすることができるようです。
屋号付き口座は、4大メガバンクとゆうちょ銀行、2つのネットバンクで開設できます。
・三菱東京UFJ銀行
・みずほ銀行
・三井住友銀行
・りそな銀行
・ゆうちょ銀行
・楽天銀行
・ジャパンネット銀行
銀行によって屋号付き口座の開設に必要な書類は異なりますが、主に以下の書類の提出が求められます。
・本人確認書類(身分証明書)
・個人事業の開業・廃業等届出書の写し
・印鑑
・屋号が確認できる資料
「個人事業の開業・廃業等届出書」は個人事業主が開業したことを証明する書類になりますので、屋号付き口座を開設するには必ず必要となります。
屋号が確認できる資料は、国税または地方税の領収書・納税証明書、社会保険料の領収書など実際にその屋号で事業を行っていることを証明するために求められます。
Webサイトも屋号確認資料となるので、Webサイトをプリントアウトして提出される方が個人事業主やフリーランサーが多いようです。
三菱東京UFJ銀行で屋号付き口座を開設する場合、屋号を確認する資料として、以下のような資料の提出が求められます。
・税または地方税の領収書または納税証明書(原本)
・社会保険料の領収書(原本)
・商業登記簿謄本(原本)
・事務所の賃貸契約書(コピー可)
・公共料金の領収書(原本)
・税務署収受印付の確定申告書(原本)
三菱東京UFJ銀行の公式サイトには書かれていませんが、Webサイトを印刷したものも屋号を確認する資料として認められた方も多いようです。
まだ確定申告をしていない開業初年度や、地方税の領収書がない場合は、Webサイトを印刷したものでもOKかどうか、一度銀行に確認した方が良いかと思います。
出典:http://www.bk.mufg.jp/kouza/order/shorui.html
申し込んだ銀行によりますが、審査にかかる期間はだいたい1週間ぐらいです。
銀行によっては即日で屋号付き口座の開設ができないため、審査通過の連絡を受けてから、再度手続きに足を運ぶ必要があります。
屋号付き口座開設に必要な書類が揃っていないと口座開設申込ができないので、事前に必要な書類を揃えておきましょう。
各銀行のWebサイトでも確認できますが、屋号確認資料としてWebサイトを印刷したものでもOKかどうかなど、事前に電話で確認しておくと二度手間にならずに済みます。
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