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2024/11/24更新

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目に見えない経営者の敵「チャンスロス」とは? その原因と対策を解説

最終更新日:2023年11月10日

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商売をしている人にとって、「ロス」というのは耳が痛くなる言葉ですね。商売をしていく中にはいろいろなロスがありますが、チャンスロスは一見目に見えず、今後の営業にも影響する可能性があるぶん、とくに大きな痛手となってしまいます。

今回のコラムでは、チャンスロスの意味と、それを防ぐ方法についてご紹介します。商売をしている方や、これから始めようとしている方はぜひ参考にしてください。

1.稼げたはずの収入がなくなる!?チャンスロスの恐ろしさと原因

「チャンスロス」とは「機会損失」ともいい、売り手の落ち度が原因で、利益を得るチャンスを逃してしまい、発生する損失のことです。商品が売り切れになってしまったり、商品についての説明が足りずにお客さんが購入をためらってしまうなどの原因で、せっかく買いに来たお客さんを逃してしまうことがあります。

このようにして、得られたはずの利益を逃がしてしまうことで発生した損失を、チャンスロスといいます。飲食店などであれば、入客に対してスタッフの数が足りず、対応が追い付かずにお客さんが帰ってしまうこともあります。そのような場合にもチャンスロスになってしまうでしょう。

チャンスロスの恐ろしいところは、明確に目に見えるわけではないということです。たとえば商品が売り切れてしまったとき、そのあとでその商品をどれくらいのお客さんが買ってくれたのかはわかりません。それだけに、チャンスロスによる損失は計り知れないのです。チャンスロスをいかに防ぐかということが、あらゆる事業にとって大きな課題のひとつとなっています。

稼げたはずの収入がなくなる!?チャンスロスの恐ろしさと原因

2.チャンスロス防ぐ方法として「やみくもに仕入れる」はNG!

チャンスロスが怖いからといって、とにかく在庫を多く抱えればいいというものでもありません。極端に在庫を抱えすぎると、今度は「廃棄ロス」を生み出してしまうのです。食品関係の事業の場合、商品をずっと置いておけば腐って売れなくなり、捨てるしかなくなります。

廃棄ロスを防ごうと仕入れをおさえていると、商品が普段から品薄の状態になり、売り切れが頻繁に発生してお客さんの購買意欲を削いでしまいます。反対に、多めに商品を仕入れたときにはお客さんは来てくれず、また廃棄ロスを出してしまうという悪循環を生み出します。雑貨屋やアパレル関係では商品が腐ることはありませんが、売れない商品が大量にあれば邪魔になってしまうでしょう。

やみくもに仕入れるのも、在庫を減らしすぎるのもよくありません。大切なのは両極端にならず、その商品がどれだけ売れるのかという予測をして適正な在庫管理をすることです。

3.在庫の管理やニーズの調査が重要!チャンスロスの防ぎ方

ここで、チャンスロスを防ぐための対策をいくつかご紹介します。

・在庫管理

適正な量の在庫を保持し続けるには、商品ひとつひとつの売上を日々細かくチェックします。商品の売れ行きは世の中のはやりすたりや情勢、季節、気候などによって変動します。そのような変化をすぐにキャッチして、発注量に反映させましょう。

・販売管理

お客さんが何を求めているか、商品の価格を高いと感じていないかといった情報を集めるととともに、仕入れや販売価格を調節、販売計画を常に見直します。お客さんの求めるものは常に変化しますので、たとえ売れ筋商品でもときには改善を加えたり、新商品を投入するなどの工夫が必要です。

・スタッフ管理

飲食店であれば、気候や近隣のイベントなどの外的な要因を踏まえて入念な入客予想を立て、十分な人員を確保します。商品知識の教育も重要です。お客さんの質問に的確に答え、ときには別の商品をすすめられるようなスタッフを育成しましょう。

チャンスロスの対策で基本となるのは、市場調査です。今市場で何が求められているのかを正確に把握すれば、どんなものがどれくらい売れるのかという予測ができます。

市場調査に非常に長けた業界といわれるのが、フランチャイズ業界です。数々のオーナーを開業させ、成功に導いてきたフランチャイズはまさに市場調査のプロといえます。フランチャイズに加盟していれば、市場調査をおこなってくれ、チャンスロスを発生させないための対策をアドバイスしてくれるでしょう。

在庫の管理やニーズの調査が重要!チャンスロスの防ぎ方

4.さらに利益を確保するために!「機会費用」も知っておこう

チャンスロスと似た意味を持つ言葉に、「機会費用」というのがあります。このふたつがどう違うかというと、チャンスロスはある行動をしなかったために発生した損失です。機会費用は、別の行動をしていたら本来得られたであろう利益という意味です。

例を出して説明しましょう。
「お客さんが来て、商品が売り切れだったためにお客さんが帰ってしまった」これがチャンスロスです。
「お客さんが来て、ある商品(10,000円)について聞かれたが、別の商品(5,000円)をすすめ、購入された」という場合、もしも10,000円の商品を購入してくれていれば5,000円の利益が得られていたはずなので、この5,000円が機会費用ということになります。

一見利益が上がっているけれど、もっと多くの利益を得られる方法があったはず、というのが機会費用の考え方です。機会費用を先回りして考えることで、効率的に最大の利益を得られるのです。常に利益を追求するという使命を持つ事業にとって、とても重要な考え方なのです。

5.まとめ

廃棄ロスは目に見えますが、チャンスロスや機会費用は目に見えません。一度逃したチャンスは、もう一度やってきてくれるかどうかわからないのです。せっかく訪れたチャンスをムダにしないために、市場調査をおこない、お客さんのニーズや売上動向を把握して、ムダのない在庫管理を目指しましょう。

フランチャイズに加盟すれば、チャンスロスの対策について適切なアドバイスをくれます。フランチャイズは積み重ねてきた経験が違います。より利益を追求していきたいと考える熱意があるのなら、フランチャイズはきっとあなたの力になってくれるでしょう。

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