最終更新日:2023年11月10日
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コーヒー豆の仕入れ先にお困りの方もいらっしゃるのでは?仕入れ方法にはいくつかあります。業者、ネット販売、自身で仕入れといったようにさまざまです。この3種類の仕入れ方法にはメリットやデメリットがあります。
このコラムでは、コーヒー豆の仕入れ方法やコーヒーの原価率などカフェの開業に必要な知識を解説しています。カフェで自家焙煎をしようと考えている方もいると思いますが、自家焙煎はデメリットもあります。自家焙煎のメリットやデメリットについても解説しているのでぜひご参考ください。
カフェを開業するときに重要になってくるのは、コーヒー豆です。コーヒー豆は種類によって味が違ってきます。また、お店のコンセプトによってもコーヒー豆の種類を選ぶ必要があります。
例えば大人っぽい雰囲気のカフェにする場合、甘めで軽い口当たりのコーヒーだけでは年齢層が高いお客さんに満足してもらえない可能性があります。コーヒーには苦みが強いものもあるので、雰囲気にあわせて適切な豆を選ぶことをおすすめします。
苦みやコクが特徴的な豆は、グアテマラです。また酸味と甘みのバランスのよいコーヒーとして、コロンビアが有名です。このように、客層やコンセプトにそってコーヒー豆も選んでいくとよいでしょう。
またコーヒーの原価はだいたい30円から40円だといわれていますが、場合によっては40円を超えてしまうこともあります。そのため、やみくもにコーヒー豆を仕入れていると、原価次第では経営を圧迫してしまう可能性があります。
コーヒー豆の原価で経営を圧迫しているかどうかは、原価率を算出することで把握できます。原価率の算出方法は以下のようになります。
【原価率の計算方法】
原価÷価格×100=原価率
この計算方法で算出できます。原価率の基準値は30%といわれています。そのため、この基準値を超えないように販売価格と仕入れ原価を考えて経営するようにしていきましょう。原価率が30%を超えるときには、仕入れ先の変更など改善する必要があります。
コーヒー豆の仕入れにはさまざまな方法があります。仕入れ先によって味も変わってくるので、納得するものを仕入れるようにしていきましょう。お店の看板となるコーヒー豆の仕入れ先は、どのように選択すればいいのか解説していきます。コーヒー豆の仕入れ方法は、業者、ネット販売、自身で仕入れるといった3パターンがあります。
業者で仕入れる場合、大量に格安で仕入れることができます。しかし新規参入がむずかしいため、同業の方に紹介してもらう必要があります。したがって、コネクションがないと業者の利用が厳しくなる可能性があるので注意してください。
ネット販売はコーヒー豆を栽培している農家から、取れたてで鮮度のいいコーヒー豆を仕入れることができます。しかしネット販売は、注文してから発送までにタイムラグが発生する可能性があります。そのため、店舗の在庫管理をしっかりおこないタイムラグも考えて注文するようにしましょう。
自分で入手する場合、近所のスーパーなどで仕入れることになるでしょう。自分の目でみて購入できるというのが大きなメリットではないでしょうか。しかし、自分でコーヒー豆を入手するのはコストがかかってしまいます。スーパーなどでは、業者やネット販売と違い小売価格での販売になるので注意が必要です。
このように、仕入れ方法は3種類あるのですが、ご自分にあった仕入れ方法を選択することをおすすめします。仕入れるときには、原価率のこともしっかり考えて選択するようにしてください。
カフェにいったときに自家焙煎という看板などを目にすると「おっ!おいしそう」と思ったりしませんか?しかし自家焙煎にもデメリットがあるのです。ここでは、自家焙煎のメリットとデメリットについて解説していきます。
自家焙煎といわれれば、おいしいコーヒーが飲めるのという感覚になってしまいますよね。自家焙煎をおこなうことで、それを売りにしてお店の個性をだすことができます。自家焙煎をおこなっているというだけで「おいしいコーヒーを提供できる」というイメージを与えることができます。
コーヒーは、焙煎場所がどこであっても味にはあまり影響しないといわれています。焙煎において大切なのは、焙煎のプロが焙煎をおこなったのかということです。焙煎する人がプロであれば、おいしいコーヒーになるといいます。自家焙煎の場合でも低品質なコーヒーになることもあるので、味は焙煎する人の技術によるものが大きいようです。
これからカフェの開業を考えている方は、開業後の仕入れ先などで悩むときがくるでしょう。しかし、仕入れ先は先ほども解説したように、原価率なども考えて仕入れ先を選択しなければなりません。仕入れ先次第では、新規での取引ができない業者もあります。
仕入れ先に不安を抱えている方は、フランチャイズを利用してみるのはいかがでしょうか。フランチャイズだと、長年の取引先が準備されているところも多いです。コーヒー豆の仕入れ先が見つからないという場合は、フランチャイズを利用することが便利でしょう。
また、新規では参入できない業者にも、フランチャイズであればそこから仕入れることが可能です。未経験でカフェ業界に参入しても仕入れ先に困ることはないでしょう。
カフェを開業してコーヒー豆を仕入れるときには、コンセプトに合わせたものを選択しましょう。コーヒー豆がコンセプトから外れてしまうと集客にも影響がでてくる可能性があるので注意してください。
また、コーヒーの販売価格と照らし合わせたコーヒー豆を仕入れなければ、経営を圧迫してしまう可能性があります。原価率を算出して、原価がいくらまでのコーヒー豆なら仕入れ可能かを検討するようにしましょう。
はじめてカフェを開業する方で、仕入れ先の不安などがある方はフランチャイズを利用しましょう。最適な仕入れ先をフランチャイズが準備してくれることもあります。また、フランチャイズで開業するメリットとして、フランチャイズが長年の経験で培った経営ノウハウをそのまま生かすことができます。フランチャイズの知名度をいかすことで、開業してからの集客も見込めるでしょう。
これからカフェを開業する方で少しでも不安のある方は、ぜひフランチャイズを利用して開業してみてはいかがでしょうか。
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