最終更新日:2023年11月10日
続々独立開業中!独立開業をした方々に人気のフランチャイズ本部ベスト10を公開中。
いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。
副業としてできる仕事には数多くの種類があるため、どう選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。副業は仕事によって得られる収入や拘束される時間が異なるものです。
特に拘束時間の長いサラリーマンをしながら副業する場合は、慎重に選ぶ必要があります。間違った選び方をしてしまうと長続きしないだけでなく、本業に影響が出ることもあるため注意しなくてはいけません。
ここでは、副業を選ぶときのポイントや在宅の副業におすすめの職種などについて解説します。また、副業におすすめしない仕事や副業を選ぶ具体的な方法についてもふれていますので、これから在宅での副業を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
近年はコロナ禍によるテレワークの増加や働き方改革の推進などにより、会社員の副業人口が増加傾向にあります。日本経済再生本部が発表したアンケート調査結果でも、60.1%の会社員が「今後は兼業や副業が一般化する」と回答しているのです。
引用:未来投資会議基礎資料 兼業・副業の意向 (首相官邸ホームページ)
サラリーマンとは異なり時間に縛られることもなく、働き方の自由度が高い副業が多くあります。ここでは、まず副業を選ぶときの3つのポイントについて解説していきます。
副業をするうえでは、ごく当たり前のことですが本業に支障が出ない仕事を選ぶことは重要なポイントになります。選ぶ業種によっても働き方は変わってきますが、基本的に副業は本業をしていない休みの日や空いた時間を使うことが多いはずです。
しかし空いている時間を有効に使いたいと始めた副業も、プライベートの時間がまったくないような働き方をすれば負担を感じるようになるでしょう。無理をして副業を続ければ、体調を崩すなどして本業にも影響するおそれがあります。
もし、本業も副業も続けることができなくなれば、収入を増やすどころかゼロになってしまうリスクもあるのです。このため副業は、本業とのバランスを考え、無理をしない範囲で仕事ができるものを選ぶようにしましょう。
ビジネスのスタイルは大きく「フロー型」と「ストック型」に分けることができます。副業を選ぶ場合は、どちらのビジネススタイルなのかを把握しておくことが大切です。
フロー型は、例えば商品を仕入れて売るといったスタイルで、単発で売り切るビジネスになります。商品を買ってくれた人は基本的にしばらく同じ商品を買いませんので、ひとつの案件が終わると新規顧客を獲得するための営業をし続けなくてはいけません。単発の副業は即金性があるものの、辞めた瞬間に収入がなくなってしまうことになります。
一方のストック型は、例えば学習塾やスポーツジムのような会員制の定額サービスをおこなう事業などです。継続的に収入を得ることができるので安定しやすいという強みがあります。会員が増えるほど利益が積み重なって、さらに収入を増やすことが可能です。
携帯電話の料金や音楽配信などのサブスクリプションサービスなどは、典型的なストック型ビジネスですね。そして副業にも、こうしたストック型のビジネスは数多く存在します。
副業として選ぶ仕事は、自分のやったことがスキルとなって積み重なっていくビジネスがおすすめです。副業で専門的なスキルを身につければ、本業でのスキルアップや転職にもつなげやすくなります。そして副業が軌道に乗れば、本業より収入が高くなる可能性も十分にあります。なかには、副業を本業に切り替えて経営に成功している人も数多くいるのです。
副業は単純に収入を増やす以外にも、過去の経験や得意なことを活かすといったように、さまざまな選び方があります。たとえ副業であっても、自分にあった仕事を見つけて長く続けていきたいものです。
副業におすすめなのは、インターネット上で完結できる仕事です。インターネット上のみで仕事ができれば在宅ワークが可能で、職場への移動時間も不要になるため時間を有効に使えるなどのメリットがあります。ここでは、在宅でサラリーマンができる副業についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
せどりは安く仕入れたものを高く売りその差額を収入とする、いわゆる転売するという方法です。近年はスマートフォンやパソコンを使えば、売るための商品を探したり相場を調べたりなども簡単にできるため、副業として始めやすいのが特徴です。一般的には、リサイクルショップやオークションなどで仕入れた商品を、ネット販売などで高値をつけて販売します。
ただし、せどりにはいくつか注意点もあります。せどりで仕入れた商品は、必ず仕入れた値段よりも高く売れるとは限りません。特に仕入れた商品をオークションなどで販売した場合は、仕入れ値よりも安くなってしまうこともあるのです。このため、せどりを副業とする場合は、ある程度の知識や目利きも必要になります。
また営利目的で販売をする場合は「古物商許可証」が必要になるほか、取引が禁止されている商品もあるため注意が必要です。また、せどりは在庫を抱えることになるため、売れ残りによる損失リスクがあり収入が安定しにくい点があるということも覚えておきましょう。
申請届出様式等一覧(古物商・古物市場主用):警視庁
インターネットショップ(ECサイト)運営は、インターネット上に自分の店を立ち上げ商品やサービスを販売する方法です。インターネットショップなら24時間稼働しているので、自分が寝ている間でも収入が入るようになります。出店方法は大きく2つに分かれ、ショッピングモールでの出店とレンタルショッピングカートを使った出店があります。
Amazonや楽天市場に代表される大型のショッピングモールでは、ショッピングカート機能や決済サービスなど運営に必要な豊富な機能がパッケージ化されています。このため、ECの運営経験が浅くても開業しやすい環境が整っているのです。また広告配信の代行サービスがあれば、集客しやすいというメリットもあります。
ただし、機能が充実している分、運営企業には月額使用料や売り上げの一定割合をロイヤリティとして支払う必要があるので注意しましょう。
またBASEやSTORESなどのレンタルショッピングカートを使ってECサイトを出店する場合も、機能によってロイヤリティが発生することがあります。初期費用や月額料金が無料のショッピングカートもありますが、最低契約期間が設けられている場合もあるため、事前に契約事項を確認しておくようにしましょう。
そしてインターネットショップは選ぶ業界によって競合が多いため、低価格競争に巻き込まれてしまうと経営の継続が困難になる可能性もあります。特に集客サービスのない運営を選択した場合は、SNSやブログなどでの集客強化が必須となります。また安定して運営を続けるには、信頼できる取引先を選び、適切な仕入れや在庫管理をするのも重要なポイントです。
〇Amazon
Amazonは、圧倒的な訪問者数のあるECモールです。出店のしやすさが特徴で、Amazon内ですでに販売されている商品であれば、価格や在庫数を入力するだけで簡単に販売ができます。また手数料を支払えば、Amazon所有の倉庫に商品を預けられるだけでなく、受注や配送のほかカスタマーサポートなどを委託することも可能です。
〇楽天市場
楽天市場は、楽天ポイント還元などの戦略やほかのサービスとの連携によりECモールのなかでも会員数が多いのが特徴です。楽天市場には4つの出店プランがあり、ECサイトの運営経験がない初心者に向けた低価格で始められるものもあります。
〇BASE
BASEは、月額費用などが無料で利用できるのが大きなメリットです。ただし、商品が売れたときと売上金の入金時に手数料が発生します。またECサイトのテンプレートデザインが豊富なのも特徴です。有料のものをあわせれば110種類以上のテンプレートがあり、運営するショップの個性を出すことができます。
〇STORES
STORESは、ZOZOTOWNと連携しているECサービスです。無料プランと有料プランがあり、決済の手段や手数料などに違いがあります。SNS連携のほか、メルマガやクーポン配信などリピーターのつきやすい多彩な機能があるのもポイントです。
アフィリエイトは自分のブログやSNSなどに広告を貼って、読者にクリックや商品購入などをしてもらうことで収入を得る方法です。広告の種類は、生活用品や服飾品など幅広くあります。
アフィリエイトで商品を売るためには、ただ数多くブログなどを書けばいいというわけではありません。ターゲットとなる読者を絞り、広告に誘導することや検索結果で順位を上げるための対策をすることも大切です。
YouTubeなどの動画配信でも広告収入を得ることができますが、一定のチャンネル登録者数や配信回数などの条件を満たさないと広告を出せないというルールもあります。また、アフィリエイトを本業としている人も多く、競合に打ち勝って安定した成果報酬が得られるようになるまでは時間がかかります。
自分に得意なことや好きなことがあれば、講師となって教室を開講するのがおすすめです。講師業のジャンルはさまざまで、英会話のプライベートレッスンを始め、近年はオンラインのヨガや料理教室も増えています。インターネット上ならパソコン1つで開講ができ、初期費用が少なくて済むというのもメリットです。
またオンラインであれば、国内だけでなく海外在住の外国人も日本語教室などの生徒として取り込むことができます。そして講師業は、生徒を多く獲得するほど収入を増やすことが可能になります。
ただし、スキルをもっていることと人に教えることは別になるため、伝え方や教え方のスキルも必要です。またセミナーやコンサルティングなどは専門的な深い知識も必須となり、準備や講演に多くの時間を取られやすいという点もあります。
ライターは、Webサイトや書籍などに掲載する文章を書いて収入を得る仕事です。ライターの報酬形態は、時給制のほかに文字単価制や記事単価制があります。パソコン1つでインターネット環境があれば初期費用をかけずに始められるのが魅力で、フリーランスのライターになれば自分のペースで仕事ができるのも特徴です。
ただしライターには速度や正確さが求められるだけでなく、執筆する内容によっては専門的な知識も必要になり、事前のリサーチに時間がかかることもあります。記事作成にかかる時間を短縮して本数を増やすことができれば、収入を増やすこともでき実績を積んでスキルを磨いていくことで市場価値を高めることができます。
もし写真が趣味という方は、ストックフォトサイトに自分の撮った写真を販売するのもおすすめです。年齢や性別に関係なく誰でも始めることができ、登録した写真でストック収入が得られるのは大きな魅力といえます。
時間の制限もなく自分のペースで進められることから、本業の空いた時間に写真の登録をすることができます。もし過去に撮りためた写真があれば、一度登録してみましょう。
各サイトで販売価格やロイヤリティは異なり、売れる写真の傾向にも違いがあるため、複数のサービスに登録するというのもひとつの方法です。また独占契約を締結すれば、他社での写真販売ができなくなる代わりにコミッション率(販売手数料)が上がるサイトもあります。
ただし、写真の販売前には審査があり、アップロードしてもガイドラインに沿ったものでないと素材が販売できない場合もあります。何より売れる写真と売れない写真の見極めが重要なポイントになるため、センスが問われるのも特徴です。
〇shutterstock(シャッターストック)
シャッターストックは世界150ヵ国以上で利用されているフォトストックサービスで、毎日数千点の素材が追加されています。登録した素材のダウンロード数が増えるほど報酬がアップする仕組みになっています。
〇PIXTA(ピクスタ)
ピクスタは、約4,700万点以上の素材を販売提供している日本最大級のフォトストックサービスです。また公式サイトのPIXTA Channelでは、撮影のコツや著作権などについてのコラムを読むこともできます。
数多くある副業のなかには、おすすめできない仕事もあります。もちろん「誰でもすぐに簡単に稼げる」というコピーの副業は、おすすめしません。場合によっては、情報料などを取られるだけの詐欺まがいのケースもあるので注意しましょう。ここでは、副業におすすめしない仕事について解説します。
副業には、専門的な知識や経験は一切不要という仕事もあります。しかし、誰にでもすぐに始められる仕事の多くは、単価や得られる収入が低いケースが多いのです。
また長く続けたとしても収入がまったく上がらないということも少なくありません。すぐにでもお金が必要という場合は別として、長く副業を続けていきたいと考えるなら将来的に収入の増加が見込める仕事を選びましょう。
ほかにも副業におすすめの方法として、株式やFXなどのオンライン投資が挙げられていることがあります。スマートフォンがあれば気軽に始められ、投資がうまくいけば実労働時間ゼロで収入を得られることがあるかもしれません。また株を長期間保有していれば配当金が受け取れる可能性もあります。
しかし、投資には資金を失うリスクがあります。株について勉強したからといって必ず収入が得られるわけではなく、継続しても儲かるという保証もないため、副業としてはおすすめしません。
副業を始めるときは、失業のリスクについて考えておくことも大切です。例えば近年は、あらゆる業界においてIT化が進み、大手のアパレルショップではセルフレジが導入され、無人化されたコンビニの導入実験もおこなわれています。また5Gを活用した自動運転タクシーの実証実験が始まっているのをご存じの方もいるのではないでしょうか。
そんななか、人件費の削減に向けてIT化を積極的に取り入れている企業も増え始めています。業種にもよりますが、事業経営において人件費は全体の経費の多くを占めるのが基本になります。
つまり、事業運営の自動化が進むと失業してしまうリスクも高くなるというわけです。特に誰にでもできる簡単な仕事は、この先ロボットやAIがさらに活躍することになるため、避けることをおすすめします。
副業は自分にあった仕事を見つけたとしても、一定の収入を得られるようになるまでは時間がかかるものです。たとえ専門性の高い知識や技術力をもっていても、副業を始めてすぐに安定した多くの収入を得るということは難しいものです。
副業は儲からないという人も多くいますが、実際には儲かるようになる前に諦めたり飽きたりして、途中で辞めてしまっているケースも多いのです。このため副業は、自分が楽しめる仕事を選び、短期間で諦めずにコツコツと努力を続けることも必要といえます。
数多い副業を見つけるのには、いくつかの方法があります。ここでは、自分にあった副業を見つけるための方法について解説します。
自分にあった仕事を見つけるには、クラウドソーシングサービスを活用してみるのもおすすめです。クラウドソーシングサービスは、インターネット上で不特定多数の人に仕事の依頼や受注者の募集をする、仕事のマッチングサービスです。仕事の検索や契約、報酬の受け取りもインターネット上で完結できるため、在宅で副業をする方には便利です。
クラウドソーシングサービスには、総合的なプラットフォーム型のほか、自分のスキルを出品するスキルシェアサービスといったサイトもあります。案件の内容や報酬額のほか、独自制度などの特徴もサイトによって異なります。
〇Lancers(ランサーズ)
ランサーズにはランク制度や認定ランサー制度があり、クライアントからの評価や獲得報酬額などの条件を満たすことで称号を得られます。称号を得ることで、クライアントからの信頼度が上がり、仕事をとりやすくできるのは大きなメリットです。また、フリーランスに向けたトータルサポートや報酬の未払いを防ぐ仕組みがあるのも特徴です。
〇クラウドワークス
クラウドワークスの仕事の形式は、「プロジェクト形式」「コンペ形式」「タスク形式」の3種類があります。約200種類以上の豊富な案件から、短時間で完結できる仕事や高額報酬の仕事などを目的によって選ぶことができます。また案件数が多いのもクラウドワークスの特徴です。
副業に失敗しても本業がある分、いきなり独立開業するよりはリスクは低いものです。しかし、新しい仕事を始めるときに経験がまったくない場合は不安になるものですよね。
その場合はフランチャイズに加盟して、副業を始めてみるというのもひとつの方法です。フランチャイズでは事前に研修がある本部が多く、経営に必要な最低限のスキルを身につけてから仕事を始めることができます。このためスキルが必要な職種でも、安心して副業が始められるというメリットがあるのです。
また、開業後にも定期的にサポートを受けられる本部もあります。本部スタッフが経営アドバイスや運営指導を実施していれば、未経験の職種であっても安心して経営にのぞむことができるはずです。
ただしフランチャイズには、ロイヤリティや経営の仕組みなどについて知識をもっておくことも必要です。以下のページで、フランチャイズの仕組みや加盟時のポイントなどについて解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
〇FCビジネスを始める前には、仕組みを知って正しく本部を選ぶべき!
弊社では、日本全国でフランチャイズ加盟店を募集している本部を数多くご紹介しています。もしフランチャイズで副業を始めたい場合は、ぜひ「フランチャイズの窓口」をご活用ください。フランチャイズの窓口は、日本全国で加盟店を募集している企業の比較検索ができるサイトです。
副業から始められる仕事や好きな時間に働ける仕事など、自分にあわせた仕事を見つけやすいのが特徴です。また各企業への資料請求をまとめておこなうことができ、本部が実施する事業説明会の予約をすることも可能なので便利に使えます。特に事業説明会は、資料などにはない具体的な事業内容を知ることができるのでおすすめです。
まずはクラウドソーシングサービスやフランチャイズの窓口で、長く続けられる副業を探してみてはいかがでしょうか。自分にあった副業を見つけて、収入拡大を目指しましょう。
カテゴリ