最終更新日:2023年11月10日
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自分で事業を起こそうとお考えの方のなかには、奥さんや旦那さんに反対されないかな、なんて悩んでいる方もいるかもしれません。それならいっそ、夫婦で一緒に起業してみるのはいかがでしょうか?
夫婦で起業することには、ひとりで起業する場合や、夫婦で別々の仕事をしているのに比べてメリットがたくさんあります。夫婦で一緒に仕事をしていくことができれば、これほど最適なパートナーはいないですよね。
このコラムでは、夫婦で起業するメリットとデメリット、夫婦で起業する際の注意点、そして夫婦での起業におすすめの仕事を紹介します。
夫婦で起業することにはどんなメリットがあるのでしょうか。
まずひとつに、家族が一緒に過ごす時間を増やせるということがあります。パパとママはそれぞれ別の仕事先へ、子供は保育園や学校となると、家族で過ごす時間が短くなりがちです。家族がみんな別々に過ごす時間が長いと、どうしても寂しく感じてしまいますよね。
夫婦で起業すれば、パパとママは同じ職場で働くことができます。小さな子供がいても、夫婦が揃っていれば助け合って仕事と家庭の両立ができるでしょう。仕事が終わればすぐに家族そろってごはんを食べることもできるので、子どもに寂しい思いをさせるのも少なくなるのではないでしょうか。
また、子供の学校のイベントにはできるだけ参加したいですよね。仕事の休みをとれなくてイベントに参加できず、「○○ちゃんのパパだけきてないね」なんていわれたら子供は傷ついてしまうかもしれません。
夫婦で仕事をしていると、ある程度仕事のスケジュールの自由がききます。会社の仲間に気をつかって休みがとれないなんてこともなくなるでしょう。
ほかにも、気軽に相談しながら仕事を進められるというのも夫婦ならではですね。職場の上司や同僚に気をつかい過ぎて、相手のミスに気付いても指摘できないなんてことはありませんか?
ミスに気付いたのに放置しておくことは自分の責任になる可能性があります。ほかの人のミスを指摘しづらい雰囲気がある会社は、いつか致命的な問題を起こしてしまう危険があるのです。
しかし、気の知れた夫婦同士であれば、余計な気づかいは必要ありません。ミスや疑問点があれば、すぐに相談することができるでしょう。親密なコミュニケーションのもとで仕事をしていれば、仕事のクオリティもよいものになっていくのです。
さらに、夫婦で同じ仕事をしていれば、相手が今どれくらいの仕事を抱えているか、今日はどれくらい疲れているのかといったことに気づきやすくなります。相手がどんな様子なのか気づければ、仕事や家事を手伝うこともできるでしょう。お互いに相手を気づかうことが、仕事にも家庭の安定にも重要なのです。
もちろん、夫婦で起業することにはいいことばかりでもありません。今度はデメリットも見ていきましょう。
夫婦が同じ仕事をしているということは、もしもその事業が失敗したときには夫婦ともに職を失ってしまうことになります。夫婦で起業をするときは、明日の収入の保証はないかもしれないと肝にめいじて、資金をたくわえておくなど、仕事がうまくいかないときに備えての準備が必要でしょう。
会社勤めであれば、会社の保険に入り、会社の経費で健康診断が受けられ、有給休暇も取得できます。しかし、個人事業の場合、保険は自分で入らなければなりませんし、健康診断も自費です。
もちろん休みをとれば、その分だけ収入も減ってしまいます。もしも夫婦そろって病気にでもなったら、一家の収入がまったくなくなってしまいますので、体調管理などにも注意が必要でしょう。
仕事が終わっても同じ相手と顔を突き合わせているので、気持ちの切り替えがなかなかできないこともあるようです。
多くの仕事を抱えているときには気持ちが張り詰めて、つい相手にあたってしまうこともあるかもしれません。けんかになったとしても、四六時中一緒にいますから、仲直りのタイミングを見つけられないということもあるでしょう。
職場の人間関係が悪くなることは、仕事のクオリティに影響してしまう恐れもあります。夫婦で起業する場合には、仕事は仕事と気持ちを切り替える意識が必要です。
会社勤めでは得られないような収入を得られる可能性がありますが、逆に最低限の収入も保証されないのが起業です。夫婦で起業する場合、共倒れして一家の収入がまったくなくなってしまう事態は絶対に避けなければなりません。
そのため、事業が軌道に乗って安定するまで、最低半年~1年分くらいの生活費は確保しておいてから起業することをおすすめします。また、起業してすぐに利益がでるとも限りませんので、同じように半年~1年分の、事業の運転資金も用意しておくと安心できるのではないでしょうか。
事前に十分な資金をたくわえておくことを考えると、起業するにはかなり前からの準備が必要になります。事業の業種によっては業務内容について勉強をしたり、資格や免許をとったりすることが必要になる場合もあるでしょう。
また、事業を起こすには計画が非常に重要です。必要な資金や収支予測などの綿密な計画を立て、準備を万端に整えましょう。
準備が整っていないのに、勢いで今の仕事を辞めてしまっては、収入がなくなってしまうおそれがあります。リスクを抑えて起業するには最初からその仕事一本にするのではなく、まずは副業から始めてみるのがおすすめです。
現在の仕事も続けながら最初はお小遣い稼ぎ程度の仕事から始めていけば、起業のためのスキルを磨くことができます。その間に事業について計画を立て、資金を準備しておきましょう。
夫婦で起業するのにとくにおすすめの仕事は何があるのでしょうか。いくつか例を挙げてみましょう。
ブログなどを作成し、その中で企業の商品を紹介します。作成した記事から商品のページがクリックされたり、商品が購入されたりすれば収入が発生するシステムです。
インターネットの環境があればできますので、自宅でも仕事ができます。ブログは更新頻度が高ければ高いほど効果的とされているので、ひとりでやるよりも夫婦ふたりでやるほうが有利でしょう。
インターネット上で商品を売買します。インターネット環境と、商品を保管しておく場所、商品の仕入れルートがあれば始めることが可能です。商品は自分で手作りしたものを売ってもいいですし、自分しか持っていないような知識や経験を情報商材として売ることもできますよ。
フランチャイズといえばコンビニが有名ですね。コンビニのなかには、夫婦で経営しているところが少なくありません。
コンビニ以外にも飲食店や、塾や介護といったサービス業、在宅ワークにもフランチャイズ展開をしている企業があります。フランチャイズは本部からの手厚いサポートを受けて開業、経営をしていけるので、起業が初めての夫婦にはとても安心です。
夫婦で起業すれば家族が一緒にいられる時間が増え、相手の大変さも分かりやすいので家族がより仲良く、強い絆で結ばれることができるかもしれません。ただ、起業することには収入の保証がないというリスクも伴います。
そのようなリスクを避けるには、当面の生活費や運転資金を準備してから事業を始めるようにしましょう。最初は副業から始めて、経験を積みつつ資金を貯める方法もおすすめです。
夫婦で始める事業にはフランチャイズ経営などがあります。フランチャイズに加盟して開業した場合、個人で開業した場合に比べて事業の生存率が高くなるといわれています。どんな事業を起こすか悩んだときには、一度いろいろなフランチャイズを探してみるのも、参考になるかもしれませんよ。
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