最終更新日:2023年11月10日
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現代ではさまざまな飲食店が街にあふれかえり、必死に顧客を取りあっています。そのような現状の中、これから新しく飲食店を開業しようとする人はどのようなことを考え、実践していく必要があるのでしょうか。
せっかくおいしい料理や雰囲気のいいお店を作っても、まずはお客さんにお店まで来てもらわなければ意味がありません。飲食店において、集客はもっとも大切といっても過言ではないでしょう。今回は、飲食店が集客するために効果的な方法、その種類やポイントについて解説していきます。
飲食店の集客を図る方法には、チラシや看板といった昔ながらの方法からSNSなどの最新の方法まで、多種多様な方法があります。ここでいくつかご紹介していきたいと思います。
チラシには新聞の折り込み広告、ポスティング広告や街頭などでのチラシ配りといった種類があります。どれもその地域に密着した情報を発信できる点が魅力的です。
新聞という媒体には信頼感があるので、それにあやかってお店にも安心して来てもらうことができます。チラシ配りは相手と対面しているので話づくりのきっかけにもなり、チラシの内容以上の情報をアピールできるチャンスにもつながります。
看板を設置することで、通勤や通学でそこを通る人に毎日訴えかけることができます。お店がどんな雰囲気で、どんなメニューがあるのか分かりやすいように作ることが重要ですね。
また、お店の前にメニューブックを置いたり、おすすめメニューを紹介するブラックボードを置くと、お店の雰囲気がわかって入りやすくなります。
自店のホームページを作ることで、新メニューやお店のイベントなどの最新情報をすぐに発信することができます。いつでも見ることができるというのも大きなメリットでしょう。
その他にも、無料ブログサイトを使うという手もあります。ホームページを作るにはそのための勉強をしなければいけませんが、ブログサイトなら手軽に開始できるので、ぜひ利用してみてください。
飲食店を紹介するグルメサイトや口コミサイトはたくさんあります。自店のホームページを開設しただけではアクセス数を増やせないことがよくありますが、このような総合サイトのアクセス数は個人ホームページの比ではありません。そのアクセス数の多さを利用して、非常に効果的にお店の認知度を上げることができるのです。
SNSは、ユーザーが年齢や性別などの基本情報を登録して利用しています。その情報を使うことで、限定したターゲットに効果的な広告を届けられます。ユーザー同士でお店の情報を発信し合って、拡散してくれるということもあるかもしれません。
ここまで飲食店の集客方法をいろいろとご紹介してきましたが、どれだけ効果的なツールを使ったとしても、それを届ける相手を間違っては元も子もありません。年齢や性別、地域や職業などさまざまな要素によって、求めるものはそれぞれ違います。
自分が売りたいものと、人が求めるものが同じとは限りません。大切なのは「お客様目線」で考えることです。自分のお店にくるのはどんな人なのか、その人がどんなものを好んでいるのかを分析するのです。
「誰に」「何を」売り込みたいかを明確にすると、おのずとそのために効果的な訴求の方法が導き出されるはずです。10代の若者は新聞をあまり読まないかもしれませんし、70代の人はインターネットをあまり使わないかもしれません。
そのようなターゲットのニーズを的確にとらえて、「このお店は自分に合っている」と思ってもらえれば成功です。もしかしたら、同じような境遇のお友達にこのお店の話をして連れてきてくれるかもしれませんよ。このような口コミ効果を増大させる意味でも、ターゲット設定は重要なのです。
新規客を獲得することは非常に大切で、その努力は続けていかなければなりません。しかし、飲食店の集客を考える上で大切なのはただ来てもらうだけではなく、いかにそのお客さんに再来店してもらうか、ということです。新規客ばかりを追い続けるよりも、いつも来てくれる固定客を作った方が、経営を安定させられます。
それでは、お客さんにまた来てもらうための方法を、いくつか見ていきましょう。
これは接客業の基本で、もっとも大切なことといってもいいかもしれません。お客さんの顔と、座った席、食べた料理、使った調味料などを覚えておきます。次に来店したときに、例えばこちらからは何もいわないのに、「これ使いますよね」といってタバスコを持ってきてくれたりしたら、うれしい気持ちになるのではないでしょうか。このような小さなサプライズが、「また来たい」と思わせる演出になるのです。
これは、多くの飲食店がやっている手法です。お客さんがお帰りの際に、次回使える割引クーポンを渡しておきましょう。これにはそのお客さんが別の日にどこのお店へいこうか迷ったとき、「そういえばこのクーポンがあるからあそこへいこう」と思ってもらう、という狙いがあります。
お店のポイントカードを作りましょう。最近では、スマホのアプリを使っているところも多いようです。来店回数や使った金額に応じてポイントがたまると、割引クーポンとして使えるといった具合です。ポイントをためないと食べられない特別メニューがある、なんていうのも、きっと来店するのが楽しくなる要因となるでしょう。
ポイントカードなどを作るときに住所を登録してもらえば、お店の情報をダイレクトメールとして郵送することができます。そこに割引クーポンなどを付けておけば、「せっかくだからいこうか」と思ってもらうきっかけになります。
誕生日にあわせて送るなどすれば喜んでもらえますし、手書きのダイレクトメールなんていうのも温かみがあって、もらうとうれしくなる人は多いでしょう
お店の開業記念日やクリスマスなどに特別なイベントを企画します。来店したことのある人やターゲットとなる人に、ダイレクトメールやSNSを使って告知しましょう。季節の新メニューフェアや、試食会なども盛り上がるかもしれません。こういった楽しいイベントを開催することで、来店したお客さんがSNSでその様子を発信してくれれば、それが拡散してさらなる集客につながる可能性もあります。
飲食店は集客が重要で、そのためにはたくさんの方法をニーズをよく見極めて使いこなす必要がある、というお話をここまでしてきました。しかし、これは実際たいへんな労力です。まして、はじめて開業するとなると上手くできるかどうか、不安が多いと思います。
そこでおすすめなのは、フランチャイズに加盟するという方法です。
フランチャイズは、同じ名前や同じ商品やサービスのお店をいくつも作って展開するというシステムです。いろいろな地域にたくさんのお店があるため、もともとの知名度がすでにあります。また、どこのお店でも品質が安定しているという信頼感があり、はじめて訪れるお客さんであっても安心して入ってもらうことができるのです。
さらに、本部が定期的に大規模な広告を打ち出してくれることもあります。テレビなどのメディアを使うので、その効果は個人店が打ち出せる広告の比べ物になりません。
開業前にお店周辺の市場調査をしてくれたり、開業後にも本部のスーパーバイザーが集客についてのアドバイスをくれる本部もあります。以上の点から、フランチャイズなら初めてでも安心してお店を開業することができるのです。
飲食店を開業しようと考える人の中には、「料理がおいしければお客さんは来てくれる」と思っている人もいるようですが、この発想は危険だといわざるを得ません。今の世の中、飲食店ははっきりいって飽和状態です。最近では、外食離れが叫ばれてもいます。
そんな環境の中で生き残っていくには、いかに商品の魅力を、求める人のところへ、適切に届けるかということが重要になってくるのではないでしょうか。そのためにはここで紹介したような、さまざまな方法を試してみて、試行錯誤していかなければならないでしょう。
フランチャイズでは、数々の店舗を運営して培ってきた経験を元に、飲食店の集客方法について常に研究しています。フランチャイズに加盟すれば、そのノウハウをそのまま使うことができるのです。はじめて開業する人は、フランチャイズでの開業を検討してみるのがいい選択かもしれませんね。
また、フランチャイズの窓口では、独立開業をサポートするメールマガジンを無料で配信しています。いまなら登録された方全員に無料で「フランチャイズ虎の巻」をプレゼント中です。必ずお役に立つ内容になっていますので、フランチャイズでの開業を検討中の方はぜひご登録ください。
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