マッサージ師の資格はなに？マッサージの種類によって資格も変わる！

最終更新日：2023年11月10日

マッサージ師の仕事をするには、マッサージ師の資格が必要とされています。しかし、どんな資格が必要なのかなかなか想像がつきにくいですよね。また、「資格がなくてもできるマッサージ師の仕事はあるのだろうか？」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

そういった方に向けて、今回のコラムでマッサージ師に必要な資格や、資格がなくてもできるマッサージ師の仕事も紹介していきます。

• 1.あん摩マッサージを行うには国家資格が必要！
• 2.国家資格はほかにも！多彩なマッサージの資格
• 3.エステティシャンやセラピストには必須資格なし！
• 4.まとめ

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1.あん摩マッサージを行うには国家資格が必要！

あん摩マッサージという言葉を聞いたことがありませんか？マッサージという言葉がついているので、「普通のマッサージと一緒じゃないの？」と思う方もいるでしょう。まずはあん摩マッサージがどんなものなのか解説していきましょう！

あん摩マッサージというのは「あん摩」「マッサージ」「指圧」という3つ方法が組み合わさったマッサージ方法です。

【あん摩マッサージの種類】
あん摩……おさえる・なでるという意味があり、東洋医学では気血や経路の変調を整える手技療法といわれています。特徴は、体の中心から外側へ施術していくことです。

マッサージ……おしたり、もみほぐしたりして血液やリンパの流れを改善することをいいます。特徴は、あん摩の逆で、体の手・足といった外側から中心に向かって施術をしていくことです。

指圧……衣類の上から、指や手のひらなどを使って体にあるツボを押していくマッサージ方法です。体の変調を矯正して、健康維持などをする施術のことです。

これらのことをおこなえる資格が、あん摩マッサージ指圧師といいます。あん摩マッサージ指圧師には、あん摩マッサージ指圧師免許という国家資格に合格するとなれます。ではなぜ、あん摩マッサージ指圧師になるには国家資格が必要なのでしょうか。

それは、医師と同じように身体の調子を整えたり治したりする職業のためです。ツボを押したり、もみほぐしたりすることで筋肉や神経に刺激を与え、血液の循環を改善する治療などを目的としています。マッサージ師の資格取得を目指すなら、あん摩マッサージ指圧師の資格を取ってみてはいかがでしょうか。

2.国家資格はほかにも！多彩なマッサージの資格

マッサージ師には、「あん摩マッサージ指圧師」以外にも「はり師」「柔道整復師」「きゅう師」といったものがあります。「はり師」や「柔道整復師」、「きゅう師」になるにも国家資格が必要なので、それぞれ文部科学大臣の認定した学校もしくは厚生労働大臣の特定されている養成学校や大学などで知識と技術をつける必要があります。では、実際に「はり師」「柔道整復師」「きゅう師」がどんな仕事をしているのかご紹介します。

はり師とは、体の状態に合わせてツボを探しだし、消毒された針でトントンと瞬間的に刺していく治療法のことです。またきゅう師は、健康状態に合わせてツボに適量のもぐさを乗せ燃やし、熱の力で刺激させるといった治療法になります。

はりときゅう治療には、以下の効果があります。

・頭痛や肩こり
・不眠症
・食欲不振
・高血圧
・腰痛など

これらの病に効果てき面といわれているのです。

また柔道整復師は、骨・関節・筋肉・神経などの急性・慢性的な疲労が原因によって出てくる脱臼・捻挫・骨折などのケガに応じて、手術をおこなわずにマッサージなどの整復や固定などの治療ができますよ。

このように、マッサージ師の資格にはさまざまなものがあります。自分の開業したい業種に合わせて、マッサージの資格を取るようにしましょう。

3.エステティシャンやセラピストには必須資格なし！

エステティシャンとセラピストには国家資格はなく、また必ずしも資格を取らなければ開業できないわけではありません。

しかし近年では、通信講座を利用して勉強し、エステティシャンやセラピストになるための民間資格を取得する方が増加している傾向にあります。仕事している方や子供が小さく学校に通えないといった方が、自宅でも学べる通信講座を使って手に職を付けていることが多いのです。

では、エステティシャンやセラピストになるための民間資格には、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

エステティシャンが取得している民間資格には、「認定エステティシャン」「スキンケアアドバイザー」などがあります。また、セラピストが持っていると便利な資格は「アロマセラピスト」「心理セラピスト」「リンパセラピスト」などが代表的です。これらの取得することで、エステティシャンやセラピストとしての技術を証明することができるのです。

国家資格であるマッサージ師の資格以外にも、自宅で学べる通信講座で取得できる資格があります。上記のような民間資格を取得することで、肌のスキンケアやお客様の体調に合わせたアロマやオイルなどのエステやセラピストの仕事をすることが可能になりますよ。

4.まとめ

マッサージ師の資格には、あん摩マッサージ指圧師やはり師などの国家資格が必要ですが、エステティシャンやセラピストのように民間資格もあります。国家資格の場合、資格を取得するためには学校に通わなくてはなりません。しかし、仕事をしている、または子供が小さく家にいなければならない場合は、なかなか簡単には国家資格を取ることは難しいでしょう。

しかし、それでも、マッサージ師の仕事をしたいという方もいると思います。その場合には、エステティシャンやセラピストのように自宅で勉強して取得できる資格もあるので、自分に合ったマッサージ師を検討してみてはいかがでしょうか？

もし、国家資格や民間資格を持っている方でマッサージ師の開業をお考えでしたら、フランチャイズ経営の検討をおすすめします。マッサージ業界でも、フランチャイズ経営によって経営が成功する可能性が高くなっているので、ぜひ活用してみてくださいね。

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