フランチャイズ(FC)とは何か
121.ホワイトスペース
“ホワイトスペースとは、自社や競合他店も出店していないエリアのことを指します。
コンビニエンスストアやファストフードが数多く出店しているエリアではホワイトスペースはほとんど見られませんが、まだ確立されていない新しい業態やビジネスならばホワイトスペースの余地はあります。
全国各地に存在するコンビニエンスストアのホワイトスペースを探すのは難しいですが、地方などではまだ出店していないエリアもあるため、フランチャイズとして出店する際はホワイトスペースであるかどうかがひとつの目安となります。
一等地以外に出店されることが多いピザのデリバリーでも、宅配範囲があるためホワイトスペースが埋まっていると言えます。
既に全国にたくさんある業態よりも、まだ日本では数が少ない、または導入されていない業態ならば日本全国どこでもホワイトスペースと呼ぶことができます。
もちろん新しい業態を始めるにはリスクも伴いますが、飽和状態の業態に参入するよりも、大きな利益が獲得できる可能性が高まります。
コンビニエンスストアやファストフードをはじめ、フランチャイズビジネス事態がアメリカを発祥としていますが、まだ日本では導入されていないフランチャイズはたくさんあります。
事業が成功するかどうかは国民性や地域性も関係してきますが、日本人のニーズや現代の社会にマッチしたフランチャイズならホワイトスペースで大きく成功できる可能性があります。
競争の激しい業態に参入するか、新しい業態に参入するか、ホワイトスペースや地域の出店状況なども加味して検討したいですね。”