まずはフランチャイズ本部の経営状態を調べてみましょう。
資本金、株式上場の有無、年間の売上高、現在の店舗数、店舗開発計画、経営理念など、本部の経営状態やフランチャイズの店舗数などを確認します。
店舗開発計画などフランチャイズの将来性も大切なチェックポイントです。

その上でモデル収支や売上予測などを参考に、どれくらい売上が見込めそうかを確認していきます。
注意点はモデル収支や売上予測はあくまでも参考・予測の数値ですので、必ずその数値での売上が見込めるわけではありません。
売上が優良な店舗をモデル収支とする場合が多いため、他の店舗においても同様の売上があるかを確認出来るならば確認しておきましょう。
年間の売上高が少ないのに売上予測が高いという場合、少し不安がありますね。
資本金や年間の売上高が充分であるなら、モデル収支や売上予測の信頼性も高まります。
仕入原価についても実際に店舗で計上している原価なのか、それとも本部で計算した理論上での原価なのかで大きな違いが出てきます。
実際の原価なら信頼性が高まりますが、あくまでも本部での理論上の原価の場合は実際にはそのとおりでない可能性も考慮しなければなりません。

フランチャイズで成功するためには、契約前に本部の経営状態などをチェックし、モデル収支についてもそのまま鵜呑みにせず、どういった根拠・計算方法で作成されているのかをチェックした上で判断する必要があります。

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