では、もしフランチャイズの出店に最適な条件のいい物件に出会った時、他社に取られないように契約に持っていくにはどうしたらいいのでしょうか？
複数の契約希望があった場合、最終的にどの希望者と契約するかは大家さんが判断しますが、大家さんに契約の話を持っていくのは不動産会社の担当者です。
契約希望者の出店プランや業務内容など、担当者から大家さんに伝えられます。
ここが大事なポイントで、担当者次第で伝わり方が変わってきます。
極端な話、担当者にこの希望者はイマイチだなと思われてしまっては、大家さんに伝わるニュアンスにもマイナスの影響を与えます。
逆に担当者にいい印象を与えられれば、大家さんにオススメの希望者として話してくれることが期待できます。

飲食店の出店の場合、臭いなどを気にする大家さんが多いため、排気ダクトなどの臭い対策を企画書に盛り込むなど、大家さんが気にするであろうポイントを解決する提案をするのもひとつの策です。
出店企画書は物件の契約の際にとても重要な役割を果たしますので、所有者である大家さんにも配慮した内容を考えることも必要です。
不動産会社の担当者と円滑にコミュニケーションができれば、それだけでも他社よりも一歩先んじる要素になります。
最終決定権を持つ大家さんに希望を伝えるのは不動産会社の担当者であることを忘れないようにしましょう。