法人への営業の方法のひとつとして、FAXは有効な販促方法のひとつです。
FAXと聞くとあまり効果がなさそうというイメージがあるかもしれませんが、実はFAXは販促には効果的なのです。
電話での営業と比較してみると、電話だと受け取った担当者で情報が止まってしまう可能性が高くなります。
担当者が他に伝える必要なしと判断すれば、せっかくのチャンスもそこでストップしてしまいます。
それに電話は相手に時間をとらせますし、電話を受け取った一人にしか営業ができません。
FAXなら受け取る相手は一人ではなく、複数の人の目に止まる可能性が高くなります。
電話だと担当者が内容を忘れてしまったらそれまでですが、FAXなら販促材料として形に残ります。
それに電話と違って相手の時間をとらないというのも利点のひとつです。
FAXによる営業はクレームが多いのでは?という不安点もあるかと思いますが、工夫次第でクレームを回避することができます。
工夫と言っても、本状の前に送付状を添えるだけです。
便箋でも送付状を添えるのは当たり前ですので、FAXでも送付状を添えればそれだけで信頼度が上がります。
送付状を添える、たったこれだけでクレームは大幅に減らすことが可能なのです。
欠点があるとすれば1枚増えるとコストも増えるという点です。
コストを削減しつつクレームを減らしたい場合は、本状の冒頭に挨拶などを添えておくのもひとつの方法です。
法人に対してはFAXによる営業は可能ですが、個人のお宅にFAXを贈るのはNGですので気をつけましょう。
FAXによる営業はそれほど重視されていない傾向にありますが、実は効果的な営業の方法で、FAXという目で見て確認できる販促なので注目されやすいというメリットがあります。 |