お役立ち情報コラム | フランチャイズの窓口(FC募集で独立開業)

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2024/12/27更新

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開業への道/独立開業のいろは

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フランチャイズ(FC)とは何か

65.ゴーイングコンサーン(going concern)

ゴーイングコンサーン(going concern)は日本語では「継続企業の前提」と訳され、企業が事業を継続していくことを前提とした企業活動を意味します。
会計・監査では、経営者や監査人が企業が存続に疑義があると判断した場合、倒産リスクを開示し、財務諸表上に注記することが義務付けられています。
ゴーイングコンサーンは主に上場企業に求められる考え方で、事業を継続していくことが前提とされています。

ゴーイングコンサーンは事業継続を前提として考え方ですが、その根底には従業員やその家族の生活も負っているという企業としての責任があります。
フランチャイズに置き換えると、加盟店に対するフランチャイズ本部の責任と呼ぶことができます。
加盟店が事業を継続していけるかどうかは、フランチャイズ本部次第であるため、本部は事業が破綻しないように経営努力をしなければなりません。
いくら加盟店が売上を伸ばそうと頑張っていても、本部の経営が立ち行かなくなっていたり、加盟店のことを考えない利己的な経営をしていては努力している加盟店が報われません。

フランチャイズは契約したら終わりではなく、契約してからこそが真の事業です。
本部は加盟店に対してサポートを行い、加盟店が安心して事業を継続できるようにする義務があります。
加盟金目当てのフランチャイズ本部もありますが、そういった本部は事業継続よりも利己的な利益を追求しているため、ゴーイングコンサーンの定義に大きく外れています。
フランチャイズ契約の際は、ゴーイングコンサーンを順守しているかなど、企業としての姿勢も充分に考慮する必要があります。

 

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