フランチャイズ(FC)とは何か
68.コモディティ化
コモディティ化は商品の価値やブランドで選ぶのではなく、価格の安さを基準にして商品が購入されるようになる状態を指します。 つまり、商品を選ぶ際にブランドやメーカーは関係なく、どのメーカーの商品を購入しても同じであると顧客に捉えられてしまい、ブランド力やメーカーの個性が損なわれる状態です。 英語ではコモディティ化は「commoditization」と呼びます。 例えば最近では牛丼チェーン店が行った値下げ競争がコモディティ化を招いており、顧客はチェーン店で選ぶよりも価格で選ぶ傾向が強くなってきました。 家電製品にしても安い輸入品が増えてきたため、ブランドよりも価格が安い輸入品が選ばれる傾向が強くなっています。 フランチャイズにおいてはブランドというのはとても重要なマーケティングの要素ですが、価格の安さだけを重視してしまうとブランド力が損なわれてしまいます。 |