フランチャイズ(FC)とは何か
88.中古本FC
出版業界が不況で苦しむ中で、中古本FC(中古本フランチャイズ)が注目を集めています。 中古本買取・販売を取り扱う中古本FCは、新刊の取り扱いだけでは経営が厳しくなっている書店にも受け入れられてきています。 中古本買取・販売を専門にする店舗も増えており、出版業界では中古本市場に活路があると言っても過言ではありません。 新刊販売の場合、委託販売の形態がほとんどですので利益率は固定となっており、さらに利益率はそれほど高いものでもありません。 中古本FCのデメリットをあげるとするならば、買取をするほど在庫を抱えてしまう可能性が増えてしまうという点です。 中古本販売の大手であるブックオフもフランチャイズシステムを導入しており、全グループで約1,000店舗ありますが、そのうちの約600店舗がフランチャイズ加盟店となっています。 |