自己所有のビル、またはビルの所有者と賃貸契約を交わしてテナントとして出店を行います。
ビルインで出店するメリットは、自身のテナントとして集客力だけでなく、建物全体の集客の恩恵を受けられる点です。
ショッピングセンターなら多くのテナントが出店しており、建物全体でかなりの集客力があるため、多くの集客が見込めます。

フランチャイズとしてビルや商業施設に出店する際、足を運ぶ年齢層や性別などを事前に調査しておく必要があります。
例えばショッピングセンターに出店するならファミリー層が多いため、ファミリー層に支持されるファストフードやレストランのフランチャイズを選ぶ、または客層にあった商業施設に出店することで効果的な集客が見込めます。
個人では百貨店やショッピングモールに出店することは難しいですが、フランチャイズ契約を結びディベロッパーと呼ばれる仲介業者を通すことで大型の商業施設にも出店することが可能となります。
フランチャイズのブランド力はショッピングモールにとっても集客効果につながるため、個人商店では出店できない場所への出店も可能にしています。

注意点は商業施設の営業時間に拘束されるため、自由に営業時間を設定したりできない点です。
出店前に営業時間や規約なども確認しておきましょう。