フランチャイズ(FC)とは何か
117.保証人
“融資を受けたりお金を借りる際は保証人が必要となるのと同様に、フランチャイズ契約を結ぶ際も保証人が必要となります。
経営がうまくいき利益を出し続けることができれば問題はありませんが、経営が困難になり加盟者が本部に対しの負債を返済する能力がない、または蒸発してしまった場合は保証人が代わりに損害を負担することになります。
フランチャイズは個人で事業を行うよりも有利な面が多いですが、事業である以上は経営が100%うまく保証というのは誰にもできません。
もちろん本部は加盟店に対して経営改善などのアドバイスを行う必要がありますが、それでもうまくいかない時もあります。
本部としては万が一加盟店の経営がうまくいかずに加盟者から負債を回収することができなければ、それはそのまま本部の負債となってしまいます。
加盟者はフランチャイズ契約をする際は保証人が必要であること、そして保証人に対して事業内容や契約内容などを詳しく話、本当に保証人になってくれるのかをしっかり確認しておかなければなりません。
もちろん加盟者は事業を成功させるつもりでフランチャイズに加盟するわけですが、もし本部への負債を返せなくなった時に保証人が返済能力があるかの確認も必要となります。
トラブルに発展しやすい事項であるため、本部、加盟者、保証人それぞれが契約を理解しお互い納得した上で契約を結ばなければなりません。
安易に保証人を依頼したり、保証人を引き受けたりするのはトラブルの元になりかねません。”