シンプルでわかりやすく！親しみも練り込んだ「もしもシークス」のブランディング戦略

最終更新日：2023年11月3日

もしもシークスは店舗数の多さと、料金体系のわかりやすさをブランディングの基本にしています。MVNOは実店舗を設ける企業が少ないため、逆に店舗数を増やしてわかりやすくすることで顧客獲得に乗り出しているのです。

格安スマホを扱うMVNOでナンバー1の店舗数

もしもシークスの特徴の一つに店舗数の多さが挙げられます。MVNOは人件費の削減のため実店舗を持たないケースが多く、格安スマホが浸透しない原因の一つになっていました。

特に日常的にインターネットに触れない層は格安スマホというものの認知度が低く、知っていてもどこで契約するかがわからないケースが多いのです。もしもシークスは相談のしやすさや親しみやすさを磨くことでブランドイメージを確立し、シェアを獲得することを目指しているのです。

料金体系のわかりやすさもポイントに

もしもシークスの特徴は、料金のわかりやすさにも表れています。通話プランは5分間の通話が無料のプランか、通話し放題のプランかのどちらかになります。それ以外の選択肢がないため非常にシンプルに出来るのです。

データ通信の区分はもう少し細かくなりますが、ヘビーユーザー向けのプランも用意されているのがポイントと言えます。通話し放題のプランを利用すれば通信料や通話料が想定外になることもないため、月額使用料の上限を予測することも簡単になるのです。

高級機も扱うことで利益も確保

もしもシークスは海外製の高級端末も扱っており、スマホの選択肢が豊富なのも特徴となっています。高級機を販売できれば店舗の利益を確保しやすくなるため、通信量以外の収入の柱を作れることになります。

格安SIMを利用する場合はスマホとセットで購入しないと動作不良や規格に関する不安を抱えがちになります。サポート体制を整えることで客単価を上げる事にも繋がるだけでなく、高級機を扱っているというイメージを取り込めるのもポイントになっています。

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