ロイヤリティを見極めてチャンスを一気に引き寄せる！

最終更新日：2023年11月3日

• 収益性を見極める
• ロイヤリティ定番ルールとは

フランチャイズビジネスについての会話の中で、「ここはロイヤリティが高いよね」とか、「低いところもあるけど、メリットだけなのかな」などといった話が必ずといっていい程出てきます。ではロイヤリティとは何か、開業を考えている方であれば当然ご存知だと思いますが、商標、つまりマークやビジネスのノウハウ、パッケージを使用すること等に対する対価のことを言います。加盟店は収益の一部をこのロイヤリティに充てて月々に支払っていかなければなりません。

収益性を見極める

同じ業態、たとえばコンビニでも、このロイヤリティ次第で収益性が大きく変わってきます。またロイヤリティにはそれぞれのフランチャイザーで一意のルールがあるものですが、やはり相場というものがあります。つまり高すぎるのであればビジネスチャンスとしての魅力はどれくらいのものなのか、そして自分でその内容をフォローしていけるのかも大事ですし、低すぎるという場合もビジネスとしてどれくらい魅力的なのかを判断しないことには安心して開業できないでしょう。

ロイヤリティ定番ルールとは

ここでロイヤリティの3つの定番ルールをチェックしてみたいと思います。

■粗利分配

これはFC加盟店が粗利に対して何％かを支払うルールで、現在ではコンビニが代表的です。

■売上げ歩合

FC加盟店が売上げに対して何％かを支払うルールです。この方法によって本部としては加盟店の儲けには関わらずロイヤリティを徴収できるようになります。高ければ高い程ブランド力がある、またサポートがかなり厚い、等目安をつけてみることが大事です。

■定額

毎月固定の金額を支払うルールです。これについてはまず、売上げがいくら出ても一定額のみ、つまり売上げが伸びやすい業態では特に使えるルールとも言えますし、一般にこのルールがFC最強のルールだ、などとも言われます。

ロイヤリティは基本的に後から変わることのないルールです。またこれについて見極めができるようになればかなりFC加盟に近づいている証拠ですし、まず放置してはならない、大事な肝と言えるでしょう。

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