融資と日本政策金融公庫のお話
【第10話】公庫で融資を受ける際の面談時のポイントは?
最終更新日:2023年11月3日
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太郎さん
公庫での面談は非常に大切になると思っているのですが、面談時の注意点を教えてもらいたいです!
田原先生
はい。では面談の際の注意点をお伝え致します。
最も大切なことは、公庫で面談してくれる担当者は「融資を受ける方の味方なのだ!」という意識を持つことです。
キツイことを言う方もいらっしゃるようですが、基本的に、「味方」なのです。
田原先生
その通りです。公庫の仕組みを理解すると、味方であることがわかって頂けると思うので、公庫の仕組みをご紹介します。
公庫では、最初に融資の担当者が面談してくれます。面談が終了した後、担当者が、公庫の上層部に資料を提出します。
この上層部が「OK」を出せば、その金額で融資が実行されます。つまり、公庫の上層部に皆さんのビジネスモデルを伝え、融資を受けられるように資料をまとめてくれるのです。
つまり、面談をしてくれる方は、融資の手助けをしてくれると言っても過言ではありません。
田原先生
はい。
融資の担当者は、厳しい方と、優しい方がいるのですが、どちらの方でも味方ですので、丁寧に質問に受け答えすることが大事なのです。
太郎さん
厳しいことを言われてしまうと逆ギレする方もいそうですね!
田原先生
逆ギレなんてしてしまったら絶対に融資に通らないので気をつけてくださいね!
もし、友達にお金貸してと言われ、逆ギレされたら、そんな方に絶対にお金を貸さないですよね!公庫もその考えと全く同じです。
太郎さん
絶対に逆ギレしませんので安心してください(笑)
田原先生
次に、担当者は、面談の際に「何が知りたいのか」を覚えておいて頂きたいのですが、公庫の担当者が、面談の際に知りたいことは、「貸したお金を返すことができる人なのか?」ということです。
売上があれば、貸したお金も返済できますので、売上根拠について質問されることが多いです。
太郎さん
まだ開業もしていないのに、売上の根拠を説明できますか?
田原先生
創業前の方は、実際売上の根拠を説明するのは、難しいのですが、「売上が立ちそうだな!」とイメージさせることが重要になってくるので、イメージできそうな資料を用意しておくことが大事なのです。【第7話】で補足資料のお話をしましたが、
・人口統計調査
・通行料調査
などの補足資料をすべて作成することで、売上イメージができるはずです。
つまり、補足資料を作っておけば、売上の根拠を説明しやすいのです。
太郎さん
補足資料の作成は、面談の際に役立つのですね。
田原先生
面談にも役に立ちますし、手間をかけて補足資料を作成することで、やる気をアピールすることができますね!
太郎さん
手間はかかりますが、やっぱり補足資料は作っておくべきですね!
田原先生
作ることでデメリットになることはないので、作成をオススメします。
太郎さん
面談って、どんな格好でいけば良いのでしょうか?
田原先生
本来は、何でも良いのですが、誠実さをアピールするためにもスーツでいくのがベストです。
田原先生
面談は、面談の時間は、30分から2時間程度です。
面談の担当者によって、かなり違いが出てきます。
面談の際の注意点はこれくらいですかね。
補足資料をしっかり作っておけば、質問されて困ることは基本的にないと思いますので、あまり不安にならずに、リラックスして面談にいってくださいね!
太郎さん
ありがとうございます!
とりあえずスーツを久々に着るので、入るか確認してみます(笑)
田原先生
入ると良いですね(笑)
次回は、融資確定後の流れを説明させて頂きます。
(第11話につづく)
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