最終更新日:2023年11月3日
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グロースハックやグロースハッカーという言葉を耳にしたことがあるけれど、具体的にどんなことをするのかわからない、という方は多いのではないでしょうか。
今、注目を集めているグロースハックの基礎的な考えをまとめました。
グロースハックによって成長したスタートアップ企業やベンチャー企業の事例はたくさんあります。
中小企業の経営者や個人事業主はチェックしてみてください。
グロースハック(Growthhack)とは、製品やサービスの改善を繰り返して成長させていく手法です。
たとえばWebサービスならアクセス解析を繰り返し行い、直帰率、コンバージョンなどを改善していきます。
Webの世界では主に広告やマーケティングで活用され、グロースハックによって成長したサービスはたくさんあります。
たとえば、TwitterやDropboxといった有名なWebサービスもグロースハックを行って世界的なサービスにまで成長したといわれています。
グロースハッカーは、文字通りグロースハックを行う人を指します。
現状の解析を行い、製品やサービスを成長させるための施策を投じます。
グロースハッカーの名前が世界的に知られるようになったのは、2012年に行われたアメリカ大統領選にて、共和党のミット・ロムニー陣営が雇用したグロースハッカー、アーロン・ジーンの存在がきっかけとされています。
最終的にバラク・オバマ氏が大統領に選ばれましたが、アーロン・ジーン率いるチームはWebサイト、ソーシャルメディアのグロースハックを繰り返し行い、1億8000万ドルもの献金を集めることに成功しました。
この事例のように、グロースハックは製品やサービス以外の分野でも活用できる手法です。
Twitterは解析結果から5〜7人フォローしているユーザーのアクティブ率が高いことを知り、初めてのユーザーにフォローのレコメンド機能を提供すると同時に、5人以上フォローしないと利用開始できない仕様に変更しました。
するとユーザーの定着率が大幅に上がり、Twitterは世界的なサービスにまで成長していきました。
グロースハックを行わなければ、もしかしたらTwitterはここまで成長していかなかったかもしれません。
グロースハックは「現状を分析し、より良い製品・サービスにするために改善を繰り返す」ことを基本とした考え方です。
広告費をかければ注目度は上がるかもしれませんが、費用をかけられない中小企業や個人事業主にとっては広告費の捻出が難しい場合もあるかと思います。
しかし、グロースハックは投資を最小限に抑えつつ、分析と改善を繰り返すことで成長を促すため、資金を多くかけられない中小企業でも非常に大きなメリットがある手法です。
では、なぜグロースハックが必要なのでしょうか。
それは、提供者が考えるニーズとユーザーの本当のニーズが一致するとは限らないからです。
分析してみないことにはユーザーの本当のニーズがわからないですし、実際に提供してみないことには反応はわかりません。
中には失敗する施策もあるかと思いますが、「これはユーザーニーズから逸れているのだな」とわかり、次の施策への試金石となります。
また、マーケットも常に変化しているので、最初に製品・サービスを提供したときと、現在ではニーズが変わっている可能性があります。
古い情報を頼りにしても、現在のマーケットでは通用しないことが多いので、分析を行って現状を把握し、改善を繰り返すことによりマーケットで受け入れられる製品・サービスへと成長させることができるのです。
個人事業も同じで、自分が最初に想定していたよりも売上が思わしくない場合は、何らかの原因があると考え、グロースハックを行って成長させていくことが必要となります。
グロースハックは現状の分析と改善で成長させられるので、資金的に余裕がない中小企業や個人事業の方はぜひトライしてみてください。
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