最終更新日:2023年11月3日
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朝礼といえば取り入れている企業とそうでない企業があります。
また、これから起業する方の中には果たして朝礼は必要かどうか、と考えている方もいらっしゃると思います。
ただ漠然と朝礼をするだけでは意味がありませんが、目的のある朝礼なら良い効果が得られます。
意味のある朝礼にするために、朝礼をするメリットとデメリットをふまえて朝礼の効果について解説します。
挨拶やコミュニケーション等の行動を習慣化させるという意味があります。朝礼がない会社は挨拶が鈍い、などとよく言われますし、社員同士の意思疎通が捗らず、それが原因となるトラブルも多いようです。また、挨拶はしなくてもナレッジマネジメントがしっかりしているから、という会社でも社員さん同士がせっかく共有した情報を忘れがちだと言います。
ここで抑えておくべき朝礼のメリットとデメリットをピックアップしてみます。
・始業時刻は全員が揃っている確率がかなり高く、重要なことを周知できる。
・朝礼での声を出した挨拶を通して全員の意識をコミュニケーションに向ける。
・その日の仕事に対してポジティブな感情を持つことができる。
・1人1人の役割・関係を再認識できる。
・一定の時間を使わなければならず、始業開始から忙しさがピークになるような職場には不適格
・顧客からの電話での連絡があった場合も応対できない可能性がある。
・朝礼で話をする内容によっては仕事への意識をマイナス化させてしまうことがある。
・毎日同じような朝礼の場合、マンネリ化によって関心が薄れてしまう。
終礼は外回りや直帰で全員が揃わないことがあるので、1日のうちで会社や部署で全員、または午前・午後それぞれのシフトに入っている社員・スタッフが揃う機会は朝礼しかありません。
例えばCDショップなら当日発売のCDに店舗限定の特典があることを全員に知らせたり、不良品の返品交換で来店されるお客様がいるので謝罪した上で素早く対応することを伝えるなど、大事な情報を共有することができます。
社内イントラネットや伝言ノートなどで情報を共有することも必要ですが、それだけでは個人個人で見落としが起こる可能性があります。
朝礼は会社やお店にとって大事な情報を伝えるのに最適な時間です。
コミュニケーションの点でも朝礼は大きなメリットがあり、「おはようございます」と声に出して言うことは社内でのコミュニケーション促進につながります。
顔を合わせて挨拶することでコミュニケーションに対して前向きな意識が生まれ、コミュニケーションが取りやすくなるでしょう。
人と人との会話は挨拶から始まりますので、朝礼で挨拶を済ませることでコミュニケーションの第一歩が完了したと捉えることができます。
まず全社朝礼もあれば部門朝礼もありますが、全社の場合は月に1度ペースだったり、また部門は毎日か毎週1回という頻度が一般的です。全社では代表者の訓示、経営方針、部門ごとの報告、イベントの連絡などが主になり、部門の場合は細かい業務内容の伝達、お知らせや全社レベルの注意事項などもあります。
このような一般的なルールがありますが、最近は朝礼は単に挨拶や声掛けをするために毎日5分だけ行う、という会社も多いようです。
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