最終更新日:2023年11月3日
続々独立開業中!独立開業をした方々に人気のフランチャイズ本部ベスト10を公開中。
いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。
ネガティブ広告というのは競争相手や競合企業に対し、欠点や問題点を指摘して信頼を失わせることを目的とした広告で、ネガティブキャンペーンとも呼ばれています。
選挙でも使われており、否定的な意見を言うことを主体とした宣伝手法です。
米マクドナルドがスペシャルティコーヒーを導入した際、スターバックス(以下スタバ)の発祥の地であるシアトルで、「Four bucks is dumb. now serving espresso.(4ドルなんて馬鹿馬鹿しい。エスプレッソを提供します」という内容の看板を出しました。
「buck」は英語のスラングで「1ドル」を意味し、スターバックス(Starbucks)の「bucks」とかかっています。
これは明らかにスタバに対するネガティブ広告です。
「Four bucks is dumb.」というフレーズ、そしてシアトルという場所での広告展開という明らかな挑発をされたにも関わらず、スタバはマクドナルドのネガティブ広告をスルーしました。
ネガティブ広告自体には怒りを感じたはずですが、スタバは企業同士のネガティブ広告での争いは消費者にとって価値のないものだと知っていたため、スルーを選びました。
実はスタバは広告自体を出しておらず、そういえばスタバの広告やCMは見たことないなぁと思い当たるかと思います。
スタバのCEOであるハワード・シュルツは「コーヒービジネスを展開しているのではない。コーヒーを提供するピープルビジネスを展開している」という信念を持っており、質の高いコーヒーと居心地のいい場所を提供することで多くの消費者の支持を得ています。
広告にお金を費やすのではなく、コーヒーの味と店内の居心地の良さを追求し、成功を収めています。
経営者ならライバル企業との競争に打ち勝ちたいという欲はあると思いますが、スタバの経営姿勢から、まず消費者のことを考えた製品、サービスを提供することがライバル企業に打ち勝つ手段であることが学び取れます。
また、フランチャイズの窓口では、独立開業をサポートするメールマガジンを無料で配信しています。いまなら登録された方全員に無料で「フランチャイズ虎の巻」をプレゼント中です。必ずお役に立つ内容になっていますので、フランチャイズでの開業を検討中の方はぜひご登録ください。
カテゴリ