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2024/11/24更新

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起業の手順で大切なことは?注意点や必要なものを解説

最終更新日:2023年11月10日

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起業の手順で大切なことは?注意点や必要なものを解説

パソコンやインターネットが広く普及した現代、ビジネスをはじめるということが身近になってきました。起業を考える人のなかにも、「雇われるより自分で経営したい」「あこがれの起業家に近づきたい」などなど、いろいろな理由があるでしょう。

本コラムではそんな方のために、起業の手順や大切なことを解説していきたいと思います。

起業する目的、必要性をもう一度考える

起業をする手順として一番はじめに大切なことは、「自分がなぜ起業したいかをはっきりさせる」ことです。

「社長になれば儲かりそう」「会社で雇われて働くのはなんとなく嫌だ」「起業家ってかっこいいじゃん」というようなあいまいな理由で起業しようと思っている方は、一度立ち止まって明確な理由があるかどうか考えてみてください。

起業するというのはなにかしらの大きな「ゴール」を目指して突き進むことです。そのためあいまいなモチベーションをもっているだけではビジネスを保ち続けることはできませんし、簡単に崩れてしまうでしょう。

そのため、起業を決心するにあたっては「ビジネスを興してどんな目標を実現させたいのか」「起業することで自分はどんな姿になりたいのか」「社会のどんなところで役に立ちたいのか」など、しっかりとした軸をもって臨むようにしましょう。

起業する目的、必要性をもう一度考える

事業内容の決定

起業の手順で最も重要になってくるのが事業内容を決めることです。起業する自分なりの軸が決まったら、どんな分野で起業するのかを決めましょう。IT、食品、サービス、メーカーなどさまざまな業界のビジネスが盛んですが、自分自身はどのように事業内容を決めていけばいいのでしょうか。

起業にあたって、いってしまえばどんなものでもビジネスになりえます。そのため、なにかいいアイデアがある場合は、「どの業界に当てはまるのか」などと心配する必要はありません。では、事業内容をどう決めていけばいいのか、アイデアを4つ紹介していきます。

自分の得意分野で起業する

得意なこと、あるいは経験があることで起業するパターンは、実際にビジネスを行っている人にもかなり多いのではないでしょうか。もともとはその業界で働いていたが独立してやってみたくなった、という人がこのパターンで起業することは少なくないでしょう。

得意分野や経験がある分野ならばスタートはゼロからではありませんし、誰ももっていない斬新なアイデアを出してビジネスに生かすことができるかもしれません。

自分の困りごとを解決するための事業をはじめる

得意なことではなく、あえて自分が解決できず困っていることをビジネスに選ぶというやり方もあります。解決できない困りごとというのは、だいたい自分だけではなく他の誰かも共通してもっていることが多いです。そんな人たちの困りごとを解決する、ということをニーズとしてとらえ、その分野で起業するという方法です。

あえて流れに乗ってみる

起業家として強い決意や意志がなければ難しいことですが、あえて流行に乗り、周りと同じようなビジネスで起業するというものです。

新規参入が多い分野に乗ってスタートし、徐々にビジネスの軌道に乗っていくという方法もひとつの方法です。

ただしこの方法はその分ライバルも膨大な数になりますので、いいビジネスモデルのアイデアがあったり、長い目で見たときの利益を待っていることができる方が向いているかもしれません。

自分がやりたいと思っていることをビジネスにする

自分がやりたいことがはっきりしているならば、それを軸にして起業するといいでしょう。ただ、あいまいな「やりたい」ではやはり長続きしません。自分のなかでしっかりとしたアイデアや将来の姿、収益などが考えられるようなものを選びましょう。

事業内容の決定

どのようにして資金を集めるか

起業をすると決め、やりたい事業がみつかっても、資金がなければまともな起業をすることはできません。そのため、資金集めも起業手順のなかでとても大切です。

起業自体は資金がゼロであっても可能なものですが、オフィスの用意や設備、広告費、活動費など、現実的なことを考えればかなりの資金が必要になってきます。起業の資金を集める方法を4つ紹介するので、こちらも参考にしてください。

自己資金を貯める

自分自身の貯金である自己資金を資金にして起業すれば、返済や利息といったものがなにも発生しないためスムーズにはじめることができるでしょう。

しかし、実際はすべての資金をまかなえるほどの貯金を貯めることは難しいうえ、のちのち事業生産などによる資金審査が厳しくなるというリスクがあるので注意しましょう。起業時に用意する自己資金は、必要な資金の3分の1ほどがオススメです。

投資家から出資をもらう

個人の投資家から出資をもらう場合、返済の必要がないのがメリットになります。

株式は会社の経営にかかわってくるものなので、多く投資家と取引するほど会社に対する権利を渡すことになります。経営に深くかかわることを許してしまうので注意が必要です。

補助金や助成金を活用する

自治体への申請で、金融機関から起業のための融資を得ることができます。事業内容によって金額や期間など条件は異なってきますが、返済が必要ないものなどもあるためチェックしてみるといいでしょう。

クラウドファンディングで資金を集める

ネット上で有志から募金を受けることができるクラウドファンディングは、最近人気になっています。資金を募集すること自体が起業の広告になり、早くから人々の評判や期待度を知ることができます。

今ではこのような方法も珍しくはありません。興味がある方は一度調べてみるといいでしょう。

起業するために必要な書類

起業の手順として最後に必要になってくるのが、必要書類の提出です。事業によってとてもさまざまな種類の申請や書類があるので、自分でしっかり把握しましょう。

個人事業主として起業する場合は必ず「個人事業の開業・廃業等届出書」の提出が必要になってきます。これは税務署で手続きをするもので、費用もなにもかからないので簡単です。

起業するために必要な書類

まとめ

起業の手順として大切なのは

・目的を明確にする
・事業内容を決める
・資金を集める
・必要な届け出をする

という4点です。

また、どの段階でも重要なのが「将来を考える」ことです。一時的な情熱やあいまいな考えで起業すると、収益が見込めず大変な思いをすることになってしまいます。自分なりの軸を決め、強い意志をもつとともに、ビジネスを行ううえで必要な現実的なことについてもしっかり考えて起業するようにしましょう。

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