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2024/11/24更新

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美容師として独立しよう!独立の方法にはさまざまな方法が?

最終更新日:2023年11月10日

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いろいろな人におしゃれの手助けをするといった仕事はたくさんありますが、そのなかのひとつに美容師という仕事があります。美容師は、専門学校に通って国家資格を取得して、お店で働きながら一人前になっていきますよね。その過程で、「美容師として独立したい」そんな気持ちが芽生えることはないですか?

でも、「開業の方法はどんなものがあるんだろう?」「開業にかかる費用は?「美容師で開業すると、どんなリスクがあるの?」などの悩みもあるのではないでしょうか。

今回のコラムでは、美容師の独立の仕方についてお話します。独立開業についての悩みを解決して、大きな一歩を踏み出せるきっかけになれば幸いです。

1.自分の店がもてる!美容師が独立するメリットとは

美容師が独立するにあたってのメリットの中で一番大きいのは、やはり自分のやり方でお店を経営していけるという部分ではないでしょうか。お店のインテリアなども、自分の好きなようにしてお店を始めることができますよね。

また、美容師という業種は40代あたりからの昇給が難しくなるので、それなら独立をして自分の店舗をもった方がいいと考える方が多いのです。年齢を重ねひたすら雇われ続けていることや、体力的な部分でお店勤めが厳しくなってくるのも40代からです。しかし、独立することで、体力的な負担を軽減することも可能です。

自分の店がもてる!美容師が独立するメリットとは

2.独立にはさまざまな方法がある!

美容師が独立するにはいくつかの方法があるので紹介していきます。

【個人店】

開業するまで自分自身ですべてをおこなわないといけないので大変ですが、この「個人店」での開業が1番イメージしやすいのではないでしょうか。独立していく美容師のなかでも、一番多く選択されている独立の方法ですね。

メリットとしては、自分の好きなように店舗運営できるということがあげられます。デメリットは店舗運営をおこなう上で、従業員の教育や経営方針を構築しなければトラブルが起きた際、自分で対応しなければならないことが起きてしまう点です。

【フランチャイズ】

美容師は、フランチャイズ展開している店舗と契約を結ぶことで独立開業することができます。

メリットとしては、フランチャイズ契約をおこなう店舗の経営ノウハウや知名度などを活用できる点です。今まで働いてきた店舗と経営方針などが違うなどと戸惑うことはあっても、そういったノウハウがあるだけでも非常にやりやすいのではないでしょうか。また、店舗を開業する際には周辺でマーケティングされた情報を提供してくれることもあります。

デメリットとしては、自分のやりたい運営スタイルやインテリアなどがあっても、フランチャイズ本部で決められた方針や物を使用しなければならないことです。また、店舗の売上が悪くてもロイヤリティの支払い義務が生じてくるので店舗運営が厳しく感じることもあるでしょう。

【パートナーシップ】

パートナーシップとは開業者とパートナーが一緒に店舗を開業するというシステムですが、これにはそれぞれ役割があり、開業者は店舗運営のすべて、パートナーは開業する際にかかる費用の負担と開業者のサポートを担っています。

メリットとしては、業務を効率的にすすめることが可能なことです。体調不良でパートナーが欠勤した場合に、もう一人働ける方がいるので安心して運営することができます。

また、開業時に資金を負担してもらっているので、お金の負担軽減につながるのもパートナーシップでの美容師開業の強みです。そして、コネクションが確実に広がります。パートナーのコネクションも活用すれば倍になるので、とてもいい形で経営戦略を立てられますね。

デメリットとしては、業務を効率的にすすめることができてもさまざまな戦略や新方針などパートナーの理解を得なければならないので、戦略や新方針実行までに時間がかかってしまうことです。

また、パートナーとは人対人の付き合いになってくるので、関係をうまく築いていかなければ店舗運営がうまくいかなくなることも考えられます。経営方針やこの先の経営ビジョンなどをしっかり共有し、納得した状態で美容師を開業しないと難しいでしょう。

3.美容師として独立開業する際の流れ・費用は?

美容師として、実際に独立して開業する流れを見ていきましょう。美容師の独立開業は、計画、準備、決定、宣伝という流れでおこないます。

【計画】

◆事業計画書の作成
事業計画書は融資の際に重要になるので記載内容には注意が必要です。
◆物件探し
開業したい場所を複数考え、周辺調査をおこない集客ができそうな場所を探しましょう。
◆経営方針
経営方針で店舗の将来性も変わってくるのでしっかり考えましょう。

【準備】

◆資金調達申込
事業計画書を作成したら融資機関へ申込をしましょう。
◆物件における店舗施工業者の選定
店舗のイメージなどをしっかり伝えて複数業者から予算の見積もりを取ることをおすすめします。
◆必要機材の選定
美容師で開業するにはどのような機材が必要なのか、機材の価格はどのくらいなのかピックアップしましょう。

【決定】

◆物件の施工開始
店舗の施工完了がいつになるのかはしっかり確認しておきます。
◆必要機材の決定
必要機材が決まったら施工に合わせて納入日を決めておきましょう。
◆美容室の提供メニュー決定
店舗の顔になるものなのでお客様が満足していただけるメニューや独自のサービスを考えます。
◆従業員の募集・教育
インターネットや求人雑誌の媒体を利用し求人募集をおこない、従業員が集まったら徹底的に経営方針の説明など開業後トラブルが起きないように研修を実施します。

【宣伝】

◆店舗プロモーション(SNS、ホームページ、チラシ配り)
従業員の研修などが終了したら、周辺地域でチラシの配布を定期的におこないましょう。また、SNSなどで店舗の情報を細かく更新して店舗のアピールをおこなうのも有効な宣伝方法です。

美容師として独立開業する際の流れ・費用は?

4.事前の準備・計画が大切!失敗のリスクを下げるには

美容師として独立するにあたって、経営失敗のリスクを下げるために店舗経営に関する準備と計画をしておきましょう。

まずは、しっかりとしたビジョンを立てることです。将来的に店舗の売上がどの程度あるのか、そのためには何が必要なのかを最低でも3年先まで考えておくと計画的に美容師として店舗を経営していくことができます。

そして、独立することを宣伝してください。お友達と遊んでいるときでもいいです。人に伝えることを実行してください。人の口コミというものが実際に美容室を経営していく一番の強みになるのです。

このふたつのことをしっかりと準備・計画して実行すると、美容室経営に失敗することが少なくなるのではないでしょうか。

美容師としての独立開業を、フランチャイズでおこなう場合でも同じことがいえます。フランチャイズの加盟先で経営方針が決まっていたとしても、売上をあげるためにはどうすればいいのかしっかりと考える必要があるからです。

また、すでに知名度がある美容室の名前を使っていたとしても宣伝は大切です。宣伝方法を考えて、たくさんの方にみなさんの経営する美容室の存在を知ってもらいましょう。

5.まとめ

美容師として独立するのはタイミングや年齢などいろいろあると思います、しかし、独立を考えている人は美容師になった段階で独立を視野に入れている人、ある程度の年齢に達したときに考える人などさまざまです。

美容師の独立にはいろいろな方法があるので、独立を考えたときに自分に合った方法で独立開業してみてはいかがでしょうか。

思いのままの美容室を開業したいなら個人店でもいいですし、不安やサポートが欲しいのならフランチャイズやパートナーシップでもいいでしょう。自分にあった方法を選んで独立して、すてきな美容室を経営してくださいね。

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