起業前に人脈づくりをするために取り組むべき4つのこと

最終更新日：2023年11月3日

• 起業前に人脈をつくっておく
• 社外の人脈をつくる
• 起業家との人脈をつくる
• 今持っている人脈を強化する
• 利益のために人脈づくりをしない

起業前に人脈をつくっておく

会社だと社内や社外の人と関わりがあるので人脈をつくりやすいですが、起業すると関わる人が減ることが多いので人脈がつくりにくくなります。起業前に人脈をつくっておくことはとても大事で、顧客になってくれるかどうかに関わらず、人脈を持っておくことでビジネスチャンスや学ぶチャンスが得られます。

社外の人脈をつくる

社内では自然と交流が生まれますが、社外の人脈となるとどれくらいいるでしょうか？営業職なら社外の人と飲みに行く機会が多いですが、他職種では飲みに行くなど付き合いがある社外の人は案外少ないのではないかと思います。ただの名刺交換で終わらせるのではなく、こちらからアプローチして積極的に人脈をつくることを考えてみましょう。飲みに行くだけでは人脈がビジネスにつながらないので、仕事上でお互い利害関係があるだけでなく、個人的な付き合いがあると起業後の良い人脈になります。

起業家との人脈をつくる

人脈は現職の仕事に関係する人に限定する必要はありません。起業を目指している人にとって、起業に成功している起業家とのつながりは起業の先輩として、あるいはメンターとして有益なアドバイスをしてもらうことが期待できます。ベンチャー起業家が集まるイベントや異業種交流会に参加するなど、自分から積極的に行動すれば人脈をつくるチャンスはあります。起業家は自分が苦労してきた分、これから起業する人を応援したいという気持ちを持っている方が多いので、資金的な援助でなくとも起業家としてのアドバイスや、サポートをしてくれる他の起業家や事業主を紹介してくれるかもしれません。

今持っている人脈を強化する

新しい人脈をつくることと同時に、今持っている人脈を強化することも考えてみましょう。起業を経験した経営者とのつながりがあるのなら、起業を考えてみることを相談してみたり、他の企業家を紹介してもらうなど、今の人脈からさらに広げてみるものよいかと思います。

利益のために人脈づくりをしない

このテーマとは言っていることが真逆になりますが、利益目当てて人脈づくりをするのはオススメしません。結果的に利益につながるとしても、人脈、人間関係を築くのは利害関係だけでは成り立たないからです。利益重視の人脈だと単発的な依頼があっても、継続して付き合いをしてもらうのは難しくなります。

この人なら安心して依頼できそうだ、この人なら良い事業者として成長するだろうと思ってもらえることは、何よりの人脈になります。事業を継続する上で利益を得ることは必須ですが、利益だけでは測れない人脈がたくさんあります。人脈を築くということは、信頼してもらうということです。事業を行う上で信頼してもらうことはとても大事なことで、信頼から依頼や紹介につながり、最終的に利益につながっていきます。人脈づくりは信頼関係を築くことであることを忘れず、人と人との付き合いを大事にしましょう。

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