最終更新日:2023年11月10日
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免許所持者でお酒を飲まれる方なら、運転代行を一度は利用されたことがあるのではないでしょうか。そんな運転代行業は、昨今の飲酒運転の厳罰化などを理由に需要が高まっています。そんな時代の中で、運転代行業をやってみたいと思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、「運転代行業って資格や申請ってすごく難しそう」と思いますよね。このコラムではこの先、運転代行業を開業してみたいけど、どうしたらいいかわからないという方のために運転代行業をおこなう方法を説明していきます。ぜひ役立ててください。
運転代行業を開業するにあたって、準備しなければならない資格や申請があります。
運転代行では、お客様の車両に随伴していくための車両が必要になります。普通自動車第一種免許所持者は、その後ろをついていく社用車を運転するために必要な免許です。
業務中はお客様の車を運転する機会があります。お客様の車を運転する場合は、普通自動車2種免許の資格が必須になります。
安全運転管理者は、各営業所に管理されている社用車が20台未満の場合、必ず1人は置かなければなりません。以下に掲げる要件に当てはまる方は安全運転管理者になることができないので、注意してください。
①20歳未満の方
②自動車の運転管理に2年以上の経験がない
③過去2年以内に次のような違反を犯した方
・ひき逃げ
・酒酔い、麻薬、無免許での運転
・自動車使用制限命令違反など
開業に関しての申請をおこなう際は、運転代行業を開業する都道府県の管轄警察署で申請をしてください。申請の際には、必要な書類があります。
登記事項証明書
・インターネットで申請して法務局で取得
・インターネットで申請して郵送にて取得
・法務局の窓口にて取得
損害賠償責任保険の書類
・お客様の車への補償として、対人なら8,000万円以上、対物と車両なら200万以上の契約が必要になるので注意してください。
申請手数料
・各都道府県で多少変わりますので注意してください。
認定申請書
・警察署にて申請書をもらってください。
戸籍謄本または妙本
・各役所にて取得してください。
車検証(コピー)
・社用車の車検証です。
安全運転管理者の運転管理経歴書
・自動車運転免許センターにて取得できます。過去2年分を用意してください。
安全運転管理者の住民票写し
・各役所にて取得してください。
運転代行業を開業する際、初期費用がどの程度かかるのかよくわからないと思います。実は運転代行業は、比較的低コストではじめられるビジネスなのです。
・保険代/1万円程度
・社用車(中古)/50万円程度
・駐車場代/3万円程度(立地によって前後します)
・社用車設備など(ガソリンや料金メータ)/10万円程度
上記の金額をみればわかるように、運転代行業は金額的にもはじめやすいといえるでしょう。ほかにも宣伝費用が40万円程度、初期人件費が15万円~25万円程度かかります。
トータルで130万円程度になりますが、条件次第で変動する可能性があります。
開業する際には、集客に対する戦略が必要になってきます。集客に関しては、ホームページや飲食店に対して営業をかける方法があります。
しかし、運転代行業のインターネットを利用した集客は意外とすくなく、あまりメジャーではありません。なぜなら、昔ながらの付き合いなどで、飲食店ではここの運転代行業者と決めている飲食店もあるからです。そのため、運転代行業を開業してすぐだと集客に苦労することもあるでしょう。
ビジネスにおいて、人脈は非常に大切です。運転代行業開業後は、飲食店を回り、利用してもらえるようがんばりましょう。
しかしながら、インターネットを利用した集客がすくないと述べたのですが、最近の利用者はインターネットを利用して探そうとする方が増えてきています。そのため、インターネットでの集客を充実させることで競合を一歩リードできる可能性があるのです。
ホームページなどを充実させて、インターネット上からでも手配できるようにすることで、集客力を格段にあげることが可能になります。さまざまな方法を使って、効率的に集客することを心がけていきましょう。
今はいろいろな業種でフランチャイズ展開している企業がありますが、実は運転代行業もフランチャイズを利用して運転代行業を開業することができます。運転代行業をフランチャイズで開業する際には、いくつかのメリットがあるので解説していきましょう。
①時間をかけることなく短い時間で開業
・本部サポートがあるので、開業手続きがスムーズにおこなえます。
②知名度による信頼感
・知名度があるので、結婚式などで利用してもらえる可能性があります。
③開業資金が抑えられる
・開業時に必要な車両など本部のサポートにより、通常より安く入手することが可能です。
④開業後の本部サポート
・本部でのサポートを受けられる上、本部が利用しているインターネットサービスで集客の安定化が望めます。
フランチャイズのブランド力やノウハウは、経営初心者にとって非常にありがたいものです。運転代行業の開業の際は、フランチャイズでの開業も選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
現在、非常に需要のある運転代行業は非常に魅力的ですね。開業にあたっての初期費用のコストも抑えることができるのではじめやすい業種ではないでしょうか。運転代行業を開業するためには、資格や申請などの必要性があります。しっかり確認して漏れのないように取得・申請しましょう。
開業・経営に不安のある方は、フランチャイズを利用することをおすすめします。フランチャイズであれば個人で開業するよりも簡単にはじめられます。また、本部の経営ノウハウ、知名度があるので開業当初からも安定した集客が望める可能性も高いでしょう。
これから運転代行業を開業したいという方は、ここまで書いてきた内容を参考に個人で開業するかフランチャイズ開業するのか検討していただき、ぜひ開業に向けて役立ててくださいね。
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