最終更新日:2023年11月3日
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失敗をしてしまうと、人間誰しも焦って取り返そうとしてしまいます。すぐに対応すれば修正できる失敗ならすぐやるべきですが、慌てて行動してさらなる失敗を生み出しては元も子もありません。失敗をした時ほど冷静に、何をすべきかを考えてから行動すべきです。
ギャンブルに負ける人の共通点は、負けた分をすぐ取り返したいと思うあまり、さらに深みにハマってしまう点です。事業はギャンブルではありませんが、失敗というネガティブな事実から感情的になって冷静さを欠いてしまい、突発的に行動するのは賢い行動とは言えません。失敗をしてしまったのは紛れもない事実ですので、まずは失敗を受け止め、できることをひとつずつして少しずつ解決するしかありません。一気に失敗を取り返そうとせず、ひとつひとつ軌道修正する方が、結果的に最も早い失敗の回復策となるでしょう。
5つの会社があれば、5つの会社それぞれの失敗があります。業種、事業内容、扱っている製品・サービスによって失敗の対処法は違ってきます。できれば失敗はしたくありませんが、予期せぬ失敗というものはどんな業種でも起こるものです。大事なのはどうして失敗をしたのか、何が原因であったのか、同じ失敗をしないためには何を改善すればいいのかを分析し、失敗のケースに応じて柔軟に対応することです。次に同じ失敗をしないよう、失敗を糧にすることが最も有益な方法です。
失敗したという事実だけに目を向けると原因が1つであるように感じますが、たいていの失敗は複数の原因から生じます。例えば担当者がある商品を大量に発注ミスをしたとすると、会社のチェック体制にも問題があると言えます。複数人がチェックしていればミスは防げたはずですし、複数人がチェックしていてもミスが起こったとなれば、その体制事態を変えることを考えなければなりません。失敗の原因は複数あり、1つの失敗を解決しただけでは根本的な解決にはならないということです。
大学時代、コンビニでアルバイトしていた友だちに聞いた話ですが、アルバイトのミスで返品できるものが返品できなくなり、損失が発生してしまったそうです。普通ならお店が損失をカバーするものですが、そのお店の店長はアルバイト全員に責任をとらせ、損失分を給料から差し引いたそうです。店長がチェックをしていなかったのもミスの原因だと思いますし、もし自分なら、このお店で働き続けよう、このお店のために頑張って働こうとは思わないことでしょう。
これはお店の話ですが、会社でも同じことが言えます。社員がミスをした時、会社としてどうカバーするのかで会社としての真価が問われます。例としてお話したお店とは反対に、社員のミスをカバーするのは会社の責任であると思います。もちろん社員が明らかにいい加減な仕事をしてミスにつながったのであれば厳しく言及すべきですが、どんなに優秀な社員でもミスをしない人はいません。貢献したいと思える会社であるかは、こういったところの違いだと思います。
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