学習塾を開業する上で抑えておきたいポイント

最終更新日：2023年11月3日

• ターゲットとする年齢を決める
• 人通りが多い場所で開塾する
• 学校の近くで開塾する
• 学習塾のニーズ

ターゲットとする年齢を決める

小学生、中学生、高校生向けの学習塾があり、学校の勉強のためか受験のためかによっても内容が変わってきます。
学習塾を開く際、まずターゲットとする年齢を決めます。
幅広い年齢に対応した方が生徒を集めやすいですが、他の学習塾との差別化が難しくなります。
小学生向けの中学受験専門塾にする、中学生の高校受験専門塾にするなど、対象となる生徒を明確にした方が、どのような塾かを知ってもらいやすく、ターゲットを絞り込んで生徒集めができます。

人通りが多い場所で開塾する

学習塾は立地場所が生徒集めに大きく関係してきます。
住宅街の中など知らないと気づかれにくい場所よりも、駅前や国道沿いなど人通りが多い場所の方が塾の存在を知ってもらいやすく、生徒集めに有利になります。
駅前の方が生徒に通ってもらいやすいので、通いやすさも考慮して立地場所を選びます。

学校の近くで開塾する

学校に近い場所で開塾するメリットは、生徒が通いやすいこと、親御さんが安心して通わせられるといった点が挙げられます。
やはり学校近くは親御さんにとって安心なエリアですし、法令によって学校の周囲はパチンコ店などが出せない決まりになっているので、経営者としても安心です。
小学生や中学生向けの学習塾を開く場合、親御さんの送迎を想定して駐車場がある物件を探しておく方が良いでしょう。

人通りが多く立地条件がいい場所は物件の賃貸料も高めになりますが、生徒が集まらないことには経営が成り立たないので、賃貸料を節約するよりも、思い切って立地条件がいい場所を選んだ方がメリットがあります。
賃貸料を節約して目立たない場所で開塾すると、広告費や宣伝費に費用をかけざるを得なくなりますし、宣伝費に多額の費用をかけている大手の学習塾に広告で対抗するのは難しいです。
それなら立地条件で少しでも学習塾の存在を知ってもらった方が良いと言えます。

学習塾のニーズ

すでに大手学習塾が駅前にある場合でも、ターゲットとする生徒層によって生徒集めは充分可能です。
少子化が進んでいるため生徒が少なくなっていると思いきや、子ども一人にかける教育費が増えていることと、今は学習塾に通うのが当たり前になっていているため、学習塾のニーズはあります。
受験のための学習塾と学校の勉強のための学習塾の両方に通う子どもも多いので、大手の学習塾では受験勉強を、他の学習塾で学校の勉強をしたいと考えている生徒をターゲットにするのもひとつの戦略です。

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