知らない方は損をする！？社員重視で社員の幸せを貫く経営者たち！

最終更新日：2023年11月3日

終身雇用全盛の時代には全ての社員の満足度を高めること、そしてできるだけ定年まで働いてもらうことが前提である、と言う企業が多かったものですが、今では人材も流動性が強くなり、組織力前提の時代とも言える中で福利厚生を充実させる企業も少なくなりつつあります。しかしながら、「社員の幸せを考えてくれている、常に社員ありきの姿勢を崩さない、仕事や報酬の満足度も高い」、、こんな多くの方にとって理想的と言える企業もゼロではありません。

社員が幸せな企業は儲かっている！

1つ考えてみたいのが、社員全体の幸せレベルが高い企業ほど儲かっている、という事実です。実例を挙げれば、従業員は全て正社員であり、年功序列が基本で65歳で平社員の方の年収は700万円以上、社員数1000人弱で売上高は200億円を超え、創業以来赤字年はなし。どうでしょう？営業ノルマもなく、残業は一切禁止だそうです。

■クイズに勝つだけで有給が半年！
年間休日は140日、育児休暇は3年、そして社員旅行は毎年ではなくても海外もある。きわめつけとも言えるのが、社内でクイズ50問に全問正解すれば有給休暇が半年も貰えるそうです。

■儲けを出すための社員重視策もある
柔軟な働き方の制度を実現するとともに、人材育成にも強きを置く、そんな会社を育てることで儲けを倍増する会社も増えています。例えば社員だけではなく、外部の協力業者に対しても資格取得支援を行い、講習を開いて個々に勉強し、同じ資格を目指す者同士が教えあったりしているうちに無理と思っていたスキルを獲得し、資格にも合格できた、となれば仕事にも張り合いが生まれます。単なる資格よりもスキル、という風潮も強い世の中ですが、資格をもっと正しい角度で捕らえて成功した事例とも言えるでしょう。

社員を大切にする経営トップ

卓越した経営の仕組みを有する企業を認定する賞と言われる日本経営品質賞を受賞した企業に共通して言えるのも、やはり経営トップが社員を大切にしていることです。そういう組織では必ず社員がお客様を大事にする文化が育ち、お客様が自らついてくるようになります。

■売上も利益も追求しない経営
■ライバル企業を蹴落とそうとしない経営
■社員を犠牲にしてまで無理して勝とうとしない経営

中小では商品、ブランド、サービスが認知されているわけでもありませんが、努力も実る、と信念を貫いた企業も多く存在します。このようなポリシーに勝るものはない、と言えるような気がします。

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