ブックオフはフランチャイズが多い？！誰にでもできる経営方法とは

最終更新日：2023年11月10日

最近、よく街中で見かけるのが古本の売買を行っているブックオフです。ブックオフは、数多くの本が揃っており、実際に本のなかを見て買おうかどうか決めることができます。また、非常に低価格で本を買うことができるため、近年は書店で本を買うよりもブックオフで買う方が増えてきており、人気のお店です。

そのように数多く存在するブックオフですが、店舗が多くあるということは経営も簡単なのではないかと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか？

ブックオフはフランチャイズ展開もしているので、多くのサポート受けながら経営を続けていくことができるのです。そこで今回はブックオフのフランチャイズに焦点をあて、ブックオフの事業やフランチャイズ経営者へのサポートなどを説明していきたいと思います！

• 1.ブックオフの実績は本の買取だけじゃない
• 2.フランチャイズもある！直営店との違いは？
• 3.成功させるためにはロイヤリティも大事
• 4.しっかりした支援もある
• 5.まとめ

1.ブックオフの実績は本の買取だけじゃない

ブックオフのフランチャイズについて説明する前に、まずブックオフのサービスについてご紹介します。

ブックオフというと、やはり一番に思いつくのが本の買い取りです。しかし本の買い取りだけだと「この先経営は大丈夫なのかな？」と心配になりますよね。しかし、じつはブックオフが手掛けているのは本の買い取りだけではないのです。

・本以外の商品も販売！

実際にブックオフの店頭を見てみると分かりますが、本以外にも取り扱っている商品は多数あります。
取り扱っている商品は以下の通りです。

・本
・CD/DVD/ブルーレイ/ゲーム
・携帯電話
・楽器
・家電
・服
・スポーツ用品
・トレカ
・おもちゃ
・ベビー用品
・ブランド装飾品
・食器/雑貨
・家具
・ブックオフオリジナル商品

店舗によって買い取り商品は異なってきますが、非常に多くの商品を取り扱っていることがわかります。

・宅配サービスも！

わざわざ本を売るのに、重たい本を持って店舗へ移動するのは少し大変です。そんな方のために、ブックオフでは宅配サービスも行っています。

宅配サービスの買い取り方法は「宅配買取」「出張買取センター」「店舗出張買取」の3種類があります。お住いの地域や、売りたい商品の数によって方法が変わってくるというシステムです。店舗に持っていく方法と比べて負担が少なく、簡単に売ることができるので、気軽にブックオフを利用できます。

2.フランチャイズもある！直営店との違いは？

なかには「ブックオフの経営に興味はあるけれども、社員でもない限り経営はできない」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。結論からいうと、本部の社員でなくてもブックオフを経営することは可能です。というのも、ブックオフはフランチャイズシステムを採用しているからです。

・フランチャイズシステムについて

ブランド力のあるお店を経営するには、2通りのやり方があります。

ひとつ目は、直営店を経営するやり方です。直営店は、本部が雇っている社員が運営をするので、本部に入社をしなければいけません。ふたつ目は、フランチャイズ店になることです。フランチャイズ店は、本部の社員でなくとも運営ができます。

そして、ブックオフはフランチャイズ店が多いことが特徴です。出している店舗のおよそ三分の一がフランチャイズのお店なのです。

3.成功させるためにはロイヤリティも大事

フランチャイズのお店を経営するには、ロイヤリティを支払わなければいけません。ロイヤリティとは、簡単にいうと「ブランド名を貸してもらっているお礼代」のことです。ブックオフのフランチャイズ店も、開業すれば売上の一定の割合の額を支払う必要があります。

ロイヤリティの決め方は「売上歩合方式」「定額方式」「粗利分配方式」の3種類があり、ブランドによって異なります。

「売上歩合方式」は、売り上げの数パーセントがロイヤリティです。パーセントの割合はブランドによって異なります。「定額方式」は、支払う額が定額であらかじめ決まっています。また、「粗利分配方式」は、利益に対していくらかの割合を支払うというものです。割合の大きさもブランドによって異なります。

このように、ロイヤリティはブランドによって算出方法やパーセンテージが変わってきます。ロイヤリティに満足していない状態で運営を始めてしまえば、不満を抱いてしまうかもしれません。その不満が問題に発展する可能性もあります。

そのため、開業を検討しているときは、あらかじめロイヤリティを確認することをおすすめします。

4.しっかりした支援もある

ブックオフにはフランチャイズシステムがあり、実際に経営をすることが可能だということはご理解いただけたかと思います。
それでも、やはり知らないお店の経営をいきなり始めるというのは非常に不安を感じるものです。そのような不安を解消するために、ブックオフは支援をおこなっています。

・研修

オーナーに向けて開くもので、研修をおこなうことによりサポートをします。多くのオーナーが一斉に集まるので、情報交換をすることができます。

・オーナー会

ブックオフではオーナー会というものを開いています。年に2回開かれており、本部の主催が1回、各支店の主催が1回あります。

・よむよむ広場

加盟店へ向けた情報発信サイトがあります。このサイトで、本部の最新情報やデータの共有などができます。

5.まとめ

ブックオフでフランチャイズオーナーになると、支援制度に基づいたサポートを受けることによってノウハウを提供してもらえたり指導を受けたりすることできるので、未経験でも安心して会社運営をおこなえます。

起業をしてみたいけれども、ひとりでは不安を感じるという方や、ノウハウを教えてもらいたいという方はフランチャイズ店を経営してみてはいかがでしょうか。

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