フランチャイズでの新規開業で失敗する4つの理由

最終更新日：2023年11月3日

• 事前調査・情報収集を怠る
• フランチャイズを比較しない
• 経理を煩雑に行っている（ドンブリ勘定）
• 居抜き物件で失敗

事前調査・情報収集を怠る

事業を行う前に、市場調査やニーズ、フランチャイズ加盟店などについての情報収集を怠ると、失敗する要因となります。
楽に経営できそうだから、今流行っているから、安くで開業できるからといった安直な理由で開業するのはオススメしません。

開業する前に、将来性が高い事業は何か？ライバル事業者が少ない事業はないか？勝算が高い事業はどれか？など、事前に調査と情報収集を行いましょう。
情報収集をしてみないと分からないことがたくさんありますので、開業を成功させる上で情報収集は非常に大事です。

フランチャイズを比較しない

フランチャイズは多数あり、フランチャイズによってサポート内容や初期費用・毎月のロイヤリティなどが異なります。
内容が充実しているかどうか、費用が適切であるかどうかは各フランチャイズを比較しないことには判断できません。
複数のフランチャイズの資料を請求したり、説明会に参加するなどしてフランチャイズごとの特色や条件などを比較して選びましょう。

経理を煩雑に行っている（ドンブリ勘定）

事業で失敗する原因のひとつは、経理の煩雑さにあります。
たとえ事業の才能があったとしても、経理がドンブリ勘定だと経営はうまくいきません。
開業した後だけでなく、開業前からしっかり経費を勘定するよう意識しておかないと、無駄な出費が増えて資金が逼迫してしまいます。

開業に要した費用は開業費として計上することができますので、物件取得費や設備投資費だけでなく、フランチャイズの説明会に参加するための交通費や、セミナーの参加費なども開業費に勘定しておきましょう。
開業前から無駄な経費を節約したり、経費を勘定する習慣をつけておくことはとても大事なことです。

居抜き物件で失敗

居抜き物件は前の店舗で使っていた設備や天井・床・壁などを利用する物件です。
設備や状態を流用できることから費用を安く抑えられるのがメリットですが、居抜き物件のメリットを活かして開業するには知識とノウハウが必要となります。
同職種であれば大丈夫と考えてしまいがちですが、同じ設備で経営するということは、同じ轍を踏んで失敗する可能性があるということです。
もちろん経営の仕方に問題があって前の経営者が廃業に至ったことも考えられますが、居抜き物件は思っているより簡単ではありません。
費用が安いからという理由だけで居抜き物件を選ぶのはオススメしません。

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