失敗を認めない経営者より、素直に失敗を認める経営者の方がうまくいく

最終更新日：2023年11月3日

• 経営者が失敗を認めることの難しさ
• 事業には失敗がつきもの
• 現実を見る
• 失敗を認めない経営者からは人が離れていく
• 失敗は経営の糧になる

経営者が失敗を認めることの難しさ

負けず嫌いな性格であることは長所にも短所にもなりますが、失敗した時に認めることが難しいかと思います。負けず嫌いであるがゆえに失敗を認められず、間違ったやり方のまま事業を続けていると、いつか取り返しがつかない状況になってしまいます。失敗を認めることは、次のステップへ進むために、経営者が避けては通れない道であると言えます。

事業には失敗がつきもの

最初の事業で成功する人もいれば、試行錯誤を繰り返して成功を収める経営者もいます。事業には失敗がつきものというのはすごく基本的な考え方ですが、いざ事業を始めると、なかなか失敗が当たり前と考えるのが難しくなるのです。損失が発生していればするほどそのやり方で取り返そうとしてしまいますし、時間をかけるほど無理にでも計画通りに進めようとしてしまいます。

事業には失敗がつきものという考え方を常に頭に入れておけば、イレギュラーな事態や、起業前には予想していなかった問題に遭遇して失敗を経験しても、失敗を繰り返しながらも前に進むことができます。別の失敗を回避するためにも、すでに起こってしまった失敗を認めることが必要です。

現実を見る

すごくストレートな言い方ですが、失敗を認めない経営者は”現実を見ていない”だけと言えます。自分が描いていた通りに事業が進まなかった時、現実から目をそらして都合のいいことだけを見ていたのでは、事業はうまくいきません。世の中は思い通りにいかないことだらけなのですから、壁に行き当たった時にどう次のステップにつなげるかで経営者の力量が試されます。常に現実を見て行動することは、経営者が備えているべき能力だと言っても過言ではありません。

失敗を認めない経営者からは人が離れていく

自身の失敗を認めず、周りの意見に耳を貸さない経営者からはだんだん人が離れていってしまいます。失敗を認めると経営者としての威厳が損なわれるといった考えは捨て、事業を軌道修正するには素直に失敗を認めることが必要です。

失敗をしたからといって、周りはあなたを見限ることはありません。あなたも誰かの失敗を許してきたように、素直に認めれば周りもあなたの失敗を許してくれます。意固地になって失敗を認めようとしない経営者より、正直に失敗したことを認めて素直に周りに協力を求める経営者の方が手助けしたいと思いますよね。人間誰しもが間違いをするものですし、それに気づいて軌道修正する力が経営者には必要です。事業は自分一人でやっているのではない、周りの協力があってこそ成り立っているのだとを、常に心に留めておくと素直に失敗を認めることができるかと思います。

失敗は経営の糧になる

100％失敗をしないで万事うまくいく事業は存在しません。程度の違いはあれど、経営者なら誰しもが失敗を経験します。前例がない事業であるほど、どこで失敗するか予測がつかないものです。失敗は経営の糧になり、事業の改善につなげることで失敗が有益なものとなります。失敗を失敗で終わらせることこそ、経営者が一番してはいけないことなのではないでしょうか。

また、フランチャイズの窓口では、独立開業をサポートするメールマガジンを無料で配信しています。いまなら登録された方全員に無料で「フランチャイズ虎の巻」をプレゼント中です。必ずお役に立つ内容になっていますので、フランチャイズでの開業を検討中の方はぜひご登録ください。

メルマガ登録フォームはこちら（無料）

• 
• Tweet