開業するためのお金はどうやって集めるのか

最終更新日：2023年11月3日

• 資金繰りを明確に
• 資金のバランスが大事

起業するにはある程度まとまったお金が必要です。フランチャイズでももちろん、フランチャイザーは人材を集めるために加盟店を探しているわけではありませんし、どちらも同じ起業のための資金です。しかしながらフランチャイズの大きなメリットとも言えるのが概算での額を出しやすいことと言えます。もちろん資金ゼロもあれば数千万円の例もありますが、脱サラでスキルがなく、まだまだ起業を始めることは先のこと、などと言わずにある程度前倒しに詰めていくことも可能です。

資金繰りを明確に

資金について大事なのは、まず自分が十分な金額を用意できるのかどうかにあります。借金をするかどうか迷っている、というだけではなかなか、ある程度ここからはこれだけ融資を受けられる、と把握できたら、利息はどれくらいか、またどれくらいで返せるかも大事です。他には金額を搾取されてしまうようなことにだけは注意したいものです。

誰もが潤沢な自己資金で始めているかといえばまったくそうではありません。また借金をして開業することはデメリットだけではない、ということも知っておく必要があります。ここで自己資金派の言い分を考えてみると、

■自己資金を使うことのメリット

返済も利息も不要でその分事業での採算に集中できる

多少の不利益でもまだまだやれる

開業後の資金もどんどん注ぎ込めれば事業は安定しやすい

■その逆、つまりデメリット

資金集めまでの時間が長く、チャンスに乗れない

事業規模もスモールになりがちでその分リターンも少ない

資金のバランスが大事

現実的に自己資金だけで開業した場合、意外に失敗するケースが多いと言われています。事業は伸び悩み、リターンが少ないままでいるとどうしても縮小傾向が強くなるといいますか、当初の目的とは違っていた、などということもあり得ます。

もちろん資金の配分も上手に仕込んでおくことです。例えば自己資金が2に対して借金は1の割合とすれば、運転資金を余分に自己資金で確保することもできたり、理想的なスケールで事業に専念していけるはずです。

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