最終更新日:2023年11月10日
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「安く買って高く売る」という単純明快でわかりやすい方法で稼ぐ転売ビジネスは、副業として人気のお仕事のひとつです。しかし、うまく収益を出すためには仕入れる商品を選ばなければならず、「どうやって転売すれば儲かるのか分からない」という人も多いでしょう。
そこで、今回は副業転売で収益を上げるためのやり方をご紹介。副業転売が違法になるケースや、後々必要になる確定申告など、転売で稼ぐなら知らなければいけない注意点も解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
副業転売には、大きく分けて「プレミア商品の転売・せどり・輸入販売」の3つのタイプがあります。それぞれ仕入れ先や取り扱う商品などが異なるので覚えておくとよいでしょう。各タイプの転売の特徴とやり方を解説していきますので、どのタイプで副業転売を始めるかを決める時の参考にしてみてください。
【プレミア商品転売のやり方】
プレミア商品を簡単にいいますと、希少性が高くて入手困難な商品のことです。需要に対して供給が少ないことにより高い値段でも売れるため、プレミア商品はメーカーの定価(希望小売価格)よりも高い相場になりやすくなります。これを利用して商品を転売し稼ぐのがプレミア商品の転売です。
このタイプの転売は売れる商品をいかに素早く予約・購入できるか、人気商品の事前リサーチといった要素が重要になります。人気の商品は予約終了や売り切れまでが早いため、他の転売と比較してより計画的に行動する必要があるでしょう。
【せどりのやり方】
店舗で販売されている商品の価格とインターネット上の相場価格の差を利用して利益を得るタイプの転売がせどりです。せどりでよく利用される店舗はディスカウントストアやサイクルショップなど。
大量仕入れや薄利多売などの理由により相場より安く売られていることも多いため、掘り出し物が見つかりやすいです。せどりは会社帰りの寄り道や休日を利用して仕入れを行え、プレミア商品の転売のように急ぐ必要もありません。そのためマイペースに副業転売をしたい方に向いています。
【輸入販売のやり方】
海外の卸売サイトから商品を仕入れ、日本の通販サイトなどで販売するビジネスが輸入販売です。インターネット上で仕入れと販売のやりとりをするため在宅ワークで副業転売をすることができます。さらに、海外の卸売サイトではかなり安い値段で仕入れをおこなえることもあり、うまくいけば大きく稼ぐことも可能です。
ただし、輸入販売は先ほどご紹介した2つのタイプの転売よりも覚えることが多く、税関や輸出入規制などのルールをよく知る必要があることに注意が必要です。
副業転売は手軽に稼ぐことができるため人気の副業ですが、人によって向き・不向きが分かれるお仕事でもあります。ここで、副業転売のメリット・デメリットを紹介しますので、ご自身に副業転売が向いているかの参考にしてみてください。
副業転売の基本は「安く買って高く売る」ことです。これだけのことをするだけでよいため、何か特別なスキルがない方でも副業転売で稼ぐことができます。ただし、大きく稼ぎたい場合は需要のある商品を見極めるリサーチ力や、作業を効率化するための工夫などが必要です。
副業転売は基本的にメルカリ・ヤフオク・Amazonなどのインターネット上の販売サイトを通じて取引することが基本です。そのため、インターネットに接続したスマートフォン1台があれば副業転売で稼ぐことができます。また、売れる商品のリサーチや販売サイトに出品した商品の在庫管理もスマートフォンで完結しておこなうことが可能です。
副業転売は商品を仕入れて販売するという仕組み上、常に不良在庫を抱えるトラブルが発生するリスクがあります。利益が出そうな商品を見つけても、誰か買ってくれる人がいなければそのまま不良在庫となってしまいます。そのため、副業転売では利益がでる商品であるかだけでなく、「販売サイトで売れている商品であるか」もリサーチすることが重要です。
副業転売でもっと稼ぎたいと思った場合、仕入れを多くして商品の数を増やすのが手っ取り早いです。しかし、取り扱う商品が多くなるということは、その商品を管理・保管する手間も増えるということ。いざ注文が入ったときに困らないように、商品管理を徹底することが大切です。商品のジャンルごとに保管する場所を分けるなどをして対策をしておきましょう。
副業転売では、法律で転売を禁止されているものでなければ基本的に何の商品でも販売することが可能です。しかし、「実際どのような商品がねらい目なのか知りたい」という方も多いでしょう。ここでは、副業転売で扱われることの多い商品を少し紹介します。
ファッションアイテムとしておなじみの古着・スニーカーは、実は副業転売として最適な商品です。古いブランド物の古着やスニーカーは生産終了により入手困難になっているものが多く、高い値段でも売れやすくなっています。基本的な仕入れ先は古着屋やスニーカーショップなど。インターネットでは高額で取引されている古着やスニーカーが安い値段で投げ売りされていることもあり、見つかれば高い利益が期待できるでしょう。
メーカー生産終了済の古いおもちゃも転売の商品としておすすめです。古いおもちゃは当時そのおもちゃで遊んでいた方やコレクターの方が購入してくれることもあり、高い値段で売れることもあります。また、古くて入手困難なゲームソフトやゲーム機はプレミアがついて高い値段で取引されることも。古いおもちゃやゲームはリサイクルショップ等で販売されていることが多いので、一度覗いてみるとよいでしょう。
副業転売は場合によって違法行為となるケースがあるので注意が必要です。主に以下4つのケースで違法となってしまうので、転売副業を始める前に把握しておきましょう。
副業転売で稼いでいく場合、基本的には古物商許可証(以下、古物商)とよばれるものが必要になるため、必ず取得するようにしてください。古物商は営利を目的として古物(中古品)を仕入れる時に必要となり、違反してしまうと「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられます。なお、すべての転売行為に古物商が必要であるわけではありません。以下に古物商が必要・不必要なケースをまとめましたので参考にしてみてください。
古物商が必要 | 古物商の必要なし |
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なお、一度取引がされたものなら新品未開封であっても、古物として定義されるため注意が必要です。例えばオークションやフリマサイトで仕入れを行う場合。その商品は一度個人の手元に渡っていることから、古物商の定義では中古品扱いになるため転売をする場合は古物商が必要になります。
また、古物商の申請をする場合はご自身が住んでいる地域を管轄している警察署に行き書類を提出する必要があります。許可がもらえれば申請後40日程度で交付されます。交付までが長いため、副業転売を始めるなら早めに申請しておきましょう。
偽物を転売してしまった場合、商標権侵害や詐欺罪などに問われる可能性があります。そのため、偽物の商品は絶対に販売しないようにしましょう。また、偽物の商品を転売した場合、偽物と知らずに売ってしまったとしても商標権侵害の罪に問われる可能性もあります。偽物と疑われる商品があれば、偽物か本物かを判定してくれる機関などに見てもらうとよいでしょう。
法律や規制により、転売を禁止されているものも一部あります。副業で転売を始める時は、転売が禁止されているものをあらかじめ把握しておきましょう。代表的なものでいえばコンサートやイベント会場などのチケットの不正転売。チケットの転売は長らく問題視されており、2019年にチケット不正転売禁止法が施行されました。
チケットの不正転売の定義とは、「チケットを営利目的として購入し販売すること」です。コンサートに行く予定だったが、予定が入り行けなくなった場合にチケットを売る場合は基本的に不正転売にあたりません。しかし、転売目的でなくてもチケットを利益が出る形で販売してしまうと、不正転売とみなされ処罰の対象になる可能性が高いため注意が必要です。
転売が完全に禁止されているわけではないが、免許や届け出をしていないと違法となる商品もあるので注意しましょう。例えば、以下のものを販売する場合免許や届け出などの手続きをするようにしてください。
【販売に免許や届け出が必要なもの例】
酒…酒類販売業免許
タバコ…財務大臣から許可を得る
化粧品…化粧品製造販売業の届け出
医療機器…管理医療機器販売業・貸与業の届け出
希少動物の剥製…国際希少野生動植物種登録票
上記以外にも出品に注意しなければいけない商品が多数存在します。「どのような商品に注意しなければいけないのか知りたい」という場合は、フリマサイト等の規約で記載されている「禁止されている出品物一覧」が参考になるため、見てみるとよいでしょう。
確定申告とは、1年間に稼いだ所得と税額を確定させる手続きのことをいいます。副業転売で稼ぐ場合は、基本的に確定申告が必要となるため覚えておきましょう。ここでは、確定申告の詳しい基準と副業転売の確定申告で用意する事柄を解説します。
副業転売に限らず、確定申告は「20万円を超える所得の発生」により申告義務が発生します。申告が必要にもかかわらず確定申告をせず所得税を支払っていないと「脱税」となりますので、基準に当てはまるなら必ず確定申告をしてください。
なお、確定申告の基準である20万円はあくまで利益ではなく所得である点も覚えておきましょう。所得は「利益から経費を引いた金額」のことで、副業転売をする時に必要となった出費を経費として計上し、利益から引くことができます。
副業転売の場合は、商品発送時の送料や取引完了済みの商品を購入するために使った仕入れ金額を経費として計上が可能です。経費をしっかりと計上することで支払うべき税額を減らすことができます。また、利益から経費を引いた結果、20万円以下の所得になる場合は確定申告の義務はありません。
【確定申告で必要になるもの】
副業転売で確定申告をする場合、上記のものが必要です。帳簿は7年間の保存義務があり、税務署からの調査があった場合に提出します。また、レシート等の経費を証明する書類は商品を仕入れた「証拠」として必要になるため、失くさず大切に保管してください。
フランチャイズとは、企業と連携して経営を始めるビジネスです。フランチャイズでできる事業の中にはネットショップ経営や輸入販売などの転売事業もあり、副業で始められるフランチャイズもあります。フランチャイズで転売ビジネスを始める場合、具体的には以下のメリットがあるため、ご興味がある方は検討してみてください。
【フランチャイズ(FC)のメリット】
一方で、フランチャイズ事業を始めるための開業資金が必要で、利用料(ロイヤリティ)の支払い義務があるなどの注意点もあります。ただ、フランチャイズは開業資金はかかるものの、上記のように「サポート面でのメリットが大きい」です。業界未経験の方でも稼げるようになるためのノウハウや支援を受けることができます。そのため、一人で副業転売をして稼ぐ自信があまりない方はフランチャイズ開業を検討するのもよいでしょう。
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