最終更新日:2023年11月3日
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居抜き物件は開業資金を抑え、開業前の期間を短縮できるといったメリットがあります。
その反面、レイアウトが制限されたり、造作譲渡料がかかるといったデメリットもあるので、メリットばかりではありません。
居抜き物件を利用して開業しようと考えておられる方のために、居抜き物件のメリットと注意点をまとめました。
物件によってもメリットの幅が変わってくるので、開業前にしっかり調査しておきましょう。
居抜き物件は前のお店の内装や設備が残った状態になっているので、同じ業種であったり、使える設備が残っている場合はコストが抑えられるというメリットがあります。
イスやテーブルといった備品も残っている場合、備品にかかる費用も抑えられます。
設備にかかる費用を抑えられるなら、開業資金が少なくて済むのでかなり助かります。
お店を開く上で内装や設備投資にはコストがかかりますが、流用できる設備がある居抜き物件なら一から改装するよりも安く済ませられます。
水回りの設備はコストがかかりますので、コストを抑えて飲食店を開業するなら居抜き物件を探すのもひとつの手です。
居抜き物件は内装や設備がすでに存在しているので、一から改装するよりも施工期間が短くて済みます。
全くそのままというわけにはいきませんが、一から内装を整えるよりも早いですし、設備を整える時間も短縮できます。
水回り設備を整えるには時間がかかりますが、飲食店の居抜き物件なら水回り設備を流用できますし、設備を選んだりする時間も省けるので、開業までの時間が短縮できるのも居抜き物件のメリットです。
同業種の場合、居抜き物件を利用することで前のお客さんを取り込める可能性があります。
もちろん違うお店なので、その店に入るかどうか、前のお店と同じように常連として通うかどうかはサービス内容や雰囲気などで判断されますが、場所として考えた場合、たとえばカフェの居抜き物件なら近所だから通っている方、職場に近いから通っている方も多いので、お客さんを引き継げる可能性は充分あります。
居抜き物件は内装や設備がすでに存在するので、コストを抑えられる反面、自由度が少ないのが欠点となります。
イメージにぴったりの居抜き物件があればいいですが、そうでない場合、レイアウトで妥協せざるを得ない箇所がでてきます。
居抜き物件はあらかじめ流用することを想定しているので、自由度よりもコストや時間短縮を取りたい方に向いています。
設備には耐用年数がありますし、使用頻度や使用の仕方によっては劣化が進んでいる場合があります。
コストを抑えるために居抜き物件を選んだものの、設備の劣化が著しくて使えなかったり、開業してから短期間で不具合が出て設備の入れ替えを余儀なくされ、結局コストがかかってしまう可能性も考えておかなければなりません。
居抜き物件の設備が使えるかどうかは、必ずチェックしておきたいポイントです。
居抜き物件の中には、造作譲渡料がかかる物件もあります。
造作譲渡料は内装や設備を買い取るための費用です。
使用年数ではなく、立地条件や集客力など物件の価値で決められるので、条件がいい物件は造作譲渡料が高く設定されている場合があります。
コストを抑えるために居抜き物件を選んだものの、造作譲渡料の支払いを求められて結局コストがかかってしまうケースもあるので、造作譲渡料が発生するかどうかは契約時に必ず確認しておきましょう。
前のお店が閉店した理由が家庭の事情や資金的な問題であれば別ですが、立地条件が不利であったり、ライバル店が近くにあるなど、失敗する原因がお店の条件にある場合、同じ失敗を繰り返すリスクがあります。
居抜き物件で開業するなら、なぜ前のオーナーはお店をたたんだのか、その業種で開業するのに適している物件なのかどうかを調べておく必要があります。
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