最終更新日:2023年11月10日
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「起業」。この言葉に一度は夢見たことがある方も多いのではないでしょうか。
起業は「自分の好きなことを仕事にしたい!」「自分がトップに立って会社を引っ張っていきたい」「雇われているときでは稼げない額のお金を稼ぎたい!」などの、日々の生活の中のあこがれや願望、夢を現実にできる可能性を秘めています。
近年では「10代で起業して大成功しました!」といった特集やドキュメントなどをテレビ番組でも良く見かけます。しかしこの夢にあふれた起業の成功率、皆さんはご存じですか?
とあるデータによると、起業後、経過年数ごとのの生存率は
1年…73%
5年…42%
10年…26%
となっています。
いかがでしょうか。こちらもデータでは起業後5年で半数以下に減っていますよね。「こんなに低いの?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。しかし、これらを統計した10年後の起業成功率は26%といわれているのが現状です。
つまり、残りの74%は10年で倒産に追い込まれているのです。
あこがれや夢が大きい分、やはり成功への道のりは厳しくハイリスクが伴うようです。起業の前に、このような現実もしっかり知っておく必要があるでしょう、
ここでは、起業の成功率が下がる原因である「失敗の主な原因」に焦点を当てていきます。
主な要因の一つ目は【起業時にお金をかけすぎたせいで資金が底をつくケース】です。資本金、大量の在庫に場所代、備品代など、起業の上で必要な金額は想像以上に高くなることが多いです。
起業は人生で何度もできることではないからこそ、「すこしでもよいものを」という思いから、気づいたときには開業資金がものすごい額になっていた、というケースも考えられます。
次の要因は【ランニングコストがかかりすぎたケース】です。起業時だけでなく、継続する上で絶対的に必要なコストにお金がかかりすぎているケースです。
ランニングコストといってもさまざまです。たとえば家賃や通信費、人件費、保険、接待代などがあります。家賃はその場所で始めてしまった以上はどうしようもありませんし、人件費の場合は人を減らすと上質なサービスが提供できなかったり、自分自身がさらに身を削って働くことになります。
つまり、ランニングコストを軽視すると八方ふさがりの状態になってしまう可能性があるのです。
三つ目の要因は【季節や流行に左右される商品やサービスであったというケース】。
一時的に大流行したり、その季節だけ爆発的に売れることはあっても、長期的に売れ続ける商品やサービスってなかなかありませんよね。
目先のトレンドや世間の盛り上がりにとらわれて起業したものの、一年と持たずに廃業してしまうことも多いようです。ブームが去ってから再び売れるためには、相当な宣伝やアイディアが必要になります。
つまり起業当初は成功と思えても、その成功を長続きさせられる会社はほんの一握りということです。
四つ目の要因は【事業を拡大しすぎてしまったケース】。
起業当初は成功同然!開業からある程度の年月が経ち、売り上げもよくなってくると事業拡大を考える方もいらっしゃるようです。店舗を増やし、どんどん売り上げが上がっていけば「今度は海外進出!!」と夢も膨らみます。しかし目先の売り上げだけを見て、長期的な計画抜きに事業を拡大していくとどうなるでしょうか。
もちろん売り上げも上がるでしょうが、それよりもランニングコストは何倍にも跳ね上がります。それぞれの土地にあったニーズにこたえているうちに、あっという間に支出金は膨れ上がっていくでしょう。
結果、管理しきれずに倒産せざるを得なくなってしまうというパターンです。
ここまで四つのパターンを挙げましたが他にもちろん他にも倒産理由はたくさんあります。
・友人や仲間を集って起業したものの、考えが合わず仲間割れしてしまった
・未経験の業種で、知識もライバル業者も分からないまま起業してしまった
・成功している起業家をまねたけれど、今の時代では通用しなかった
ここに挙げたのはほんのひと握りのケースですが、起業失敗の74%は主にこういったことが原因なのです。
では、起業成功のためにはどこをおさえるべきなのでしょうか。
なによりも重要なのは、起業時点でしっかりと事業計画書を立てることです。あらゆるパターンを想定して準備をすすめることがいかに大事かということを知っておきましょう。失敗にもさまざまな例がありますから、最初から回避する方法はもちろん、その失敗が起きてしまったときの対処法までも考えておく必要もあります。
また計画書には、金銭面や物件・立地、従業員数や経営理念に至るまでしっかり記入することが大切です。経営方針が定まるだけでなく、融資を受けたいときには必須となるので正確かつ綿密に作成しましょう。
その会社は、あなたが起業したあなたの会社です。どんなことがあっても投げ出さず、最後まで責任を取る覚悟を持つことが、起業成功のための最低限のコツといえます。
最後に、経営戦略を具体的に考えていきましょう。先ほど紹介した失敗例から学べることがたくさんあります。
①起業時にかかるコストを大幅に削減する
初期費用をできるだけ抑えれば経営が楽になります。事業の中には、在庫や事務所を持たずに始められるものもあります。
②ランニングコストをおさえる
人件費を減らすために人、手のかかる作業の削減や効率化することで、ランニングコストをおさえます。また、ひとりで作業できるネット販売などの会社なら作業スペースも削減できます
③トレンドや季節品でないものやサービスを選ぶ
ブームに左右されず、長期的に売れる見込みのあるものやサービスを選ぶことが大切です。オールシーズンに対応できる販売・提供方法を事前に考えることをおすすめします。
④売れすぎても場所や人員を拡大しなくてもよいものを選ぶ
自身の身の丈にあった範囲で行える方法を考え、拡大の必要がないような業種を選びましょう。
ただやはり、知識のない人間が成功するにはかなりの時間や労力、根気が必要です。そのような方のために、起業にはフランチャイズを利用するという選択肢もあります。
フランチャイズは、加盟する人や法人が本部からノウハウやサービスを教えてもらう代わりに、その対価となる収益の一部を加盟店に支払うという仕組みです。世間に通用する大手ブランドや長期的に売れている商品を扱うフランチャイズに加盟すれば、経営を始めることができます。
また、実績のある本部会社からサポートをうけて起業するため、70%という高い起業成功率が期待できるのです! 起業したいけど知識もないし資本金もない、といった方はフランチャイズを利用する手段もあることを、頭においてみてはいかがでしょうか。
起業成功のためのコツと戦略について。
・どんな業種で起業したいのか、その業種で長期的に販売、提供することができるのか検討すること
・起業の際は、社長となる自分自身が最後まで責任を持つ覚悟を決めること
・失敗例から学べることを参考に、さまざまなパターンを想定した綿密な事業計画を立てること
・未経験で一人きりでの起業が不安な場合は、フランチャイズ加盟店に加盟しサポートをうけながら起業をすすめるという方法があること
起業をお考えの方は以上を参考に準備をすすめてみてはいかかでしょうか。準備や計画は非常に大切です。低い起業成功率の壁を超えるのは、今起業を志しているそこのあなたかもしれません。
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