FCで大事な心構え～加盟者となる人へ～

最終更新日：2023年11月3日

• リスクを認識すべき
• フランチャイズは難しいビジネスであることを知る
• トラブル事例をチェックしておこう！

「フランチャイズビジネスでは加盟店は独立した事業者である」と言われると、ついつい本部のサポートってどれくらいの範囲なのか再確認したくなるかもしれません。基本的に各々の責任において締結する契約ですから、契約時にはすべて知っておかなければなりません。つまり独立事業者としての自覚を持って契約をすべき、と言えます。他にもフランチャイズ加盟者にとってこれは大事、といえることは何かをチェックしてみたいと思います。

リスクを認識すべき

FC加盟後、事業が軌道に乗るまでにはある程度時間がかかるケースが多く、立地条件、経済情勢などは予め想定すべき項目になります。利益はあの店舗のようにすぐに上がる、と考えるのは無駄なことですし、リスクをしっかり認識してからスタートすべきと言えます。

もちろん契約を解除する場合の条件を含め契約内容を隅々まで理解し、加盟者として本部に対する責任、義務の内容も意識できるように学んでおかなければなりません。

フランチャイズは難しいビジネスであることを知る

フランチャイズ契約では契約期間が長期に渡ることが多く、それだけに内容を十分に把握した上での契約が必須となります。事前に例えば、既存加盟店の話を聞いたり、実際に出向いて客足をチェックする、他には専門家の意見もよく耳にすべきことですし、ビジネスセミナーとしてFCの話題を聞いたり、気になる話をする方がいればアポイントを取ってみるなど、多角的な情報収集が実を結ぶ世界です。

十分に納得した上でスタートするのとそうでないのとではかなりの開きがあります。事前説明が無かったとか、納得が行かない、などとトラブルになる報告も多々あると言われますが、フランチャイズは単独ビジネスに他なりません。どんなに小さい疑問でも解消しておかなければならず、実際にビジネスについてはもっとも広範囲な知識が要求されるとも言えます。

トラブル事例をチェックしておこう！

最後に実際のトラブル事例をあげてみます。

・当初の売上予測の半分に満たないことで疑問を提示する

・開店できなかった、しかし加盟金が返還されない

・後になってロイヤルティが高いと驚く

・売上がダウン、赤字になり、本部から知らないうちに貸付をされた

・テリトリー内に同じチェーン店が出た

・解約を申し出たら高すぎる違約金を請求された

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