最終更新日:2023年11月3日
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「商品はいいはずなのに何で売れないんだろう…」と悩んでいる方は、マーケティングミックスで商品を見直してみましょう。
マーケティングミックスはマーケティングのフレームワークのひとつで、今回は代表的な4Pと4Cの基礎を解説したいと思います。
難しいイメージのあるマーケティングも、フレームワークに当てはめて考えれば非常にわかりやすくなります。
起業する方が学んでおくと製品やサービスの開発・宣伝に役立つので、この機会に学んでおきましょう。
マーケティングミックスは製品を販売するために使用するマーケティング理論で、有名な分類に4Pというものがあります。
4Pは「製品(Product)」「価格(Price)」「流通(Place)」「プロモーション(Promotion)」の頭文字をとった分類で、それぞれの要素が影響しあっています。
この4Pをいかに最適化するかがマーケティングミックスの肝で、フレームワークとして当てはめることでややこしいマーケティングの概念をシンプルに考えることができます。
上記の4Pは売り手視点での考え方で、4Cは買い手の視点での考え方です。
4Cは「顧客価値(Customer Value)」「顧客にとっての経費(Cost)」「顧客利便性(Convenience)」「顧客とのコミュニケーション(Communication)」で、それぞれ4Pの要素に対応します。
売り手視点の4P、買い手視点の4C。
この2つのマーケティングミックスを組み合わせることにより、顧客に求められる製品・サービスの開発、宣伝の仕方が見えてきます。
「製品(Product)」は製品、サービス、ブランディングが該当します。
「顧客価値(Customer Value)」は顧客にとってどのような価値をもたらす製品・サービスであるかを考えるための要素で、売れる商品・サービスを開発するには企業は顧客が求めるものを理解する必要があります。
高価であるにも関わらず売れるブランド商品は、商品の質だけでなく、ブランド力を含めて顧客がそれだけのお金を払う価値がある商品だと感じることで売れる商品になります。
飲食店の場合、スターバックスの例にすると、他のコーヒーチェーン店より価格が高めに設定されていますが、居心地の良い場所と上質な接客を提供することで価値を高めています。
製品・サービスの価格は相対的に高いか安いかだけで判断されず、顧客にとって支払う価値があるものであるかどうかがポイントになります。
販売場所は企業側の都合ではなく、顧客の利便性を考える必要があります。
入手しやすさを重視するならコンビニで、高級感を演出するなら百貨店で販売するなど、選ぶ販売チャネルによって戦略も変わってきます。
入手しやすいかどうかは非常に重要ですが、反対にブランド品はどこでも手に入るとなると価値が下がるため、専門店で販売する方がブランドの価値を高める効果があります。
最適な販売チャネルは製品によって異なり、製品のイメージやターゲット層に応じた戦略が必要となります。
プロモーション=宣伝は企業から顧客に対して向けるメッセージですが、ただ発信するだけでは効果がありません。
どう伝えれば顧客の購買意欲を高め、購買行動を起こしてくれるのかを考える必要があります。
極端な例を挙げると、高齢者が多く集まる場所で若者向けの商品の宣伝をしても効果が期待できませんよね。
どの場所にターゲット層がいるのか、どういったメッセージを発信すれば顧客は関心を持ってくれるのかなど、顧客とのコミュニケーションを考えて顧客に反応してもらえるにはどうしたらいいかを考えなければなりません。
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