最終更新日:2023年11月3日
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いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。
経営は攻めと守り、両方のバランスが大事です。
攻める一方ではリスクがありますし、守るだけでは事業拡大が望めません。
経営者によって攻める経営を好むタイプ、守りの経営を好むタイプに分かれますが、攻守どちらも揃っている経営であるのが理想的です。
というわけで、今回は攻めの経営、守りの経営について掘り下げてみたいと思います。
ビジネスにおける、攻めの経営の例をいくつか挙げたいと思います。
・新規顧客の獲得
・新エリアの出店
・新規商品、サービスの展開
・新しい市場の開拓
・販路拡大
・買収
・投資
ここに挙げたのは一例ですが、既存の商品や市場に留まらず、新しい可能性を開拓するのが攻めの経営です。
ベンチャー企業は新しい商品やサービス、技術などを投入する会社が多いので、ベンチャー企業の経営者は攻めの経営をする傾向があります。
フランチャイズの例だと、日本で未開拓の事業に参入したり、多額の初期投資をしたり、または法人が新しい市場に参入するのも攻めの経営です。
法人が現在の市場とは別に、新しい市場に参入する場合、一から自社でスタートするより、フランチャイズでノウハウを提供してもらった方がリスクを低く抑えることができます。
法人が未経験の市場に参入するにはそれなりのリスクがありますので、フランチャイズを利用するなど、戦略を考える必要があります。
では今度は反対に、守りの経営はどんな戦略があるのか見てみましょう。
・既存顧客の維持
・顧客一人あたりの単価を高める
・顧客ロイヤリティを高める
・既存エリアでのシェア拡大
・コスト削減
守りの経営は、既存顧客が離れないように商品やサービスのクオリティを維持したり、満足度を高めるなど、今抱えている顧客を離さないようにします。
現状維持では売上アップが見込めないので、顧客ロイヤルティを高めたり、ブランド力を高める戦略なども必要となります。
コスト削減も守りの経営のひとつで、売上が伸び悩んでいる場合は、固定費の削減、人件費の見直しなど、経費を見直すことでカバーします。
最近だと、任天堂はWii Uなどのハード機の売上が伸びずに赤字に陥っていましたが、広告宣伝費などコスト削減を実施し、4年ぶりに営業黒字への転換を成功させました。
事業を成功させるには、攻めの経営、守りの経営の両方のバランスをとることが大事です。
攻める一方では常にリスクがつきまといますし、守りの経営だけではなかなか事業を拡大できません。
サッカーでも野球でも、攻守のどちらも優れているチームの方が断然強いですよね。
ビジネスも同じで、攻守のバランスがとれている企業である方が不況にも強いです。
たとえばブームに乗って事業を拡大するのは非常にリスクが大きいですが、ブームを正しく見極めて攻めれば売上につながります。
ひとつのブームに頼るとブームが終わった時に事業が立ち行かなくなりますが、安定した売上を持っていればリスクに備えながら攻めることができます。
守り一方に転じてしまうと、時代のニーズに対応しきれず顧客が離れてしまったり、他社に遅れをとってしまうため、守るだけの経営もリスクがあります。
顧客ロイヤルティを高める戦略を投じたり、コスト削減を見直す守りの経営をすると同時に、常に市場の動きを観察・分析することも必要です。
守る一方では他社に先んじることはできないので、守りを固めながら攻めの戦略を考えてみましょう。
新規開業をする際、一から自分で何もかもやろうとすると、事業を軌道に乗せるまでに時間と費用がかかりますし、知識が技術不足で事業が失敗するリスクがあります。
フランチャイズに加盟することで、その分野で蓄積されたノウハウや経験を本部から学ぶことができるので、新規開業のリスクを下げることができます。
フランチャイズの業種はさまざまで、コンビニや居酒屋など定番の事業から、まだ日本で普及していない未開拓の事業もたくさんあります。
攻めの経営をするなら、飽和状態の市場に参入するより、未開拓の市場に参入する方がシェアを獲得しやすいです。
アメリカで成功したビジネスで、日本人にもウケが良いビジネスなら成功する可能性があります。
厳しいビジネスの世界で生き残るには、攻守揃ったフランチャイズを見つけるのもひとつの戦略です。
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