その手があったか！空き月極駐車場をビジネスに変えたakippaの収益の仕組み

最終更新日：2023年11月3日

• 1台単位で駐車場を貸し出せる akippa（あきっぱ）
• akippaの駐車場ビジネスが優れている点
  
• akippaで駐車場を貸し出す

ビジネスのチャンスは日常の何気ないところに転がっていて、ちょっと視点を変えてみるだけで気付けることがあります。
聞いてみれば「なるほど！」と思うけれど、なかなかチャンスを収益に活かすのは難しいものですよね。
日常生活にあるチャンスをビジネスに変えた、akippaのビジネスの仕組みについて解説したいと思います。

1台単位で駐車場を貸し出せる akippa（あきっぱ）

月極駐車場は契約者がおらず空きの状態だと収入になりませんし、1台だけ空いているのはもったいないですよね。
コインパーキングなら入れ替わりで利用してもらえるので、契約がないスペースを埋めなければという悩みがありませんが設備投資が必要ですし、月極駐車場とは運営形態が変わってしまいます。

空きスペースがある月極駐車場の悩みを解決するakippaというサービスの利用者が今増えていて、事業の仕組みを聞くと「その手があったか！」と先んじられたことにちょっぴり悔しい思いをすることでしょう。

akippaは月極駐車場の空きスペースを1日単位で貸し出すことができるサービスで、1日以内なら何度でも入出庫が可能としています。
休日にお出かけした際、ショッピングモールの駐車場が混んでいたり、コインパーキングも一杯になっている時、駐車するまでに時間がかかってしまいますよね。
そういった時に1日単位で借りられる駐車場があれば便利だと思いませんか？
借りる方は当日だけ駐車スペースを借りられるので助かりますし、貸し出す方は空きスペースを貸し出して収益が得られるので、双方にメリットがあります。
akippaはiPhoneとAndroidのアプリを無料で提供していて、スマートフォンから空き駐車場を探して予約することができます。

akippaの駐車場ビジネスが優れている点

akippaの運営側の手数料は30％に設定されていて、駐車場が借りてもらえれば駐車料金の30%が入ってくる仕組みになっています。
月極駐車場は空きのままにしておいても収益にならないので、駐車場のオーナーとしては借り手が見つかるまでのつなぎとしてakippaで貸し出した方がメリットがあります。

コインパーキングは精算機やロック装置を設置しなければならないので初期費用がかかりますが、月極駐車場なら設備投資が不要なので登録すればすぐにでも月極駐車場の空きスペースを一時利用可能な駐車場として貸し出すことができます。
設備投資が不要なので費用がかからず、すぐに始められるのがakippaがビジネスとして非常に優れている点です。
空きのある月極駐車場を一時利用駐車場として活用することは、駐車場のオーナーにとっても運営側にとってもリスクなしで収益チャンスが広がるので、双方にメリットがあります。

akippaで駐車場を貸し出す

akippaでは平日だけ、または休日だけ貸し出すことも可能で、オーナーの意向によって貸し出し方を選ぶことができます。
登録は無料で、わずか5分で登録が完了します。
ネットから駐車場の登録が可能で、車だけでなくオートバイの駐輪スペースを貸し出すことも可能です。

駐車場を一時利用したい方はアプリで検索して目的地の最寄りのakippa登録駐車場を探すので、ネットで広く利用者を募ることができます。
スマートフォンでもパソコンからでも検索可能なので、月極駐車場の契約者が決まるまでの間に利用して駐車場収益を増やすのに最適なサービスです。

ビジネスの仕組みを聞いてみれば誰でも思いつきそうな気がしますが、ビジネスチャンスに気付けるかどうかは経営者の日頃の観察力で差が出ます。
akippaのように気付けばビジネスになるけれど、実用化されていないサービスはまだまだあるはずで、先に気付いてビジネスにした者勝ちです。
普段歩き慣れた道でも、ちょっと視点を変えて見てみると「これはビジネスになるんじゃないか？」というものがあるかもしれません。
新しいビジネスチャンスを見つけるには、普段とは違う視点で物事を見る習慣が必要だと言えます。

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