最終更新日:2023年11月3日
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ポリバケツやポストイット、セロテープなど、日常生活で広く使われるモノは一社の登録商標となっていることがあります。
意外にも知られていない、登録商標になっている商品の特集として、ポリバケツ、ポストイット、セロテープを登録商標にしている企業を紹介します。
豆知識にもなるので、ぜひ覚えていただければと思います。
液体の運搬、ゴミ入れなどに使われているポリバケツは、実は積水テクノ成型株式会社の登録商標なのです。
ポリバケツという商品ジャンルではなく、ポリバケツ自体が商品名となっています。
積水テクノ成型株式会社のポリバケツはフタが付いているタイプのバケツで、ポリバケツと呼称する場合は正確には積水テクノ成型株式会社のポリバケツのみを指すことになります。
バケツ自体は色々なメーカーから販売されていますが、ポリバケツという名称での販売は積水テクノ成型株式会社だけというのは意外だったのではないかと思います。
ポリバケツと言えば青く大きなバケツを思い浮かべる方が多いと思いますが、積水テクノ成型株式会社のポリバケツは5リットル、10リットル、20リットルなど容量の異なるポリバケツを販売しています。
ポリバケツの色は基本的に青ですが、消火用ポリバケツは赤色が採用されていて、フタのない広口ポリバケツもあります。
日常生活にすっかり浸透しているポリバケツは、積水テクノ成型株式会社の登録商標であるのは豆知識として覚えておくとよいかと思います。
これだけ広く名前が浸透している商品名を考えた人はすごいですね。
ポスト・イットといえば付箋(ふせん)のことを指して使われますが、実はポスト・イットはアメリカの化学メーカー・3M(スリーエム)の登録商標となっています。
1980年(昭和55年)からアメリカで発売が開始され、現在では100カ国を超える国で使用されている世界的ヒット商品です。
他社メーカーの付箋もポスト・イットとつい呼んでしまう方も多いと思いますが、正確にはポスト・イットは3M社製の付箋のみを指します。
ポスト・イットは参考書の重要なページに挟んでおいたり、ちょっとしたメモを書いて机などに貼っておけるのでとても便利ですよね。
最近ではスマートフォンカメラでポスト・イットを撮影し、スマホアプリでポスト・イットを整理・保存できるサービスも登場しています。
他社の付箋はポスト・イットではないので、こちらも豆知識として覚えておくと良いかと思います。
セロファンに接着剤を塗ったものをセロハンテープと呼びますが、略してセロテープと呼んでいる方は多いと思います。
実はセロテープはテープ剤を製造・販売するニチバン株式会社の登録商標であるため、セロテープはセロハンテープの略称ではなく、固有の商品名なのです。
セロテープは1948年(昭和23年)から商標として使用されている歴史ある商品名で、アメリカから輸入したセロハンテープを元に開発されました。
一般的にはセロテープという名称を使う方の方が多くなっていますが、正確にはセロテープはニチバン株式会社が製造するセロハンテープのみを指す呼称となります。
セロテープは日常生活になくてはならない文房具で、セロテープが販売された当初は他にセロハンテープがなかったため、セロテープという名称で広く普及することとなりました。
セロテープはセロハンテープの”ハン”の部分を省いた名称なので、セロハンテープの略であると思うのも無理はないですね。
これだけ広くセロテープという名称が広まっているので、他社のセロハンテープをセロテープと呼ぶのは仕方がないことですが、セロハンテープに関するビジネスシーンではきちんと分けて呼ぶ方が良いかと思います。
ポリバケツ、ポスト・イット、セロテープ、いずれも日常生活に広く浸透している商品でありますが、一社の登録商標ということを知らなかったという方は多いかと思います。
一般名詞化するまでに普及する商品というのは、商品自体の使いやすさもそうですが、名称の親しみやすさも関係しているのでしょうね。
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